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レポート:褌SMナイト

3月6日(水)、二丁目のArcHで開催された「褌SMナイト」のレポートをお届けします。GOGOショーだけでなく、縄師の方の芸術的な緊縛ショーなども披露され、たいへん熱くセクシャルな一夜になりました。

レポート:褌SMナイト

3月6日(水)、二丁目のArcHで開催された「褌SMナイト」のレポートをお届けします。GOGOショーやポールダンスのほか、縄師の方の芸術的な緊縛ショーが披露され、たいへん熱くセクシャルな一夜になりました(レポート:後藤純一)
 

 ノンケさんと同様、ゲイの世界でもSMを愛する人は少なくありません(海外ではBDSMと言います。B=Bondage=拘束、D=Discipline=懲罰)。海外ではレザーとのセットですが、日本では、今回のような六尺との組み合わせで愛好されてきました。もしかしたら誤解している方もいらっしゃるかもしれませんので念のために申し上げると、SMは相手に苦痛を味わわせることを目的とした暴力的な行為(虐待)などではなく、お互いの合意と信頼関係の上に成り立つ、非常に高度なプレイです。
 ゲイの世界では「SはサーバントのS(またはサービスのS)、MはマスターのM」と言われたりしますが、S役を引き受ける人(少数ゆえにプレミアム)はタチ的な攻めをしつつもゲイらしい細やかな気遣いでMの人に奉仕する(気持ちよくさせる)ことが多いようです。
 SMは危険なプレイというイメージをもたれがちかもしれませんが、挿入に主眼を置いていないため、オーソドックスなアナルSEXよりもHIV感染のリスクは少なく、むしろセーファーなプレイと言えるかもしれません。そしてもちろん、SMに限らず、どんなプレイであっても、相手がいやがる行為でない限り、何をしても自由です。(ごくまれに、二丁目でもSMやフィストなどのハードプレイに対して眉をひそめるような反応を見聞きすることがありますが、それはノンケの人がゲイを嫌悪するのと同じことじゃないでしょうか…ゴトウはいつも性の前にリベラルでありたいと思います。ヘンタイバンザイ!です)
 
 二丁目のイベントとしては、後藤の記憶では、90年代にあった「GAMOS」というクラブでのイベントで、カテーテル・ショーが行われたことがありました(『バディ』誌に掲載)。また、同時期に(手前味噌ですが)公開フィストショーも2回ほど行われました(プレイというよりパフォーマンスとして)。その後、今回のようなSMショーが行われたことは…後藤の知る限り、なかったのでは?と思います。
 
 今回の「褌SMナイト」は、その名のとおり、ドレスコードが六尺で(上に鯉口などを着るのはOK)、SMというプレイ(主に縄による緊縛)をフィーチャーするパーティでした。たぶん日本有数のハードテイストなナイトでしたが、決して物々しい雰囲気ではなく、解放的で明るく楽しいナイトになりました。
 前置きが長くなってすみませんが、レポートをお届けします。

 


GOGO BOYのTAIyOさん&Ryuさん、
後半は体を張ってM役にもチャレンジし、
たいへんSEXYなパフォーマンスで
魅了してくれました。

もともと一般のイベントで活躍していた
というKAIEIさん。六尺姿でカッコいい
ポールダンスを披露してくれました。

縄師の直彦さんらが見事な縄さばきを披露。
芸術的な足し縄というテクニックや吊るし
など、熟練の技を感じさせました。

ArcHのスタッフのみなさんもノリノリ♪

 パーティは19時半にスタート。TOMOYAさんとPOPPOさんがハードハウス、テクノで雰囲気を盛り上げます。21時にはTAIyO&RyuさんによるGOGOショーがスタート。バーカウンターを使い、和テイストな衣装でSEXYにお客さんを魅了しました。続いてポールダンサーのKAIEIさんがアクロバティックかつSEXYなポールダンスを披露。お客さんがチップを渡したりする場面もあり、盛り上がっていました。
 それから、募集を見て来場された縄師の方たちが、ステージで緊縛ショーを始めました。『バディ』誌のグラビアやいくつかのSMサロンで縛りを担当していた直彦さん、そのお友達の龍門さん、海外含め様々なイベントで縛りを披露したりてきた牽牛さん(4月のTGNにも出演)らが、芸術的とも言える縄さばきを見せ、会場から拍手を浴びていました。
 22時半頃、再びGOGO BOYSが登場し、今度は直彦さん&龍門さんに縛られ、責められるという趣向で、素晴らしくハードなパフォーマンスを魅せてくれました(あそこまでやってくださるGOGOの方ってなかなかいないと思います。拍手!)
 お酒も回ってきた終盤には、あちこちで縛りが繰り広げられ、壮観でした。
 最後に褌太郎さんがステージに上がり、「これからもギリギリのところで皆さんに楽しんでいただけるイベントをやっていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました」とご挨拶。会場からはあたたかい拍手が贈られていました。
 


主催する褌太郎さん

スタッフの方たち
 主催する褌太郎さんは、1月から毎月、六尺系のイベントを水曜日に開催してきました。
「もともと六尺が好きで、blogを書いていたのですが、オフ会をやろうということになり、知人のお店を借りてイベントをやっていました。が、毎回30~40名もの方が来てくださるようになって会場が手狭になってきたのと、ArcHさんでイベントをやるのが夢だったので、周りの反対を押し切り、思い切ってArcHさんで開催することにしたんです。毎回たくさんの方にお越しいただいて、本当にうれしいです」

 褌太郎さんはこんなスゴいイベントをやってる割には、ちょっとほんわかした方で、そのかわいらしい感じが周りの人を魅了しているのかな、と思います(スタッフの方はみなさん、お友達だそうです)。正直、イベンターとしては新人さんなので、あまりイベントを緻密に構成しているわけではありません(むしろゆるい感じです)が、逆にそれが幸いして、お客さんが率先してステージに上がったり、のびのび自由に楽しんでる感じがして、いいなあと思います。イベントって本当にオーガナイザーの性格が反映されるんだなあと思います。

☆フォトアルバムはこちら (※ハードテイストが苦手な方はご遠慮ください)

 

 それから、先月、Twitterなどでも話題になった褌太郎さん主催の「露出狂ナイト」というイベントがありました。そちらもたくさんの人たちが集ま り、盛り上がっていました。半分くらいはふつうにパン一とか六尺でしたが、メッシュをうまく使ってる方、エプロン姿の方、マンキニを着用している方なども いて、思い思いのSEXYな恰好で楽しむ光景が、本当に素敵でした。また4月には褌ナイト(打勇太鼓なども出演)、5月には露出狂ナイト(虹組ファイツなども出演)が開催されますので、お気軽にお出かけしてみてください。

次回以降のスケジュール:
4/17(水)「褌ナイトvol.05 〜お花見SPECIAL〜」@ArcH
5/15(水)「露出狂ナイト 〜褌太郎バースデーBASH‼〜」@ArcH