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ゲイ用語の基礎知識

トム・オブ・フィンランド

 世界で最も有名なゲイ・エロティック・アートの巨匠。その作品はニューヨーク近代美術館にも所蔵されています。

 1920年、フィンランドに生まれ、1950年代に『Physique Pictorial』というマッチョな男性の写真やイラストを掲載した雑誌に作品を投稿した際、編集部によって「トム・オブ・フィンランド」というペンネームをつけられました。
 トム・オブ・フィンランドの作品は、レザーマンやハードプレイを愛する人たちに崇拝されるようになると同時に、「ゲイはオネエばかりじゃない」と社会のステレオタイプに反感を持つ人たちにも支持を広げ、ゲイ・シーンで広く認知されるアーティストとなっていきました。

 短髪に髭という男くさい風貌のゲイたちが、鋲や鎖などメタリックな装飾をあしらったレザーのコスチューム(バイカーのような感じ)、軍人が履いていたようなブーツ、労働者風のスタイル、サポーター(ケツ割れ)、ボディピアス、タトゥなど、男らしさとセクシーさを強調するようなファッションに身を包み、ハードなプレイに興じるようなスタイルのエロティック・アートを特長としています。


Tom of Finland: The Art of Pleasure (Taschen)