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特集:TOKYO AIDS WEEKS 2017

11月23日(木祝)から26日(日)まで、東京・中野で「TOKYO AIDS WEEKS 2017」が開催されます。今年はイベントもりだくさんな充実したものになりそうです。カンヌでグランプリを受賞した映画『BPM』をはじめ映画も多数、上映されます。すべて無料です!

特集:TOKYO AIDS WEEKS 2017

11月23日(木祝)から26日(日)まで、東京・中野で日本「TOKYO AIDS WEEKS 2017」が開催されます(なんと、中野区が共催です)。今年は中野区で開催される日本エイズ学会とも関連し、連日イベントもりだくさんで、お楽しみどころの多い、充実したものになりそうです。特に、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した映画『BPM(Beats Per Minute)』のジャパンプレミア試写会をはじめ、映画作品の上映会が本当にたくさんあって、しかもすべて無料!ですので、ぜひ中野ZEROや中野区産業振興センターなどに足を運んでください。そして、コンドームを使わない最新のHIV予防法など、新しい情報にもぜひ、触れていただければ幸いです。


「TOKYO AIDS WEEKS」とは?

 2015年からスタートした「TOKYO AIDS WEEKS」。東京都文京区で開催された第29回日本エイズ学会学術集会・総会をきっかけに、その直前の土日に開催されたプレイベント、そして世界エイズデーに関連したイベントなど期間中のさまざまな動きに新しいつながりを生み出し、そして、「市民のエイズへの関心を高めて感染拡大の抑止をはかるとともに、HIV陽性者およびHIV/エイズに対する偏見差別を解消し、感染した人々も安心して暮らせる社会を目指すこと」を目的としたイベントウィークで、二丁目のaktaやぷれいす東京、JaNP+といったおなじみの団体が企画・運営でかかわっており、ゲイの合唱団によるミニコンサートが行われたり、aktaやAiSOTOPE LOUNGEでイベントが行われたりしました。

【関連記事】
レポート:TOKYO AIDS WEEKS 2015
http://gladxx.jp/features/support/4462.html
レポート:Tokyo AIDS Weeks 2016
http://gladxx.jp/features/support/4821.html


今年の「TOKYO AIDS WEEKS」は?

 11月1日(水)、日本記者クラブで今年の日本エイズ学会およびTOKYO AIDS WEEKSについてのアナウンスがありました。今年の日本エイズ学会の会長を務めるぷれいす東京の生島嗣さんと、TOKYO AIDS WEEKSの事務局長を務めるジャンププラスの高久陽介さんが登壇しました(日本記者クラブでの会見で、登壇者が二人ともゲイの方というのは初めてじゃないでしょうか)
 まず、今回の日本エイズ学会が、中野区の石坂わたる区議の尽力で、中野区長および区議会の応援を受けることになり、都市観光・地域活性化担当が窓口になり(たいへん珍しいケースだそう)、区のバックアップや連携によって開催されるに至った(TOKYO AIDS WEEKSは中野区との共催)、期間中は中野区庁舎に大きなレッドリボンが掲示される予定です、というお話があり、感動しました。石坂さん、GJ!(こちらに中野区長からのメッセージが掲載されています)


右が生島嗣さん、左が高久陽介さんです
 この記者会見では、欧米ですでに実施されたり導入が検討されたりしている最新のHIV予防法、PrEP(プレップ。曝露前予防。HIVに感染していない人が、HIVに曝露する前から抗HIV薬を投与することによって感染を防ぐこと。『パリ 05:59』で描かれていたのはPEP=曝露後予防)についても説明がなされました。PrEPはWHOも推奨している予防法で(予防投与はマラリアなどでも行われている手法)、海外でPrEPを行なっている人がすでに来日しているという話もあるのですが、日本での導入はまだ見えていません。お金の面というよりも、医療の見守りが必要となるため、ゲイ・バイセクシュアル男性の性行動に対して理解がある医師じゃないと難しいというところが課題になっているようです。
 PrEPについては、英国での導入の様子を捉えた『PrEP 17』というドキュメンタリー映画の上映会が(クラウドファンディングで成立し)行われますので、そちらをぜひ、ご覧いただければと思います。

