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レポート:東京レインボープライド(2)

4月28日(日)、代々木公園で第2回東京レインボープライドが開催され、快晴の空の下、12,000人もの人たちが集まり、パレードやステージパフォーマンス、広場のブースなどを楽しみました。たくさんの歓びと感動にあふれ、本当に晴れやかで祝福感に満ちた1日となりました。

レポート:東京レインボープライド(2)

4月28日(日)、代々木公園で第2回東京レインボープライドが開催され、快晴の空の下、12,000人もの人たちが集まり、2,100人の方がパレードを歩きました。パレードのほかにもステージパフォーマンスや広場のブースなども本当に盛りだくさんで、たくさんの歓びと感動にあふれ、本当に晴れやかで祝福感に満ちた1日となりました。レポート第2弾として、広場(ブース)の様子、午後のステージの様子をお伝えします。(後藤純一)


広場(ブース)

 パレード帰着後、ケータリングカーに並んで昼食を食べる方も多かったですね。中にはシートを広げてピクニックのように過ごしている方もいらっしゃいました。
 それにしても、広場を埋め尽くすブース(テント)がたくさん…たぶん過去最高の出展数だったんじゃないかと思います。中でも今年は、何と言ってもやはり、大使館関係のブースがズラリと並んでいたのが壮観でした。

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ベルギーのブースでは、世界初のゲイの首相が誕生!というチラシがあっという間にハケてしまったそうです。写真はベルギー公使夫妻です。

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オランダ+フランダース観光局のブースは今年アントワープで開催されるOUTGAMES推しでした。

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スウェーデン大使館はなんと、旅行代理店と提携し、今年のストックホルムプライド(7/30)のツアーを作ったそうです(問合せはこちらまで)

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個人的にクオリティNo.1だと思ったのは、イカニモなマッチョ系兄貴が出迎えてくれたイギリス大使館。配布物もオシャレなクラブのフライヤーだったりしてカッコよかったです。

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アメリカ大使館は、Stonewallという団体に場所をシェアしていました。写真に写っているのは大使館内の学生サークルの方たちだそうです。

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今回初参加のPHILIPSのブース。担当の方に聞いたところ、ゲイの方はひげのお手入れなどに気を遣ってそうだからと仰ってました。ちなみに左の方はノンケさんでお子さんもいるそうです。

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同じく今回初参加の三井生命。担当の方に聞いたところ、お友達にLGBTの方がいて、今回参加を決めたんだそうです。貯蓄など、お金のことを考えてほしいという気持ちもあったそうです。

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お隣りのIBMは、もう10年も社内でLGBTについての社員教育に取り組んでおり、毎年6月(プライドマンス)には社内でLGBTのイベントがあったり、社食にレインボーメニューがあったりもするそうです。少ししかお話していないのですが、そんな充実した取組みが次々に紹介され…さすがTSSAで表彰されるだけのことはあります。

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Tokyo Rainbow Weekのブースは、たくさんの団体が集まって、一角を形成していました。写真は東京ディズニーシーで結婚式を挙げたひろこさん(Tokyo Rainbow Week副代表)と東小雪さんです。

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二丁目のコミュニティセンター「akta」のブースには若い方がたくさん! いつも僕らを笑顔にしてくれます。

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テンプル大学の学内サークルも初出展。玉入れゲームが遊び心満点。こういうの、新鮮ですね!

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いつもパレードや映画祭に出展(=協賛)してくれているL&G Timpaniiのレインボーアクセサリーショップ。笑顔が素敵です。今回も大勢の方たちが訪れ、熱心に品物を見ていました。

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こちらもいつもパレードに出展(=協賛)してくれているBIG GYMのブース。ゲイライフのお供となるお役立ちグッズ、Tシャツなどがリーズナブルに提供されていました。

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昨年のNLGR+で同性結婚式のプロデュースを行ってくれたバレンティ・ウエディングは、東京でもブースを出してくれました。衣装なども用意し、結婚式の記念写真が撮れるというもので、AFPのパレードレポート動画にも使われていました。写真左は、顔を入れると同性結婚式風の写真が撮れるボード(モデルさんはSOLという英会話の会社のお二人です)。写真右は、展示されていたウエディングドレス(その前にいるのは女装で遊びに来ていたサセコさん)

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クロークの前に、亡くなったパトリックさんのための献花台が用意されていました。写真は朝一で撮ったのでまだ少ないですが、夕方には本当にたくさんのお花でいっぱいになったそうです。

☆広場(ブース)のフォトアルバムはこちら

 

午後のステージ

 帰着後しばらくして、午後のステージが再開されました。昨年の第1回目の時は、帰着後のDJタイムがけっこうたっぷりあって、クラブっぽい自由な雰囲気を醸し出していましたが、今年は以前のパレードのようなかちっとした感じになっていました。パフォーマンスもハープ演奏などさまざまありましたが、ブースを回りながらでしたので、一部見れていない部分もあります。ご了承ください(見逃した中でいちばん悔しいのは、パトリック・リネハン大阪神戸総領事とハズバンドのエマーソン・カネグスケさんの「イコール・ライツ・キス」でした)

