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レポート:Shangri-La 43 "SPLASH"

5月3日(土)、TOKYO MEGA WEEKENDのメインパーティとして開催されたShangri-La 43 "SPLASH”。たくさんのプレゼントやお楽しみが用意されたこの夜、アジア中から集まった3000人超のゲイたちがメンズ・ワンダーランドを満喫していました。

レポート:Shangri-La 43

5月3日(土)、TOKYO MEGA WEEKENDのメインパーティとして開催されたShangri-La 43 "SPLASH”。たくさんのプレゼントやお楽しみが用意されたこの夜、アジア中から集まった3000人超のゲイたちがメンズ・ワンダーランドを満喫していました。レポートをお届けします。(後藤純一)


 このGW、どのイベントも本当に盛況でしたが、やはりShangri-Laは別格。ものすごい人出でした。アジア中から集まった(と思います、本当に)数千人のゲイたちが、会場を埋め尽くしていました。 


Andrew Christian氏とTopherクンを
囲むGOGO BOYのみなさん
 今回の目玉は世界最大級アンダーウェアメーカー「アンドリュー・クリスチャン」のブース。デザイナーのAndrew Christian氏とトップモデルのTopher DiMaggioクンが来日!豪華プレゼントも!ということで、真っ先にブースに向かいました。Topherクン、本当に美しくてキラキラ感がハンパなかったです。いっしょに写真を撮ってもらい、オリジナルのチョーカーをプレゼントしてもらえて(おまけにスタッフの方がつけてくれました)、ゴキゲンな気分でアリーナへ。(友達は、アンドリュー・クリスチャンのパンツを穿いて行ったら、もう1枚パンツがもらえたと喜んでいました)


 アリーナは今まさにGOGO BOYSがアンドリュー・クリスチャンのかわいいサマーウェアを着て登場したところでした。フロアはすでに人がいっぱいだったのですが、なんとか肉の海をかきわけて、お気に入りのGOGOさんの前へ。ホントにほれぼれするくらいイイ男、高まる〜♪と思いながら、ショーを堪能していると、彼がアンドリュー・クリスチャンのキャップを手にとり、自分もかぶってみたり(セクシー演出)した後、近くにいるお客さんにプレゼントしはじめました。キャップは5つくらいあったのですが、最後の最後にいただくことができて(目の前で物欲しそうに見ていたせいだと思います)、天にも昇るキモチと言ったらおおげさですが、「お気に入りのGOGOさんに選んでもらえた」みたいな気がして、うれしくなりました(すっかりご満悦)


「今日はなんてラッキーなんでしょ♪」と浮かれ気分で、プールサイド(WATER)の「AMR-安室奈美恵ナイト」へ。予想通り安室ファンなみなさんで大盛り上がりでした。プールの上にミラーボールの櫓が出現していたのも素敵でした。やがてRHYNNさん&バックダンサーのみなさんによるFEELツアー再現ショーがスタート。ダンサーの方たちの「ものすごく練習したんだろうな…」と思わせる完成度の高さに魅了されました(前日は剛力彩芽をやっていたミョウガさんもキレッキレに踊っていてカッコよかったです)


 テント(BOX)は、今回初登場の「MEN’S EDM powered by TGN」。いつもはゆるぽナイトとかデブも専ナイトとか、GMPD系人気パーティを開催しているハコですが、今回は新しい方向性で勝負。フロアを席巻し、今やダンスシーンの中心に躍り出た感のあるEDM(Electronic Dance Music)をフィーチャーしつつ、GOGO BOYSだけでなくHIP HOP系ダンサーがステージで踊ったり、巨大スクリーンに海外アーティストの映像が流れていたりして、かなりオシャレな感じでした。若い子多め(ときどき自分のようなBBAも)で盛り上がっていました。