 それから、昨年12月1日にAiSOTOPE LOUNGEで開催されたWORLD AIDS DAY PARTY「RED awareness vol.2」でもお話がありましたが、HIV陽性であっても治療してウィルスが検出値以下になっていれば相手に感染させる心配はないということについての詳しい説明がありました。
 2016年南アフリカ・ダーバンで開催された国際エイズ会議で発表された欧州での研究の結果です。片方が陽性、片方が陰性である888のカップル(男×男および男女)を対象にした調査で、治療を続けている陽性者のウィルス量が検出限界未満である場合、コンドームを使わない約58000回のセックスで、HIV感染はゼロだったそうです。
 HIV陽性の告知を受けて恋愛やハッテンをあきらめてしまったり、HIV陽性者とはセックスできないと拒絶反応を示すような不幸な出来事が、以前はあったと思いますが、これからは、そんなことないよ、心配ご無用、大丈夫、と自信を持って言えます。
  
 そうした話を踏まえて、今年のTOKYO AIDS WEEKSは、「UPDATE YOUR REALITY」「HIV/エイズをめぐる現実はものすごいスピードで変化している。」をテーマに、「多くの方々にHIV/エイズへの関心を持っていただき、そしてHIV/エイズにまつわる諸問題について様々な立場の人がいっしょに考えられたら」という願いを込めて、中野区内の施設を会場として、トークショーや映画上映、合唱コンサートなど様々なイベントが催されるかたちになりました。「これを機に、HIV/エイズに関するあなたのイメージをアップデートしてください」
 今年のビジュアルイメージは、1980年代にキース・ヘリングがACT UPのために制作したポスターです。「見ざる・聞かざる・言わざる」の意を寓する三猿がモチーフになっており、エイズに対する政府や社会の無関心を警告しています。(提供:中村キース・ヘリング美術館
 今年のTOKYO AIDS WEEKSは、東京レインボープライドの山縣真矢さんが代表を務め、ぷれいす東京やコミュニティセンターaktaの方々、グッド・エイジング・エールズの松中権さん、中野LGBTネットワークにじいろの永野靖さんらが幹事を務め、ジャンププラスの高久陽介さんが事務局長を務めています。そのほかにも、Normal Screen、カラフル@はーと、SWASHなどの団体、松沢呉一さん、ハスラー・アキラさん、On Leeさん(TRP理事)、そしてなおきさん&べーすけさんや合唱の出演者の方々など、たくさんの方たちが協力しています。いわば、コミュニティのいろんな方たちが力を合わせて開催するイベントWEEKENDなのです。
 東京でこうしたHIV関連の大きなイベントが開催されるのは本当にひさしぶりです。しかも、ゲイがたくさん住んでいる街・中野で開催されるのも素敵なことです。映画や合唱コンサート、写真展を楽しむ感覚で、ぜひ、お気軽に足を運んでみてください。

TOKYO AIDS WEEKS 2017
日程:11月24日(金)~26日(日)
会場:中野区産業振興センター、なかのZERO
主催:TOKYO AIDS WEEKS 2017実行委員会
共催:中野区


TOKYO AIDS WEEKS 2017 おすすめイベント


11月23日(木祝)18:30〜
〈オープニング・イベント〉映画『BPM(Beats Per Minute)』ジャパンプレミア試写会&トーク

 第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第90回アカデミー賞外国語映画部門フランス代表にも選出された話題作。舞台は1990年代初めのパリ。エイズ発症者やHIV感染者への差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社に変革を迫った実在の団体「ACT UP Paris」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描きます。「ACT UP Paris」のメンバーだった監督自身の経験が物語のベースとなっています。明日をも知れぬ命を抱える主人公の葛藤、感染者を一人でも減らしたい、友人の命を助けたいという情熱、恋人との限りある愛……。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きとした表情や行動が、力強くエモーショナルな映像と共に綴られる、感動作です。

