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レポート:9MONSTARS × JACK´D × AQUX × EGDE★ × SURF “Glamorous tokyo -Vol.56-“ [Happy Foam Prty]

4月8日(土)、渋谷の「club asia」で開催された『GLAMOROUS』のレポートをお届けします。『GLAMOROUS』としては初となる、『SURF』とのコラボによる泡パーティで、競パン男子多数!で盛り上がりました。

レポート:9MONSTARS × JACK´D × AQUX × EGDE★ × SURF “Glamorous tokyo -Vol.56-“ [Happy Foam Prty]

4月8日(土)、渋谷の「club asia」で開催された『GLAMOROUS TOKYO』-Vol.56- [Happy Foam Prty]。『GLAMOROUS』としては初となる、『SURF』とのコラボによる泡パーティで、競パン男子多数!で盛り上がりました。レポートをお届けいたします。(後藤純一)
 

GLAMOROUS』はもともと渋谷「Amate-raxi」や代官山「AIR」、表参道「FAME」などの本格的な大バコで開催されてきたGAY MIXパーティ(「GLAMOROUS」のフライヤー表記だとALL HUMAN MIX)です。カッコよくてクールで、本格的なクラバー(しかもイケメン)じゃないと楽しめないというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。ドラァグクィーンのピンク・グレープフルーツさんや牛子さんがフロアのお客さんを楽しませてくれたり、意外とベタだったりアットホームだったり、楽しさとハッピーさが味わえます。キャストのみなさんの人柄の良さ(気取ってないところ)も『GLAMOROUS』の人気の秘密だと思います。
 また、他のパーティとコラボしたり、ビーチパーティを開催したり(江ノ島に巨大なレインボーフラッグが出現しました)、台北ツアーを企画したり、毎回趣向を凝らし、手を替え品を替えで楽しませてくれるのも『GLAMOROUS』の人気の秘密です。次は何をやってくれるんだろう?みたいなワクワク感。
 二丁目以外のクラブパーティって…行くとしたらアゲハくらいかな、という方も多いなかで(僕も去年『GLAMOROUS』がAiSOTOPEで開催されるまでは、行ったことありませんでした)、『GLAMOROUS』が10年以上も続いてきたのは、期待を裏切らない楽しさがあるから、だと思います。
 そんな『GLAMOROUS』が今回、あの『SURF』とコラボして、泡パーティを初開催しました。ただでさえ楽しいのに、あの競パンだらけの『SURF』とコラボして泡パーティ!? これはちょっと見ておかなければ!と思いました。

 というわけで、4月8日(土)、ちょうど桜が満開となり、暖かい1日になりましたが、体力を温存するために昼間は出かけず、23時半頃(オープンして30分後)に渋谷の「club asia」に到着。結構な行列ができていました(オープン前からすでに並んでいたそうです)
 受付ではAQUXのシリコンバンドが、また、競パンの方(チラ見せで確認)は先着50様に防水ポーチがプレゼント、という特典があり、早速お得感を実感。クロークに荷物を預け、いざフロアへ。バーカウンターのフロアには、シャンパンやフードのブースもありました。

 メインフロアに入るやいなや、スゴい!と圧倒されたのが、天井からDJブースまで斜めに設置された巨大なスクリーンに、見たこともないくらいの大きさで立体的に映し出されたVJの映像。ATTさんのDJとシンクロして、超カッコよかったです。フロアを見渡してみると、2/3くらいが競パンの方(スジ筋・スリ筋多め)、1/3がボクサータイプの水着の方(マッチョ・ガチムチ多め)、服を着てる方がほとんどいない状態でした。
 
 2階の『SURF』フロアに行ってみると、TOMOYAさんが回していて、ちょうどGOGOさんが踊っていました(あとで気づいたのですが、うち1人はFTMの方でした。素晴らしい)。こちらはGOGOさんがすぐ目の前で踊ってるので、間近に見ることができます。『SURF』だけあって、スジ筋の競パンの方多数!で盛り上がっていました。今回は諸事情で「スッピン」で来られていたピンク・グレープフルーツさんがキャストさながらにおもてなししてくれて、知り合い少なめだったのに寂しく感じることなく過ごせました(本当に明るくて楽しい方です)
 
