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レポート:東京レインボープライド2015「パレード&フェスタ」2日目

4月25日(土)、26日(日)の2日間、代々木公園イベント広場で東京レインボープライド2015「パレード&フェスタ」が開催されました。青空の下、5万人を超える人出で盛り上がりを見せ、祝福感あふれる素晴らしい2daysとなりました。1日目の模様をお伝えします。

レポート:東京レインボープライド2015「パレード&フェスタ」2日目

4月25日(土)、26日(日)の2日間、代々木公園イベント広場で東京レインボープライド2015「パレード&フェスタ」が開催されました。青空の下、5万人を超える人出で盛り上がりを見せ、祝福感あふれる素晴らしい2daysとなりました。パレードが行われた2日目の模様をお伝えします。(後藤純一)

パレード前のステージイベント




 パレードが行われる2日目は、フロートの受付が10時から始まったため、前日よりもさらに早い時間から多くの人たちでごった返していました。
 11時、吹奏学のファンファーレでステージが幕を開け、司会のオナンちゃんとジャンジさんがカラフルな衣装で登場。そしてオープニングアクトとして、全国から集まった人たちがぶっつけ本番で演奏する「”みんな”で、ブラス!」(2005年から始まっているので、今年で10周年!)がスタート。約100名もの人たちが思いを込めて『そよ風のマーチ』『吹奏楽のための第二組曲』を演奏し、パレード会場にさわやかな感動が広がります。そして呼びかけ人のあいけんさんがご挨拶し、サプライズで楽譜が配られ、初見で『アフリカンシンフォニー』が演奏されました。カラーガード(旗振り)の人たちも参加して盛り上がりを見せました。
 続いて、10年以上にわたってレインボー祭りや全国のパレードで活躍してきた「新虹」のみなさんが、今年もエイサーの演舞を披露。ステージで地方(じかた)の方たちが三線を弾きながら唄いはじめると、客席の後方から踊り手の方たちがたくさん登場し、勇壮な太鼓の音が代々木公園に響き渡りました。
 司会のお二人が登場し、パレードに向けての整列が始まりますとアナウンス。ステージはいったん、お休みとなりました。
 

パレードへようこそ!


 出発前に今年もフォトセッションが行われ、たくさんの報道陣がカメラを構えるなか、東京レインボープライドの代表の方たちのほか、民主党の細野豪志幹事長(LGBT議連世話役)や尾辻かな子前参議院議員が笑顔でレインボーの横断幕を掲げました(トップ画像)