『BPM(Beats Per Minute)』
2017年/フランス/監督・脚本:ロバン・カンピヨ/出演:ナウエル・ペレ・ビスカヤー、アーノード・ヴァロワ、アデル・エネル 他/143分

映画『BPM(Beats Per Minute)』ジャパンプレミア試写会&トーク 
日時:11月23日(木祝)18:30〜21:30
会場:なかのZERO小ホール 
共催:ファントム・フィルム、TOKYO AIDS WEEKS 2017
※80組160名様限定。事前申込みが必要です。応募はこちらから(応募締切:2017年11月13日(月)受付分)


11月25日(土)10:00〜
『満23/169/73』上映&トーク

 韓国のセックスワーカー団体「Giant Girls」が2014年に上演した、トランスジェンダーのセックスワーカーの労働プロセスを描いた演劇(日本語字幕付)を映像化した作品の上映&トークショーです。スペシャルゲストとして「Giant Girls」のメンバー3名が来日します。

『満23/169/73』
2014年/韓国/監督・制作:Giant Girls/30分/韓国語

『満23/169/73』上映&トーク 
日時:11月25日(土)10:00〜
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
主催:SWASH


11月25日(土)13:00〜
『始まりの駅』『咲きこぼれる夏』映画上映

『始まりの駅』
 HIV感染の可能性のあるセックスをしてからPEP(曝露後予防)を始めた豪州に住む中国人青年ジーヤンの3ヵ月間の不安やいらだちを描いた、中国の若手監督による秀作。
2016年/オーストラリア、中国/監督:タオ・ジア/17分/英語・中国語

『咲きこぼれる夏』
 10年前のHIV感染後、カミングアウトして積極的に活動するガブリエルと、感染を知って落ち込んでいるドゥヨルとのゲイカップル。対照的な二人の日常を彼らの女友達が捉えたドキュメンタリー。
2012年/韓国/監督:ノ・ウンジ、コ・ユジョン/75分/韓国語

『始まりの駅』『咲きこぼれる夏』映画上映
日時:11月25日(土)13:00~15:00
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
主催:Normal Screen、TOKYO AIDS WEEKS 2017


11月25日(土)13:00~
ヨーロッパのCMから性表現を考える

 ヨーロッパのコンドームやバイアグラのCMでは、セックスを礼賛する表現があふれ、HIVの啓発動画でも「露骨」なセックス表現が見られます。児童ポルノや暴力表現には厳しい国が多いですが、同時に日本では欠落している部分があることを見据えるべきでしょう。もっと性の表現を。

ヨーロッパのCMから性表現を考える 
日時:11月25日(土)13:00~15:00
会場:中野区産業振興センター セミナールーム2
出演:松沢呉一(フリーライター)、ハスラー・アキラ(クリエイター)、On Lee(NPO法人 東京レインボープライド理事)


11月25日(土)15:30〜
『PrEP 17』上映会 ~HIVの新しい予防方法、PrEPを学ぼう!

 新しいHIV感染予防法として様々な国で導入され、近年広がりつつあるPrEP(暴露前予防)について、イギリスの状況を追ったドキュメンタリー映画『PrEP 17』の上映&解説・トークを通して、一緒に学びませんか?