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上川あやさんと世田谷区議のみなさんが登場。「LGBT成人式」を支援してくださったり、世田谷区議(や区長)のみなさんは本当にフレンドリー。それも上川さんが長年、周囲の理解を深めてきたおかげだと思います。その後、中野区議の石坂わたるさんらも登場しました。

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ハロプロ公認ユニット「二丁ハロ。」と、AKBをカバーする「NSM48」が対決というていでパフォーマンスを繰り広げました。NSMに負けないようにということで、二丁ハロ。は今までにない武富士などのCMネタで攻めてきて、ドカンドカン笑いをとっていました(さすがです)。一方、NSM48のみなさんのひたむきさは、名古屋だけでなく東京でも輝いていました(ファンの応援もスゴかったです)

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大人気クイーン、レイチェル・ダムールさんのパフォーマンス。ゴージャスな羽根の衣装→シンプルな民族的な衣装→ぱっとレインボーの衣装に早替え→メイクを落としてタキシードに→そこからストリップ(さすがに今回は全脱ぎはナシでした)という、ポジティブオーラ全開な最高のエンタテイメントでした。会場のみなさんも心から歓喜し、拍手喝采!でした。

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キムビアンカさんのライブ。二丁目へのオマージュである新曲「Arch Queen」に続き、震災後に書いた「生きなさいよ」という歌を、バブリーナさんとデュエットし、しっとり聴かせました。

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Jay & Gospel Friendsのみなさん。「Somewhere over the rainbow」で歌い出したJayさん、一気にオーディエンスのハートをわしづかみに。ゴスペルはいいですね〜思わず体が動きます(某DJさんも思わず立ち上がって踊っていました)。ソウルの名曲「Lovely Day」なども素敵だったのですが、やはり「ハレルヤ~」と歌われると、ちょっと感涙ですね。最高にパレードにふさわしい祝福感でした。

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オオトリの中村中さんが登場。ピアノのイメージでしたが、今回はギターの弾き語り! お客さんにもガンガン声を出させたり、意外にも熱いライブでした。MCで「今日来た方たちを最高に尊敬します!」と語っていたのもジーンときました。最後に、「心の闇からどうやったら逃れられるのか、音楽だ」と言って「闇の中」という歌を披露。素晴らしくロックでした。

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すっかり日も暮れて、いよいよ、東京レインボープライドもフィナーレを迎えます。実行委員長の山縣真矢さんが挨拶し、キャストとスタッフのみなさんがステージに上がり、大きな拍手が贈られました。そして、中村中さんが再び登場し、アンコールとして「友達の詩」をみんなで合唱することに。ベンチに座ってた方もわーっと前に集まってきて、ちょっと鳥肌モノでした。悲しい歌なのに、すごく優しく心に沁みて、みんなの心をひとつにしていました。(実行委員会のみなさん、出演者のみなさん、本当におつかれさまでした。素敵なパレードを本当にありがとう!)

☆ステージのフォトアルバムはこちら

 

東京レインボープライド2013を振り返って

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 振り返ってみると、天気にも恵まれ、12,000人もの方が参加し(パレードを歩いた方は2,100人)、「2回目でずいぶん周知されたよね」「すっかり安定感が生まれたね」「よかったね」「いいパレードだったね」といった声がたくさん聞かれたパレードでした。

 毎回パレードで会う方たちはもちろん、ひさしぶりに会う方、遠方から来られた方などもいました(鳥取のセクシュアルマイノリティ・サークルの方や大学教授なども来られていたそうです)

 また、(たぶんお友達やご家族なんだと思いますが)親子連れの姿も目立ちました(小さいお子さんがステージ前ではしゃいでいたり、パレードでハイタッチしたりしていて、微笑ましかったです)。たぶんパレードが始まった当時(約20年前)は「同性愛者の集会なんて子どもに見せちゃダメ」と思う親御さんも多かったはず。でも今や、まるでピクニックのように親子で遊びに来て、ドラァグクイーンのショーなども率先して楽しんでいる、そういう光景に、感慨を覚えました。
 たくさんの企業や大使館などが後援・協賛につくようになり、本当に時代が変わったんだなあという感慨もありました。

 そういうパレードの成功も、1994年以来、いろんな苦労や挫折を経験しながらがんばってきた方たちの汗と涙、これまでの財産があったからこそだと思います(なので、ゴトウは、以前パレードのスタッフをしていた方に会うと「今日のパレードがあるのも、あなたの頑張りのおかげよ~」と言ってハグしてました)

 それから、DJのパトリックさんをはじめ、パレードに参加したくても参加できなかった方がいらっしゃるということも、忘れてはいけないな…とあらためて感じました。

 逆に、若い世代の方(平成生まれだったり)がどんどんパレードに参加してくれているのは、とてもうれしく、希望が感じられました。

 ともあれ、今年も東京でパレードという最高に祝福感に満ちたお祭りが開かれ、無事に成功したということに心から感謝したい気持ちです。本当におめでとうございます。

 まだパレードに行ったことがない、見たこともないという方もいらっしゃると思いますが、来年のGWはぜひみなさん、代々木公園に足を運んでみてください!

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