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レポート:Shangri-La 47 "BLACK BALL"

2015年3月21日(土)に新木場ageHaで開催されたShangri-La 47 "BLACK BALL”のレポートをお届けします。

レポート:Shangri-La 47

2015年3月21日(土)に新木場ageHaで開催されたShangri-La 47 "BLACK BALL”。ゲイナイトの歓び、楽しさ、素晴らしさを再確認させてくれるような一夜でした。(後藤純一)


 今回は8年ぶりくらいに二丁目からシャトルバスに乗って新木場ageHaに向かいました(モニターにはカッコいいプロモ映像が流れていましたが、この日はShangri-Laの前にひと仕事あり、疲れて寝ちゃってました)。30分くらいで到着。速いし、楽だし、シャトルバスっていいなあと再認識。

 会場に着くと、まずはフードコートで腹ごしらえをして(晩ご飯を食べるひまがなかったので…)、ビールをグッと飲んで、アリーナへ。中央ステージの巨大なミラーボールの周りにJAPAN’S HOTTEST GOGO BOYsの姿が浮かび上がるや、歓声が上がりました。空を切るレーザーがゆっくり上から降りてきてGOGOさんのマッチョなボディに投射され、超カッコよかったです。そして、(BLACK BALLだけに)全身黒の衣装かと思いきや、ブラックライトで股間の部分がイエローに浮かび上がるようになっていて、SEXYでした。演出が本当にイキ!

 それから、プールサイドの「トゥナイト」へ。テーマは「マスカレードお花見」ということで先着100名にオリジナルのお面を配っていました(写真右。お面がほしくて早く行ったという方に何人も遭遇)。こちらもオシャレなGOGOさんがステージを彩り、ゴキゲンな選曲で盛り上がっていました。やがてドラァグクイーンのショータイムがスタート。人気絶頂のバビ江ノビッチさん&イズミ・セクシーさん&バンザイきょう子さん(チームmarohige)による「Spring of Life」、素晴らしかったです。続いてISUZUさん&リル・グランビッチさんの「ヤッチャイタイ」、アガりました。

 そして今回、何があっても行かなければ!と思っていた方も多いだろう、BOXの「ひげnight」。個人的な話で恐縮ですが、まだ20代で二丁目にもそんなにどっぷり浸かってなかった頃、田亀源五郎さんの絵のフライヤーを握りしめて恐る恐る「ひげnight」に行ってみたのがゲイナイトデビューでした。とてもじゃないけどフロアの真ん中に行く勇気はなかったけど、『G-men』に載っていた憧れのモデルさんを間近で見れて感動したのを憶えています。そんな「ひげnight」が20周年&FINALを迎えるということで、会場には「Delight」や「ACE」で踊ってたのかな?という感じの短髪ひげの兄貴たちが大勢詰めかけ、ワイワイしていました。GOGOさんも懐かしい方たちだし、「Delight」のMachidaさんにもひさしぶりにお会いして、「あの頃」がよみがえるようで、本当に楽しくて。

 さて、再びアリーナへ。GOGO BOYsの3回目のショータイムです。ブラックのオールインワンの衣装(よく見ると部分的にメッシュ)がオシャレでした。いろんなGOGOさんを見ようと会場を移動しようと思いながらも、混んでてなかなか動けず…。そうこうしているうちに極めつけのタオルショーがスタート。最高にエロティックでした。気づけばフロアではシャツを脱いじゃってる人も多数!で、音と光とマッチョたちの競演を楽しんでいました。

 バタバタしてて今回はちょっとしか行けなかったのですが、忘れちゃいけない「Circuit Paradise」@ISLAND。9モンのタイアップもやってるし(プロフが映し出されていて)、サーキットな音もいい感じだし、GOGOはセクシーだし、ガチムチ好きなお友達(二丁目系とか、「巨根伝説」に来ていた方とか)にも会えるしで、安定の楽しさでした。

 それから「トゥナイト」のショータイム。マルガリータさんの風船ふくらましショー、最高に楽しかったです(本当にサービス精神が旺盛ですよね)。そしてあの「ArcH LAST PLACE PARTY」の感動再びな、リル・グランビッチさんの「LAST DANCE」。パフォーマンスだけでも素晴らしかったのに、最後にステージの後ろから白い風船がたくさん空に昇っていき…美しくも感動的で、ちょっと泣いちゃうようなフィナーレでした。ショーの後は「Into the Light」。クイーンのみなさん総出演で、キラキラに、ハッピーに盛り上げました。正直、朝までもつかな…というくらいだった疲れが、一気に吹っ飛びました。

 朝方、もう1度「ひげnight」へ。「Love Shine A Light」や「I Say A Little Prayer」みたいな感涙モノの90年代ゲイアンセムが次々にかかって、20代の頃、イベントで出会った人のこととか、友達と大騒ぎした夜のこととかがフラッシュバックしてきて、まだフロアに残って踊っている兄貴たちも同じような気持ちなのかなとか思ったり。「ひげnight」(をはじめとする、素敵な一夜をプレゼントしてくれたたくさんのパーティ)への感謝の気持ちや、青春時代にお別れを告げるような気持ちがこみあげてくるのでした…。
 
 個人的には、音楽の力ってスゴい、クラブパーティって本当に素晴らしい、って再確認させてくれるような一夜でした。 
 外に出たとき、ちょうど隣を歩いていたドレッドヘアーの外国人の方が、よほど楽しかったのでしょう、空を見上げて「カミサマ、アリガトウ」って言ってたんです。なんて素敵!と思って、思わずグッドサインして、顔を見合わせて笑いました。
 
 次回のShangri-Laは大型連休がスタートする5月2日(土)、Shangri-La 47 “SPLASH”です。今度はどんな「素敵」に出会えるのか、今から楽しみです!
 

※今回のレポートの画像は、Shangri-Laの吉田さんからご提供いただきました(Photo by EISUKE, NAOKO SUZUKI)。全画像をこちらからご覧いただけます。