 13時頃にパレードがスタート。先頭は「Messages of Pride by Tokyo Rainbow Pride/feat.”みんな”でブラス!」です。ゆるキャラのトビーが乗ったレインボーなフロートに続き、代表の山縣真矢さん、杉山文野さん、細野さん、尾辻さん、レスリー・キーさん、KI-YOさん、松中権さん、石川大我さんらが先頭を歩きました(ちょっと離れたところに石坂わたるさんの姿もありました)。それから映画『パレードへようこそ!』のポスターを掲げた方たち、IBMの方たち、KOREAN QUEER FILM FESTIVALの方たち、LUSH JAPANの方たち、Microsoftの方たち、アルファ ロメオの方たち、レインボーフラッグを持ったたくさんの方たちが続き、”みんな”で、ブラス!の方たちが演奏しながら歩きました。
 2番目は「LGBT Finance」(旧インターバンク)。金融機関で働くLGBTの社員の個性を尊重し、支援する職場環境を作り出すと共に、LGBTコミュニティを取り巻く課題への意識向上を目的として設立されました。11社の金融機関の方たちがレインボーのカラフルなTシャツを着て行進。アライの方がお子さんを連れて参加する姿も目立ちました。
 3番目は「ウエディングマーチ for LGBT」。清楚な白を基調としてレインボーカラーをあしらったタキシード&ウエディングドレス(この日のためにデザインされたオーダーメイドの衣装だそう)のモデルさんが乗った素晴らしく美しいフロートに導かれ、たくさんのゲイカップル、レズビアンカップルが行進。Re:Bitの方たちや新宿コミュニティー教会の方たちなども歩いていました。
 4番目は「Power of Education ~自分らしくいられる未来を作ろう!~」。「自分らしくていいんだよ、味方は側にいるよ!」というメッセージを子どもたちに届けませんか?」という趣旨で、美しいドラァグクイーンの方が乗ったオープンカーを先頭に、たくさんの学生サークルのみなさん、NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会のみなさん、トビーのお友達・にんにくんなどが行進していました。
 5番目は「アマランス・ザ・カーニバル・ワゴンⅡ」。ひときわゴージャスなデコレーションのフロートにアマランス・レジーヌさん、ジャスミンさん、Gyuuqoさん、マダム・ピロガネーゼさんらのクイーンが乗り、華やかに盛り上げました。Party Animal$のみなさん、ブス会のみなさん、2005年代表のおかべさんらが笑顔で行進していました。
 6番目は「モダン・ファミリー」。「同性のパートナーやパートナーと一緒に育てる子どもたちと一緒にパレードを歩くことで同性婚の必要性を訴えたい」という趣旨で、EMA日本のみなさん、tell(LGBTQのための電話相談)のみなさん、Letibeeのみなさん、東小雪さん&増原裕子さん、特別パートナーシップ法全国ネットワークのみなさんらが歩きました。
 7番目は「Rainbow Hospital」。「“医療/福祉/介護”×LGBTに関心がある方のためのフロート」ということで、白衣を着た若い方たちがたくさん歩いていたほか、文京区の前田区議、大塚隆史さんらの姿もありました。
 8番目は「NO HATE Under the Rainbow」。「セクシャルマイノリティ差別、人権差別を筆頭とするHIV陽性者や生活保護受給者、障がい者に向けられる差別的な非寛容、不公正に対する明確なNO!を」と謳う東京大行進のみなさんによる力強いフロートです。イカツイ感じのアライの方たちの男気的な熱さにも感銘を受けましたが、フロートにブブ・ド・ラ・マドレーヌさん(ダムタイプ「S/N」に出演した伝説的なパフォーマー。AIDS POSTER PROJECTやMASH大阪にも関わってきました)が乗っていたのが何より感激!でした。「NO HATE」と並んで「AIDS IN NOT OVER」のプラカードもたくさん掲げられていたところも素晴らしかったです。池内さおり衆議院議員(共産党)やハスラー・アキラさん、長谷川博史さん、砂川秀樹さんとPinkdot Okinawaのみなさん、アムネスティ・インターナショナルのみなさん、ラブピースクラブの北原みのりさん、作家の松沢呉一さん、俳優の青山吉良さんや松之木天辺さん、オランダで同性結婚した龍児さん&ジャックさん、ぷれいす東京の生島嗣さんらも参加していました(なお、レザーを着て巨大なレインボーフラッグ&レザープライドフラッグを掲げて最後尾を歩いていたのは、10年以上前から全国のパレードを盛り上げてきたdonさん&トムさんです。拍手)
 9番目は「EROS」。二丁目で開催されているレディースイベントだけあって、ビキニ姿の女性が先頭を歩き、たくさんの女性たちが赤い風船を持って行進していました。
 10番目は「Spindle+“I Think I Wanna Marry You!”」。日本初のLガールズ向けiPhoneアプリ「Spindle+」のフロートで、こちらはピンクがテーマカラーでした。やはりたくさんの女性たちが行進していました。
 11番目は「FTM GRAMMY TOKYO」。二丁目で開催されるFTMのイベントということで、ド派手なフロートでガンガン音楽を流し、熱い盛り上がりを見せていました。『東京グラフィティ』4月号に載っていたアロムさんも参加していました。
 トリを飾ったのは「TGN-TOKYO GAY NIGHT- & メンミクアプリ フロート」。TGNは2005年からずっとフロートを出し続けてきて(10年連続出展はたぶんTGNだけです)、今回は唯一のゲイナイトフロートとなりました。今年はバビ江ノビッチさんとともに、あのシモーヌ深雪さんも登場し、華やかに盛り上げました。パレード名物のポケモン軍団のみなさん、エイサーの方たち、PHILIPSの方たち、ドラァグクイーンの方などが行進。最後にgreenbirdのみなさんが歩き、沿道のゴミ拾いをしてくださっていました(本当におつかれさまです)

