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2013年、東京のGWは超レインボー!

いよいよ今週末からGWがスタート!! 今年は東京レインボープライドを中心とした「Tokyo Rainbow Week」が初めて企画され、Shangri-La@ageHaや二丁目のクラブパーティなどと合わせて東京のGWを楽しむ方が多いのでは? まずは「Tokyo Rainbow Week」についてお伝えしましょう。

2013年、東京のGWは超レインボー!

 いよいよ今週末からGWがスタートしますね。この時期の二丁目は、毎年ものすごいにぎわいを見せますが、今年はさらに、連日連夜、実に多彩なイベントが開催され、スペシャルな盛り上がりを見せそうです。というわけで、東京で開催されるGWイベントの特集をお届けします。

 今年のGWの最大のトピックは、おそらく日本初のプライドウィーク(イベント週間)となる「Tokyo Rainbow Week」が立ち上げられたことだと思います。期間中毎日、パレードや映画上映、Living Togetherなパーティ、トークショーなどが行われ、夜だけじゃなくて昼間も、ゲイだけじゃなくてレズビアンやトランスジェンダーの方も、フレンドリーなストレート(アライ)の方も楽しめるような企画です。今年はぜひみなさんも、東京で素晴らしくカラフルなGWをお過ごしください!ということで、GW特集第一弾は、「Tokyo Rainbow Week」関連のイベントをご紹介いたします。


Tokyo Rainbow Weekとは?
 

「Tokyo Rainbow Week」は「セクシュアルマイノリティの人たちがより自分らしく前向きに暮らしていくことのできる社会をみんなで応援し、サポートする」ことを趣旨とし、GWの期間中、パレードやプチ映画祭をはじめ、クラブでのイベントやトークショーなど、さまざまな催し(プライドイベント)を開催するものです。

 海外に目を向けてみると、アメリカでは6月がプライドマンスとなっており、オバマ大統領も祝福しますし、各地でパレードをはじめとするさまざまなプライドイベントが行われます。シドニーのマルディグラも2月第2週頃から3月第1週にかけてたくさんのイベントが行われる「お祭り月間」となっています。また、お隣のソウルでもパレードや映画祭などを立て続けに開催するQueer Culture Festivalが、中国でも上海プライドフェスティバルが開催されています。

 日本では大々的に「○○ウィーク」「○○月間」と銘打って集中的に各種イベントを行ったり全国で一斉にパレードをしたりということはあまりなく、代わりに、6月は名古屋でNLGR、7月は東京で映画祭、8月は東京でパレード+レインボー祭り、9月は札幌でパレード、10月は大阪でPluS+と関パレ、というように、時期をずらして各地でイベントウィーケンドが形成されてきました(そういう形になったのは、それぞれのイベントの主催者の方たちの「かぶらないように」という気配りだったと思います)

 今回の「Tokyo Rainbow Week」はそういう意味でも初ですが、今最もアクティブな活躍を見せているさまざまなセクシュアルマイノリティの団体(ハートをつなごう学校、虹色ダイバーシティ、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、NPO法人グッド・エイジング・エールズ、Re:Bit、東京レインボープライド、NPO法人ピアフレンズ)が共同で開催しているところも素晴らしいと思います。(現実問題として参加団体が多くなればなるほど運営は大変になると思いますが)いろんな団体が共同/恊働して「○○ウィーク」とすることで、よりビジブルに、より大きくなるし(メディアにも取り上げられやすくなることでしょう)、「GWは東京に行ってみよう」と思う方(地方の方や海外の方など)も多くなるのでは?と思います。

 そして、この「Tokyo Rainbow Week」には、アメリカ、オランダ大使館、ドイツ大使館、ベルギーの4ヶ国の大使館が後援についているほか、IBM Corporation、アルファ ロメオ、小淵沢アートヴィレッジ、グーグル株式会社、株式会社 サニーサイドアップ、G PROJECT、電通ダイバーシティ・ラボ、株式会社 チェリオコーポレーション、プリントショップ マジック、BAREFOOT WINE & BUBBLY、REACH Onlineといった多くの企業・団体が協賛についています。協力・賛同団体となると数えきれないくらいです(一覧はこちら

 「セクシュアルマイノリティの人たちがより自分らしく前向きに暮らしていくことのできる社会をみんなで応援する」という趣旨に賛同してくれる人たちがこんなにたくさん…と思うと、胸が熱くなります。僕らのコミュニティと一般社会とをつなぐ虹色の架け橋、それが「Tokyo Rainbow Week」です。