『PrEP 17』
2017年/イギリス/監督:Nicholas Feustel/35分/英語

『PrEP 17』上映会 ~HIVの新しい予防方法、PrEPを学ぼう! 
日時:11月25日(土)15:30~17:30
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
主催:カラフル@はーと


11月25日(土)15:30~ 
AV男優が語る性感染症と幸せなSEXについて

 何千人もの人とSEXを体験した現役AV男優が語る性感染症についての予防、対策、テクニックなどを話します。また、AVのSEXとは違う幸せなSEXとは? 様々な体験からSEXの本質を語ります。

AV男優が語る性感染症と幸せなSEXについて
日時:11月25日(土)15:30~17:30
会場:中野区産業振興センター 大会議室
出演:吉村卓、野島誠、森林原人(予定)
主催:現役AV男優有志の会


11月25日(土)16:10頃
Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 2017

 一昨年、昨年と好評を博し、感動を与えてきた「Gay Men’s Chorus」が、中野で開催!
 現在、参加者募集中です。曲目は「Climb Ev’ry Mountain(『サウンド・オブ・ミュージック』より)」「Woman “Wの悲劇より”(薬師丸ひろ子)」「ひまわりの約束(秦基博)」「POP STAR(平井堅)」「春に(作詞:谷川俊太郎/作曲:木下牧子)」「上を向いて歩こう(坂本九)」です。興味のある方はぜひ!

Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 2017
日時:11月25日(土)16:10頃~
場所:コングレスクエア中野(中野区中野4-10-2)地下1階コンベンションホール「ホワイエ」
指揮:なおき
ピアノ:べーすけ
 

11月26日(日)10:00~
『ALTERNATE ENDINGS』&『やめられない習慣』上映会

 Visual AIDSによる短編映像集。全米5ヵ所以上で上映された現代アーティスト7組による作品集と、映像を通してHIV/エイズの影響を共有するアメリカの9組を紹介する作品を同時上映。ACT UPの活動家からYouTuberまで幅広い方たちが登場します。

2014年、2016年/アメリカ/監督:トム・ケイリンなど/合計100分/英語・スペイン語

『ALTERNATE ENDINGS』&『やめられない習慣』上映会
日時:11月26日(日)10:00~11:40
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
主催:Normal Screen


11月26日(日)12:30~ 
『トークバック 沈黙を破る女たち』上映会&トーク

 元受刑者とHIV陽性者の女性たちが、自分たちの人生を芝居にしました。暴力にさらされ、“どん底”を生き抜いてきた彼女たちの舞台は芸術か、治療か、それとも革命か? 芝居を通して自分に向き合い、社会に挑戦する8人の女性たちが声を取り戻していく様が感動を呼びます。

『トークバック 沈黙を破る女たち』
2013年/日本/監督:坂上香/119分/英語

『トークバック 沈黙を破る女たち』上映会&トーク 
日時:11月26日(日)12:30~15:00
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
トーク出演:坂上香(監督)、佐藤 郁夫(ぷれいす東京)
共催:Normal Screen、TOKYO AIDS WEEKS 2017


11月26日(日)15:30~ 
『売買ボーイズ』上映会&トーク

 二丁目でウリ専をしている男の子たちへのインタビューから、彼らがいかにして雇われたか、その職務や生活状況、彼らの体験を明らかにしていく作品『売買ボーイズ』。海外の映画祭で上映され、高い評価を受けてきた作品が、日本初上映されます。

『売買ボーイズ』
2017年/日本/監督・編集:板子/76分/日本語

『売買ボーイズ』上映会&トーク
日時:11月26日(日)15:30~17:30
会場:中野区産業振興センター 多目的ホール
トーク出演:イアン・トーマス・アッシュ(プロデューサー)、コウ(出演者)、岩橋恒太(akta)
主催:『売買ボーイズ』制作委員会  


11月26日(日)15:30~17:30
日本のHIV/AIDSの「いま」を知る! ~HIV陽性者のためのアンケート調査・結果報告会~

 1,110名のHIV陽性者が回答した「第2回HIV陽性者のためのウェブ調査」(実施期間:2016年12月~2017年7月)の結果報告会です。HIV陽性者が、いま必要としていること、本当に知りたいこと、皆さんに知ってほしいことにフォーカスし、日本のHIV/AIDSの「いま」を伝えるものです。