 NHK前から出発して渋谷の街〜明治通り〜原宿の交差点と歩いてきた一行が代々木公園に戻ると、大勢の人たちが「おかえりなさい!」と拍手したりハイタッチしたりしてお出迎えし、先頭を歩いたブラスの方たちも「おかえりなさい演奏」をしてくれていて(毎度のことなのですが、ウルウルきてしまいました)、本当にあったかくて祝福感に満ちていて、素晴らしかったです。パレードを歩いた方にしか味わえない感動が、ここにあります。

パレード後のステージは感動しまくり!












 帰着後、パレードを歩いたみなさんはブースを見て回ったりラーメンを食べたりしていたと思いますが、しばらくしてステージが再開しました。
 まずは、英国大使館のみなさんによる和太鼓演奏。「ひーふーみーよー」というかけ声で叩きはじめたりして、とても素敵でした。前々日に結婚式を挙げたティムさん&ライアンさんも法被を着て参加していて、ラブリーでした。そんな英国大使館のみなさんに続いて英国大使のティモシー・ヒッチンズさんが「日本で同性パートナーの権利について議論が始まったことに感銘を受けています。パレードも年を追うごとに盛大になってほしい」とスピーチしました。
 そこからは各国の大使館の方のスピーチが続きました。ドイツ大使館の広報文化部長、ローベルト・フォン・リムシャ公使はプロイセンの皇族の中にも同性愛者がいたことに触れながら「誰もが自分なりのやり方で皇族になってほしい」と語りました。ニュージーランドのマーク・シンクレア大使は「我が国は歴史的には保守的だったが、同性婚を合法化した。10年前には考えられなかった。我々の経験が貢献できたら」と語りました。オランダ大使館のケース・ルールス首席公使は「日本を含め世界中のオランダ大使館は、LGBTの団体を応援しています。渋谷区の桑原区長が同性パートナーシップ証明書を導入し、国会で超党派の議連ができたことは重要な出来事です。我々はこれらの出来事を励ましとし、これからもLGBTの意識向上に努力し続けます」と語りました。イスラエル大使館のペレグ・レヴィ次席公使は「なるべく短くまとめます。ぜひ、テルアビブのパレードに来てください!」とスピーチ。オーストラリアのブルース・ミラー大使は「カイリー・ミノーグやオリビア・ニュートン=ジョン、マルディグラを知っている方は、オーストラリアが楽しいLGBTに生活しやすい国と思われると思いますが、長い道のりがありました。日本も民主的プロセスが認められているのだから、ぜひ参加するべきです。みなさんが権利を勝ち取る日を見てみたいです」と語りました。
 続いて、ゲイシーンで大人気なアイドルグループ「虹組ファイツ」のみなさんの元気なパフォーマンス(新曲も披露!)、「gaku-GAY-kai」でおなじみ、アイハラミホさんのダイナマイト歌謡ショーが繰り広げられ(「かもめが翔んだ日」では虹組ファイツのみなさんもジョイント)、会場は大いに盛り上がりました。
 再び来賓の方によるスピーチ。世田谷区の保坂展人区長は「2006年に国会議員として初めてパレードに参加しました。世田谷には上川あやさんもいて、4年前からLGBT成人式もやっています。いま、教職員への研修を行っています。先日は16人の同性カップルが来て、語ってくれました。これからも取組みを続けていきます」と語りました。前参議院議員の尾辻かな子氏は「2005年のパレードで『レズビアンとして歩きます』とカミングアウトし、政治家として終わりちゃうか?と言われました。国会議員に当選させてくださってありがとうございます。10年前に比べて、思ったよりずっと早いスピードで変わっていると思いませんか? 今日は細野豪志さんが先頭で歩きました。これからの10年は、司法と法律の10年になるでしょう。みんなで力を合わせて頑張っていきましょう」と語りました。