TOKYO RAINBOW WEEK 
期間:4月27日(土)~5月6日(月祝)


東京レインボープライド

 昨年に続き、今年もGW中の4月28日(日)、東京レインボープライドのパレードが開催されます。今年はそのステージで「Tokyo Rainbow Week」のキックオフ宣言が行われます。また、「Tokyo Rainbow Week」の一環として、みなさんが友達や家族、恋人といっしょにゆっくりくつろいだりランチをしたりできるような「Rainbow Food Terrace」が、ステージ近くに用意されるそうです。

 アルファロメオやPHILIPSなどの大手企業が協賛について(スポンサー一覧はこちら)、今年も盛大に開催されそうな東京レインボープライドですが、なんと言ってもスゴいのは、アメリカ合衆国、イギリス、イスラエル、オランダ、スウェーデン、ドイツ、ブラジル、フランス、ベルギーという9ヵ国の大使館が参加を表明していることです。大使館が参加するというのは、国としてセクシュアルマイノリティのパレード(権利擁護を訴えるデモンストレーション)を支援するというスタンスを表明しているわけですから、素晴らしいことです(しかも9ヶ国も)。広場に各国のブースが出展されるそうですので、ぜひご覧ください。

 パレードといえば、どのフロートで歩くかが気になるところ。今回は、王道のクラブ系が「TOKYO GAY NIGHTフロート」、AKB系が「NSM48フロート」、ハロプロが「虹組ファイツ号」、その他J-POP全般が「ブス会号」で楽しめそうです。12時30分には代々木公園を出発しますので、みなさん、早めに集まりましょうね!

 そしてステージでは、エスムラルダさん&キムビアンカさんが司会をつとめるほか、昨年のTSSAにも出演してくださった中村中さん、野宮真貴さんのライブも決定しています。ゲイシーンでおなじみの新虹(あらぬーじ)、二丁ハロ、虹組ファイツ、NSM48、そしてレイチェル・ダムールさんらもパフォーマンスを披露してくれます。会場では豪華ドラァグクイーンやGOGO BOYのみなさんがチャリティサポーターをつとめます。

 代々木公園のステージ前の広場には、参加各国の大使館・政府観光局ブースのほか、今回初協賛のPHILIPS、ブース初出展のロイターや三井生命をはじめとした約50もの企業・団体によるブースが出るそうで、とてもにぎやかになりそうです(個人的には、昨年のNLGRを感動的に演出してくれたヴァレンティーウェディング、いつも素敵なレインボーグッズを提供してくれるL&G Timpaniあたりが楽しそう♪と思います)。また、ホットドッグ、タコス、ケバブなどのケータリングカーも来るそうなので、わざわざ渋谷や原宿までご飯を食べに出なくても大丈夫。「タイフェス」などのように、まる1日ピクニック気分を味わえます。

 もちろん、ゲイやレズビアンの方だけじゃなく、どなたでも参加できます(ご友人やご家族など、大歓迎です)。いっしょにあの祝福感を味わってみてください!

東京レインボープライド
日時:4月28日(日)9:30~17:30(12:30パレード出発)
会場:代々木公園

<タイムテーブル(予定)>
9:30 パレード受付開始
11:00 オープニングセレモニー&開会宣言
11:30 ライブ:野宮真貴&BIBA
12:10 パレード整列開始
12:30 行進スタート
14:00 ブース紹介
14:10 来賓スピーチ
15:20 Tokyo Rainbow Week 2013 キックオフ宣言
17:00 ライブ:中村中
17:20 フィナーレ   

<フロート>
[1]Happy Pride!
・「Happy Pride!」と声をかけあってハイタッチし、パレードをお祝いしよう!
[2]FTM GRAMMY TOKYO
・FTMが主役となり、DJ&ダンサーを務めるイベント『FTM GRAMMY』のフロートです。
[3]虹組ファイツ号
・ゲイアイドルサークル「虹組ファイツ」のフロートです。ハロプロの曲もかかります。
[4]セクシュアリティを越えて仲間になろう~”All Human Mix”~
・多様なセクシュアリティのGoGoたちがフロートを盛り上げます。
[5]EROS
・WOMEN ONLYのPARTY「EROS」のフロートです。
[6]ブス会号~Enjoy the BUSU~
・楽しいイベントを開催し、誰でもエンジョイできるゲイサークル「ブス会」のフロート。All J-Popです。
[7]虹色の旗のもとに~“Flags of Pride”~
・大きなレインボーフラッグを参加者みんなで持って歩きます。パレードでの一体感を楽しもう!
[8]NSM48フロート
・名古屋のセクマイアイドル・NSM48のフロート。AKB48など48グループの曲で盛り上がります。
[9]TOKYO GAY NIGHT
・言わずと知れたTGNのフロート。クラブ系のみんなはここでキマリ!?



