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レポート:AiSOTOPE LOUNGE 3周年パーティ

7月25日(土)、二丁目のイベントの中心地として数々の名場面を生み、二丁目ピープルに愛されてきたAiSOTOPE LOUNGEが3周年を迎えました。二丁目の夏の風物詩ともなっているお祭り騒ぎな一夜をレポートいたします。

レポート:AiSOTOPE LOUNGE 3周年パーティ

2015年7月25日(土)、二丁目のイベントの中心地として数々の名場面を生み、二丁目ピープルに愛されてきたAiSOTOPE LOUNGEが3周年を迎えました(ALAMAS CAFEは7周年)。二丁目の夏の風物詩ともなっているこのパーティ、今年は「ようこそ東京」をテーマに、会場ごとに異なるテイストで盛り上がりました。仲通りに人があふれ、お祭り騒ぎとなった一夜をレポートいたします。(後藤純一)


 この周年パーティが二丁目の夏の風物詩と呼ばれるようになったのはたぶん、旧ArcH2周年の花魁道中の頃からだと思います。もともと閉ざされた空間であるはずのハコを飛び出して、仲通りをドラァグクイーンやGOGO BOYSが華やかに練り歩くというのは、個人的にはレインボー祭りの花火以来の二丁目史に残る大事件だと思いました。加えて、ALAMAS CAFEの上から(滝の白糸のように)水が降ってくる演出もたまらなく夏らしく、みなさん路上で朝方までワイワイ楽しんだものでした。
 そこから毎年、手を替え品を替え、いろんなテーマが発表され、周年の季節が来るたびに「今年は何だろう」と心待ちにする人もいらしたと思います。昨年は、前のArcHがクローズしたため、さびしい感じは否めませんでしたが、今年2月にめでたく新生ArcHがリオープンし、半年も経たないうちに多彩なパーティをプレゼントしてくれました(超キラキラでハッピーだった「KYLIE」、平日からハロプロでガンガン盛り上がった「つんパラウンジ。」、サブフロアが一面ベッドになった&ショータイムが楽しすぎた「むっちり野郎」などが印象に残っています)

 そんなAiSOTOPE LOUNGEが今年3周年を迎えました。今回のパーティのテーマは、「ようこそ東京」。各会場を東京の街に見立て、さまざまな意匠を凝らしてお送りするというもの。レイチェルさんをモデルに据えて東京の名所と組み合わせたフライヤーも、おめでたい感満載で素晴らしかったです。
 というわけで、各会場の様子を簡単にレポートしていきたいと思います。
 
 メイン会場のAiSOTOPEは、バブル期の六本木がテーマということで、クイーンのみなさんもワンレン&ボディコンでお出迎えし、シャンパンがポンポン開いて、それはそれはバブリーでアッパーな雰囲気でした。なかでもSHINKAWAさんがAKAHIGEさんの超絶カッコいいVJをバックにSystem Fの「Out of the Blue」(懐かしい!)をプレイしたときなどは、フロアが一気に沸点に達し、異様な熱気に包まれました。
 そして、ゲストのブラザー・コーンさんが登場すると、会場はにわかに本物のバブルの香りに。コーンさんは昔から二丁目に来られてたそうで、オネエ言葉とかもかましながら、ノリノリで「WON'T BE LONG」ほかを歌ってくれました。二丁目的にはあまり縁がなさそうというか、予想のななめ上をいくキャスティングですが、お客さんたちは逆にアガっていたようでした(オシャレってそういうことかもしれませんね)。その後の宇治田ミノルさんのプレイも、ジュリアナのあの曲とか、デッド・オア・アライブとか、TRFとか、気持ちよくアガれる選曲で、OKバブリー!でおなじみの平野ノラさんも登場し、フロアのみなさんも大歓喜!
 それから、パレードのステージでヴォーギングを披露してくれたドラァグクイーンのジェリカ・ミズラヒさんが、意表を突いたパラパラショーで会場を熱狂の渦に巻き込むと、バブリーナさん(名前に恥じないバブリーっぷり)やレイチェルさん、ダイアナさん、リルさんら豪華クイーンのみなさんも負けじとゴージャスに盛り上げ、ほかにもいろいろと…たいへん見所の多い、楽しいステージになっていました。
 サブフロアの方も、いろんな方がプレイしていて、自由な素敵空間になっていました。個人的には『キャッツ・アイ』のエンディングの曲がたいへんアガりました。

 一方、原宿がテーマのArcHは、壁にポップなデコレーションが施され、店員さんも原宿っぽいおしゃれ服でお出迎え。ドリアンさん、ヲネコさん、アブナさん(おっぱいがスゴいことになっててビックリ)、ディタさんらがポップな衣装でステージを彩りました。また、ArcH自慢の、入り口から地下に至る吹き抜け部分に設置された高い高いポールを使ったポールダンスもあり、Chieさん&Toshiさんが息の合った、そしてアクロバティックなパフォーマンスで魅了してくれました。ArcHはArcHで盛り上がっていたのですが、AiSOのスゴい熱気に比べるとやや落ち着いていたので、息抜きができるというか、いいバランスになってたような気がします。

 さて、系列店の中では最年長となる7周年を迎えたALAMAS CAFEですが、こちらのテーマは秋葉原。コスプレイヤーが集まってアニソンで熱く盛り上がっていたりしました。終始、お店の前は人だかりがすごくて、DIAMOND STUDIOではゲストのKO KIMURAさんをはじめ、ブス飲みシスターズ、フーチ葉よもぎさん、ミョウガさんなど、二丁目らしいキャストが入れ替わり立ち替わりでお客さんを楽しませていました。朝方には水をかけあったり(これも夏の風物詩)、キラキラな感じが素敵でした。ArcHリオープンとともに誕生したAiiRO Cafeは浅草がテーマということで、みなさんハッピを着てイナセな雰囲気でした。(すみまさん、余力がなくて、スナックあじさいにはたどり着けませんでした…)

 この日は二丁目振興会主催のレインボー祭りプレイベント「二丁目浴衣まつり」でもあったので、浴衣や甚平のお客さんもチラホラいらっしゃいました(やっぱり和装ってセクシーですね)。今年は七夕じゃないですが、年に1回、この周年パーティで会う人とか、ものすごく久しぶりに会う友達もいたりして、とっても楽しい一夜でした!
 AiSOTOPE LOUNG、ArcH、ALAMAS CAFE…これまでも二丁目を大いに盛り上げてくれましたが、これからも本当にいろんな素敵パーティが生まれ、楽しい一夜、忘れられない出会い、数々の名場面を生み出すことでしょう。あらためて、周年おめでとうございます!

※今回のレポートの画像は、AiSOTOPE LOUNGEさんからご提供いただきました(Photo by Joshia Shibano, 服部敦)