中野区の石坂わたる区議は「今日のパレードは本当にスゴいです。20年前と比べて大きく変わりました。中野区も変わっています」と語りました。豊島区の石川大我区議は「『豊島区で同性カップルに証明書を発行する条例を作るとしたら、賛成? 反対?』というアンケートをやったら、中には叩きつけるように『お前ホモなのか? 出て行けよ』と言ったりする人もいましたが、ほとんどが賛成してくれました」と語りました。そして渋谷区の桑原敏武区長が登壇し、同性パートナーシップを認める条例のことに触れると、拍手が起こりました。「支援の第一歩になれば。みなさんには憲法で幸福を追求する権利が認められています。渋谷区は幸福を追求できるあたたかい区になってほしい。多様性と寛容をこれからも」と語りました。最後に、今年もパレードに参加してくれた乙武洋匡さんが登場。「今年で3回目になります。1回目の時、隣で歩いてる方が『こんなことができる日が来るなんて…』とつぶやいていて、よかった、これからも支援していきたいと思いました。逆に、なんでこれまで、そんな思いをしていたんだろう、自分の好きな人をどうして誰かにどうこう言われないといけないのか、とも思いました。この4月から大学院で公共政策を学んでいますが、中世の都市の始まりを伝える言葉として『虹の見ゆる所に市を立つる』というのがあります。今は市が立つ所に虹見える、だと思います」と力強く語り、大きな拍手を浴びていました。
 そして再びパフォーマンス・タイム。ロックバンド「劇団ANDROGYNY」のみなさんは、熱いライブを披露。SAYURI&タルタルギーニャスのみなさんは、ド派手なサンバのパフォーマンスで会場を沸かせました。そして、「ArcH」のリオープニング・パーティを飾ってくれたたり、OUT IN JAPANプロジェクトにオリジナル楽曲”WE ARE ONE”を提供してくれたミュージシャンのKi-Yoさんが登場し、「せっかく今日、素晴らしいこんな機会をいただいたので、一度もはっきり言ったことないんですが、言いたいと思います。僕もLGBTのひとりです」とカミングアウト。喝采を浴びていました。そして、”みんな”でブラス!のメンバーと共演したり、レスリー・キーさんを登場させたり、仙台のご両親も登場させたり(お二人とも素敵な方でした)しながら、”WE ARE ONE”含め、数曲を歌ってくれました。素晴らしいパフォーマンスでした。日も暮れてきた頃、ゲイシーン随一の人気を誇るエスムラルダさんが登場し、持ちネタの「徹子の部屋」風なノリでIMALUさんを紹介。子どもの頃から芸能界になじみ、周りにふつうにゲイの人がいたと語るIMALUさんですが、カナダに留学していたとき、「今までこんなイケメンに会ったことがない」と一目惚れした男の子がいたのですが、その子がゲイだったという失恋エピソードまで語ってくれました。
 そして東京レインボープライドはいよいよフィナーレへ。暑いなか募金集めに協力してくれた大勢のドラァグクイーンやGOGO BOY、パフォーマーの方タチがファッションショーさながらに登場! けっこう肌寒くなってきた頃なのに、会場にはまだ1000人くらいの人たちが残っていて、ずっと手拍子してくれていて、ジーンときました。そして最後に、ボランティアスタッフの方たち、共同代表の山縣真矢さん、杉山文野さんが登場し、拍手はいっそう大きく…。

パレード&フェスタを振り返って






 主催者公式発表によると、2日間の参加者は、1日目が12000人、2日目、パレードを歩いた人が3000人、沿道の応援者が5000人、来場者が35000人で、のべ55000人が参加した、とのことでした。言うまでもなくこれは過去最大規模ですし、実際に会場に足を運んだ方々も「今まででいちばん人出が多かった」と実感されたことと思います。
 