東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 『春の名作劇場』

「Tokyo Rainbow Week」の一環として、今年で第22回を迎える東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が、7月の開催に先駆け、1日限りの特別上映会を開催します。これまで映画祭で上映されたたくさんの映画の中から特に人気の高かった名作をピックアップしてお届けするもので、中でもゲイの高校生のミュージカル『シェイクスピアと僕の夢』は、誰もが楽しめる(「glee」が好きな方なら間違いなくハマる)本格エンタメ作品です! 過去の上映を見逃してしまった方、もう一度見たくてしかたない方などもぜひ、この機会に足をお運びください!

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 『春の名作劇場』
日時:4月29日(月祝)
10:30 - 12:00 『シェリー・ライト ― カントリーシンガーの告白』
12:45 - 14:00 『短編セレクション』
14:30 - 16:05 『シェイクスピアと僕の夢』
会場:東京ウィメンズプラザ ホール
料金:1プログラム1,000円(学生 800円)、3プログラム2,500円

<上映作品>
『シェイクスピアと僕の夢』
憧れのイケメンをゲイに!? 超ポップな”真夏の夜の夢”
夢見る男子高校生ティモシーはミュージカルが大好き。学校の授業でシェイクスピアの『真夏の夜の夢』の妖精パックを演じることになったティモシーは、台本に出てくる伝説の媚薬のレシピを偶然見つけてしまう。まずは薬で学年の人気者ラグビー選手を自分に夢中にさせ、ティモシーの次なる野望は…町全体をゲイ・フレンドリーにすること! 世界各国の映画祭で数々の賞に輝いた、観たらゼッタイ幸せになる、ホットでキュートなハートフル・ミュージカル。

『シェリー・ライト ― カントリーシンガーの告白』
人気カントリー歌手が一大決意! 勇気と感動のカミングアウトドキュメンタリー
2010年5月に『People』誌でアメリカ人カントリー歌手として初めて同性愛者であることを告白し、時の人となったシェリー・ライト。彼女が暮らすのは保守的なテネシー州ナッシュビル。同性愛への偏見が根強く残るこの土地で、なぜシェリーはカミングアウトを決意したのか? そして彼女のカミングアウトに対する地元の人々とLGBTコミュニティの反応は? シェリーの奮闘を彼女自身が撮影したプライベートビデオと共に追いかける。

日本&アジア短編セレクション
『ごくごくふつーのっ!』
ゲイの高校教師に、男子生徒が「同性を好きになってしまった」と悩みを打ち明ける!その好きになった相手とは!?
『アンコール、再演一齣戲』
卒業公演に願いを託し、カミングアウトしようとする息子と母親の気持ちを繊細に描く台湾の短編作品。
『TSUYAKO』
監督の祖母の人生経験から描き出された「絆」が心に染み入る物語。世界中の50以上の映画祭で上映され、25もの賞に輝いた秀作。


その他のイベント


akta TAG TOUR vol.02
「Badi x Living Together」
「Tokyo Rainbow Week」ではパレードや映画祭以外にも、たくさんの催しが行われます。
4/27「Colorful Eve Reception グッド・エイジング・エールズ3周年Party」
4/28「東京レインボートークショー」
4/28「ピアフレピクニックin代々木公園」
4/30「LGBTA学生シンポジウム」
5/1「カラフルラン 東京」
5/3「LGBTが働きやすい職場とは ~アンケートから見えてきた現状~」
5/4-5/5「カラフルカフェ Tokyo Rainbow Week スペシャル」
5/5「ハートをつなごう授業」
5/6「HIVとカミングアウト&映画『The Hope of Love』上映会」
という具合に、期間中毎日、本当に多種多様な(カラフルな)イベントが行われます。(詳しくは公式サイトをご覧ください)

 その「Tokyo Rainbow Week」のクロージングイベントとなっているのが、5/6に二丁目のAiSOTOPE LOUNGEで開催される「akta TAG TOUR Vol.4 Tokyo Rainbow Week 2013 x Living Together」です。ドラァグクイーンのステージパフォーマンスやHIV陽性者の書いた手記を読むリーディングなどとともに、美しくあたたかく、GWのフィナーレを飾りましょう(二丁目のコミュニティセンター「akta」では「Tokyo Rainbow Week」にあわせたアート展も企画されていますので、そちらもお楽しみください♪)