 1時過ぎ、メインフロアでショータイムが始まりました。最初に若手のGOGOさんが2人登場。GOGOさんが生脱ぎの競パンをフロアのお客さんに向かって投げたあと、EDGEのアンダーウェアもプレゼントして、フロアが沸きました。それから、GyuqoさんとBibiy Gerodelleさんが登場して華やかにステージを彩ったかと思うと、『GLAMOROUS』が誇る、まさにグラマラスなGOGO BOYSが一斉に登場。そして、待ってました!とばかりに巨大な大砲のような泡マシンから泡が噴射され、フロアが泡まみれに。お客さんもキャーキャー言いながら楽しんでいました。この時は階段の踊り場みたいなちょっと高いところで見ていたのですが、上から大量に降ってきて全身泡に埋まるという感じではなく、雪のように降ってくる感じなので、正直、そんなに大したことないかな…と思っていました。しかし、2回目のショータイムの時は、実際にフロアで泡を体験してみて、意外にスゴイということを実感。さらに、3回目になると、これでもかと盛大に投入され、もはやヌルヌルの泡泡。あちこちでハグしたりラブラブしたり。本当に楽しかったです。SUHARAさんのアゲアゲなプレイやGOGOさんの盛り上げもあり、フロアのみなさん、最後までハイテンションで、楽しんでいらっしゃいました。
 
 泡パーティというものをまだ体験したことがない方も多いと思うのですが、泡という非日常的な仕掛けのおかげで、テンションが一気に上がり、体も心もオープンになり、ものすごい密度と速度で「出会いの奇跡」が交錯する、ある意味、人と人つなぐ魔法みたいな仕掛けです。まだ未体験の方は次の機会にぜひ。

 泡効果でお肌もツルツルになり(石鹸を薄めた成分だそう。肌荒れも全くしませんでした)、なんだか心も洗われた気持ちになりました(命の洗濯)。ひさしぶりの渋谷のハコでしたが、逆に、二丁目のハコって、なんて感じがよくて「おもてなし」精神にあふれてるんだろうって思いました(でも、あんなエロいイベントをやらせてくれたことには感謝しないと、と思います)
 

 帰りがけにフライヤーの束をいただきましたが、いちばん上に主催者からのメッセージカードが入っていました(そういうイベントってなかなかないですよね)。10年ちょっと前に、飲み屋さんでゲイシーンを盛り上げようという話でやり始めたという話。そして、「私たちは、ただイベントをやることだけ望んでいるわけではありません。一晩中、いろんなことがありすぎるイベント、それをまるごと受け取って、元気を持ち帰ってほしい」という思いが常にあります、と書かれていました。これってゲイにとってのクラブパーティの意味そのものですよね。超ハッピーな盛り上がりだったり、大切な人との出会いだったり、忘れられない、かけがえのない経験。「ゲイでよかった」と思えて、元気がもらえて、また仕事とか頑張ろうって思えるような。ある意味、オーガナイザー(主催者)さんからの「贈り物」なんですよね。
 それと、4月15日(土)に表参道「Cafe Atlantis」で「AMens SAKURA」という泡パーティが開催されるのですが、競合イベントであるにもかかわらず、そのパーティのフライヤーが配られ、Twitterでも宣伝してあげていて、素晴らしいと思いました。『GLAMOROUS』にはオーガナイザーさんの「心意気」を感じます(ちなみにオーガナイザーのSASUKE KIMURAさんは「横浜レインボーフェスタ2015」も主催。GRANDECO RAINBOW WEEKENDにも協力しています)
 子は親の背中を見て育つと言いますが、ゲイシーンで今活躍している方たちも、みんな誰かの背中を見て育ってきたし、オーガナイザーの方たちも、若い頃に経験したクラブパーティの楽しさがあったからこそ、今があると思います。さらに今を楽しんでる若い世代の方がそのあとに続いてくれたら…と願うものです。

 次回の『GLAMOROUS』は6月10日(土)「club asia」で開催されます。お楽しみに!(詳細は今後、公式TwitterFacebookで発表されますので、ご確認ください)


※今回のレポートで使用している写真は、『GLAMOROUS』さんからご提供いただきました(Photo by Yusuke Okubo)

※glad xxとして撮った写真もこちらのフォトアルバムに掲載しております。