日本のHIV/AIDSの「いま」を知る! ~HIV陽性者のためのアンケート調査・結果報告会~
11月26日(日)15:30~17:30
会場:中野区産業振興センター 大会議室
出演:井上洋士(放送大学)、高久陽介(JaNP+)
主催:HIV Futures Japan プロジェクト、JaNP+


11月26日(日)19:00~21:00
〈クロージング・イベント〉『私はワタシ~over the rainbow~』映画上映&トーク

 痛み、苦悩、ファンタジー、希望…。企画・キャスティング・プロデューサーの東ちづるさんがインタビューする、40人以上のセクシュアルマイノリティの言葉を紡いだ記録映画です。ベアリーヌ・ド・ピンクこと長谷川博史さんを軸に、田亀源五郎さん、ピーターさん、はるな愛さん、清貴さんといった著名人、生きづらさを感じる方たちが次々と登場、そのメッセージが心に染みます。もやもやしないフラットな、唯一無二のドキュメンタリー!
2017年/日本/監督:増田玄樹/企画・プロデューサー:東ちづる/75分/日本語

『私はワタシ~over the rainbow~』映画上映&トーク
日時:11月26日(日)19:00~21:00〈クロージング・イベント〉
会場:なかのZERO小ホール
トーク出演:田亀源五郎(漫画家)、長谷川博史(JaNP+)、東ちづる(女優、一般社団法人Get in touch代表)
主催:一般社団法人 Get in touch


11/25(土)&26(日)10:00~18:00
『OUT IN JAPAN』写真展

 レスリー・キー氏が撮り下ろした全国1000名超のLGBTのポートレート『OUT IN JAPAN』の写真展が、同時開催されます。イベントの合間などにぜひご覧ください。

『OUT IN JAPAN』写真展
日時:11月25日(土)、26日(日)10:00~18:00
会場:中野区産業振興センター 1階ロビー
主催:認定特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ


 

関連イベント

11月23日(木祝)17:30-
ジューシィー!20th Anniversary  -Living Together / STAND ALONE-

 ドラァグクイーンをはじめいろんな方たちが出演してきた伝説のMIXパーティ「ジューシィー!」。その20周年を記念し、11月5日にSHIBAURA HOUSEで開催されたジャンジさんらのパフォーマンスナイト「Living Together / STAND ALONE」が再演されるほか、韓国のドラァグクィーンMOREさん、メロウディアスさん、オナン・スペルマーメイドさんのショーなどもお楽しみいただけます。祝日の夜、AiSOTOPE LOUNGEで楽しく過ごしませんか?

ジューシィー!20th Anniversary -Living Together / STAND ALONE-
日時:11月23日(木祝)17:30-23:30
会場:AiSOTOPE LOUNGE


11月26日(日)15:30~
第31回日本エイズ学会学術集会・総会 市民公開講座『日本のHIV/エイズの現状は今』

 今年の日本エイズ学会は、「未来へつなぐケアと予防 Living Together」をテーマに中野サンプラザで開催されます。今年の会長は、ぷれいす東京の生島嗣さんです。
 この学会は、研究者の方や医療従事者、HIV予防に携わる方たちなどに向けたもので、参加するには登録料が必要なのですが、『日本のHIV/エイズの現状は今』という市民公開講座はどなたでも無料で参加できます。毎年HIV新規感染者数が発表される時にコメントをつけている岩本愛吉さん(浅草や新橋あたりでとてもモテそうな方です)らが参加し、日本の現状と課題などについて話し合います。田中大輔中野区長らもご挨拶します。

第31回日本エイズ学会学術集会・総会 市民公開講座『日本のHIV/エイズの現状は今』
日時:2017年11月26日(日)15:30~17:00
会場:コングレスクエア中野 B1階 ホールA・B

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