 それからISLANDの「CIRCUIT PARADISE 7」のGOGOショーに(大忙し)。途中でひさしぶりな友達に会って話し込んだりして、なかなかたどり着けず、フロアに着くころにはもうショーも終盤にさしかかっていました。それでも、アッパーな選曲にアガったり、ガチムチ系GOGOさんの雄姿を仰ぎ見たりしながら、充分楽しめました。喫煙スペースでは、一服しながら9monstersのプロフィールをさりげなくチェック、というお楽しみも(今回も9monstersでは、のべ1000名以上がマッチングしたそうです)

 そうこうしているうちに、再びアリーナでGOGOショー(回っちゃうよね〜)。この回はイスを使った演出でした。イスってどうしても「キャバレー」とか「NINE」みたいな(女性的な)動きをやってしまいがちなので(自分だけ?)、難しいのでは…と思いながら見ていたのですが、持ち上げたり、寝そべってみたり、みなさん上手に(エロティックに見えるように)使っていて、さすがだなあと感心。もちろんウェアはアンドリュー・クリスチャンでした。3時頃からDJがゲストのCHUSさんに代わり、ライティングやエアーブラストでハデに演出され、お客さんも盛り上がっていました。

 ここでちょっと休憩も兼ねてご飯タイム。フードコートはちょっと寒かったのですが、それでも大勢の人でにぎわってました。ここでも友達と会えて、このGWのいろいろ(パレードのこととか東京レインボーウィークのこととか)を話しました。
 
 その後も、BOXヘ行ったり、アリーナに行ってガタイ系の裸族に囲まれながら友達と(電車ごっこみたいな例のアレで)踊ったり、アリーナからISLANDに行く超過密状態な通路でちょっと素敵なサムシングがあったり。で、最後、DARK ROOMでもGOGOショーがあるというので、勇気を出して行ってみたのですが、満員で入れず(残念!)、再びアリーナに戻って踊ったり、明け方、プールサイドで朝陽を浴びながら、アイソの方にお会いして「まさにおはようございますですね」と笑ったり。キャスト総出演で盛り上がるAMRを堪能して帰りました。(フライヤーセットの中に7月のパーティの超特大フライヤーやアンドリュー・クリスチャンのポスターが入っていて、ダメオシのお得感でした)
 
 今回は、あちこちでたくさんのショーをやっているのを全部回るのは(混雑もスゴイし)無理かも…と思い、いつもよりちょっとだけくつろいで自由に過ごしてみました(ご飯も食べたし)。毎度のことですが、ひさしぶりに会う友達が何人もいて(Shangri-Laならではですね)いろいろしゃべったり、台湾辺りから来たと思われるカワイイ子たちを眺めたりするヨロコビもありつつ、ショーなども堪能しつつ、それだけでも大満足なのですが、今回はさらに、ちょっとドキドキもありつつ、プレゼントももらえて(期待以上のうれしさがあるってイイですよね)、とっても楽しかったです!

 友達どうしで行っても楽しいし、一人で行ってもきっと友達に会えるし(そしてデキやすい)、若い子好きな方も太め好きな方も外国人好きな方も誰でも遊べる、あちこちにお楽しみがてんこ盛りに用意されてて、ヤリたくなったら何だってデキる(ホントに)、それでいて決して高くないわけで(海外のパーティに比べると全然安いです。マルディグラのアフターなんて12,000円とか)、なんてお得なんだろう!とあらためて思いました。

 次回のShangri-Laは7月の3連、3Daysでの開催です。お楽しみに!
7/18[fri]
Opening Underwear Lounge Party ”雄汁男魂集会”
@AiSOTOPE LOUNGE
7/19[sat]
Shangri-La44 “MUSCLE BEACH”
@ageHa, TOKYO
Feat. DJ PAULO
7/20[sun]
Shangri-La 44’s CLOSING BASH “HAPPY BALL”
@AiSOTOPE LOUNGE


※今回のレポートの画像も、Shangri-Laの吉田さんからご提供いただきました(Photo by EISUKE KOMATSUBARA、NAOKO SUZUKI、TATSUSHI)。全画像をこちらからご覧いただけます。

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