 本当にいろいろな方たちが代々木公園にあふれていました。二丁目のお店のママさんやミセコさん、お客さん、レザパや褌イベントで会うような方たち、10年ぶりくらいに会う懐かしい友達、2001年(ちょうど今回と同様、パレードの前日にステージでドラァグクイーンショーやゲイインディーズ・ライブを見せるイベントをやった年)にいっしょにステージに立った仲間とかその年の実行委員長さん(福島光生さん)、外国人の方たち、ストレートと思われる方たちや子どもさんなどもたくさんいました。
 初めてパレード会場に来て、レインボー祭りみたいで楽しい!と思った方もいたでしょうし、ウエディングを体験できて感激したカップルもいたでしょうし、いろんな有名企業や大使館のブースを見てすごいと思った方もいたでしょうし、祝福感のシャワーを浴びて癒された方もいたでしょう。ワンちゃんのお散歩も兼ねてぶらりとやってきた方、パレードにお手製のプラカードを掲げて歩こうと思った方、お友達や同僚にLGBTがいてピクニック感覚で家族連れで公園に来たアライさんも大勢いたと思います。手をつないで歩いてたカップルもいたし、カワイイ男の子たちがハグしたりじゃれあったりしてる光景とかもあって。みんな本当に幸せそうで。東京レインボープライドのすべては、幸せのためにあるんだなあって思いました。

 以前はパレードをやること自体が本当に大変で(企業の協賛とかもほとんどなく、行政の支援もなかなか得られず)、多くの人たちの血と汗が流れました。未だにトラウマを抱えている方もいます。しかし、今回のパレードに来てあの圧倒的な祝福感や人々の笑顔に触れたらきっと、報われた、あの苦労は決して無駄じゃなかった、と思えたんじゃないでしょうか。
 10年前、どうにかしてもっと生きやすい社会を…という切実な思いを抱えてボランティアスタッフとして頑張っていたゲイの方も笑顔でパレードを歩いていました。2000年のあの奇跡の盛り上がりを生み出した砂川さんも歩いていました。日本のHIV陽性者権利擁護運動の第一人者であり、昨年は安倍昭恵さんをパレードに登場させた「JaNP+」の長谷川博史さんは、車椅子で参加されていました。大塚隆史さんや伏見憲明さんの姿もありました。尾辻かな子さんも久しぶりに登壇し、拍手を浴びていました。
 昨年がパレード20周年という節目でしたが、今年の方がもっと総決算的な祝祭的な雰囲気がありました。それはやはり、公に初めて同性パートナーの権利が宣言されたことを祝う「おめでとう」「渋谷区ありがとう」という気持ちの表れだったのではないかと思います。

 ちょっと前まで、世間の人たちが応援してくれるはずがないとか、職場の人が見てるかもしれないからパレードを歩くのはやっぱり怖いとか、そういう雰囲気だったのが、ここ5年くらいでずいぶん変わったと思います。アライとして応援してくれるストレートの方たち(企業なども含め)がこんなにたくさんいるんだ!ということをリアルに実感できたのも、今年のプライドの「よかった」の一つでした。そこに至るまでにはきっと、『パレードへようこそ!』みたいなドラマがいくつもあったことでしょう。パレードを通じてぼくらがアライの方たちから受け取ったのは「お金だけではなく、フレンドシップ(連帯)」なんだと思います。

 表に立っている方たちをはじめ、目に見えないところで頑張ってきたたくさんの方たちの長年の地道な努力が結実し、このパレードの奇跡へとつながっています。そうした先人たちへの感謝の気持ちとともに(もうパレードに来ることができない方たちへの追悼の気持ちも込めて)、自分もその一助となれたことへの誇りを胸に、あの晴れの日、圧倒的な祝福感のなかで、笑顔でパレードに参加できたこと、仲間たちと楽しい時間を共有できたことを、本当に幸せに思います。
 また来年(5月開催になるそうです)、あの場所で、たくさんの方たちとお会いできることを、楽しみにしています。
 主催した東京レインボープライドのみなさん、キャストやボランティアスタッフのみなさん、本当におつかれさまでした。ありがとうございました!

 
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