FEATURES

その他の記事

レポート:PRAY -新宿二丁目から「祈り」を-

5月5日(祝)夜、二丁目で活躍するDJやパフォーマーら総勢50名以上が出演する被災者支援チャリティイベント『PRAY』が「ArcH」&「EXIT(非常口)」で開催されました。GWの最終日、華やかで素晴らしいエンターテインメントが繰り広げられた一夜を376名が楽しみ、926,766円もの義援金が寄付されました。

レポート:PRAY -新宿二丁目から「祈り」を-

 5月5日(祝)夜、新宿二丁目の「ArcH」「EXIT(非常口)」で被災者支援チャリティイベント『PRAY』が開催されました。
 例年、GW最終日は(日曜と同じで)二丁目もそれほど人出が多いわけではありませんが、この日ばかりは、二丁目で活躍するDJやパフォーマーら総勢50名以上が出演していたこともあり、そうした二丁目ピープルの心意気に賛同する人たちが大勢詰めかけました。

 「ArcH」でエントリーをすませるて入場すると、メンズパンツ市場とL&G Timpaniがチャリティ・ブースを出していました(売上げがすべて寄付に)。そしてアロム奈美江さん、ISUZUさん、ヴェロニカさん、COL KID GaGaさん、スミレさん、伊達ロザンナさん、チャーミー・ブリコさん、リル・グランビッチさん、LINDAさんといったクイーンの方々がフロアを華やかに彩り、お客さんを楽しませていました。
 20時半頃、第一部のショータイムが「ArcH」でスタート。キムビアンカさんの『脱ぎなさいよ』ライブで幕を開け、アルピーナさん&悦郎太さんのドリカム・ショー、ピンクレゲイーさん、フーチ葉よもぎさん、そして、ブルボンヌさん、サセコさん、エルさん、キムコヒルトンさん、ドリュー・バリネコさんら、Campy!ガールズのみなさんによるK-POPショーが繰り広げられました。そして、主催するバブリーナさんとブルボンヌさんがMCをつとめ、フロアは大いに盛り上がりました。
 続いて21時、「EXIT(非常口)」のステージには、AKI、ATSUSHI(ガチムチ☆ディスコ)、ISE、ERIC(BADBOYS/SURF)、KAZUMA(Shangri-La/SURF)、KEITA & YOUYA(TOKYO GAY NIGHT)、K-SUKE(Glamorous/Traveling)、航-KOH-、NAWOTO、MASATO(the RING)、MANTARO、SHINYA、RIOTO(RUSHCRUISE)、UTO.(SURF)、YASUTAKA、YOSHIHIRO(the RING)(敬称略)という約20名ものGOGO BOYSが一斉に登場するという、前代未聞なパフォーマンスを披露してくれました。こんなにたくさんのGOGOの方たちが所狭しとステージに並ぶ様はなんとも壮観で圧巻でした。
 21時半、同じ「非常口」でゴージャスなクイーンのショータイムがスタートしました。NICOLEさん&NAGWAさん&AKIさんはベリーダンスを生かしたオリエンタルな舞いを、CHIHARUさんはマドンナの「Fever」(ガーリーショー・バージョン)を、バビ江ノビッチさんは「Gold Finger」(募金ショー)を、マルガリータさんはビヨンセの「‪Single Ladies‬」などを、そしてホッシーさんはガガの「Born This Way」(グラミー賞バージョン)を披露し、フロアを沸かせました。
 22時、「ArcH」でもステージとカウンターを使ってSEXYなGOGOショーが繰り広げられ、フロアは身動きがとれないくらいのスシヅメ状態でヒートアップ! GOGOの方たちも熱くSEXYに観客を喜ばせていました。
 そして22時45分、ミッツ・マングローブさんのライブがスタート。いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」を歌ったあと、このように語りはじめました。「私の故郷は横浜ですけれども、いつも横浜に帰ればそこに同じ景色があってほっとできる。それが故郷というものだと思う。でも、故郷の街が一瞬にして全く違う姿になってしまうということがありえるんだということがわかりました。もし二丁目がこういう姿じゃなくなってしまったら…。被災者の人たち、本当に大変だけど、私たちは今できることをがんばる。故郷の街や人を愛する気持ちがあれば、きっと前を向いて行ける」。そして、たくさんのクイーンたちとともに『若いってすばらしい』を歌い、素晴らしいフィナーレを飾りました。

 それから、「ArcH」「EXIT(非常口)」の合計3つのフロアを盛り上げてくれたDJの方々は、ATT(Glamorous)、DJ Chii☆(BG☆BG/GIRLFRIEND)、DAILY-F、殿下、DSKE(Shangri-La/Traveling)、DSK☆ミ(DJ HYUKのK-POP NIGHT)、悦朗太(M☆NIGHT)、GIA(SURF/O-nation)、G/O、HANETOSHI(SWITCH)、HARUKO、HIDEO(fancyHIM/Nite Flyte)、HIKO(Booty)、DJ HYUK(DJ HYUKのK-POP NIGHT)、KAWAMURA、Kazz(ゆるぽナイト)、KIMO(音ゲイ。)、KURO、MASAO(TWILIGHT/SWITCH)、MASATO(Shangri-La)、MG(TAKE OFF)、MOSHIN、中村直、NAOKI(SWITCH)、M☆NARUSE(PINKHOUSE X)、OSH、POPPO、sAtoshi(GORILLA)、DJ SAWA(Shangri-La)、DJ 色彩(SHINJUKU R&B STYLE)、しま乳(アキバナイト)、SHOWHEY(AMR)、SHUN、助川助六(プロパガンダ)、SUHARA(TWILIGHT)、DJ TABO(陽炎)、TAKEYUKI(SWITCH)、TEAM MENMIC(MEN'S Mix.jp)、TETZ、DJ TOMO(BG☆BG)、TOMOYA(SURF)、TYME(ゆるぽナイト)、UIROH、VEIZY(Diamond Cutter/O-nation)、WARA(ROBOTFUNK) (敬称略)という錚々たる面々。もう二度とありえないだろう、奇蹟の共演となりました。
 ほかにも、GOGO GIRLとしてNETWORK GIRLのみなさん(NANA、TAMAKI、CANCO)、HOSTとして「Grand Panache」のみなさん(RUI、椎、柚、mina)、また、シンガーの7dreamさん、VJのCortaro、eye、LIFEKINGさん、写真で町田敏之さん、Flyer DesignでHameo(EMF) さんらも参加してくださいました。まさに「二丁目が総力を挙げて」という形容がふさわしい、夢の一夜を実現してくれました。

 イベントの翌日には主催者のバブリーナさんからご報告があり、来場者数は376人(週末でもなかなかこの人数は集まらないのにGW最終日に376人というのはスゴイことです)、入場料や募金箱などを合わせた寄付金の合計は926,766円にものぼったそうです。もちろん、日本のゲイシーンにおけるチャリティイベントとしては記録的な数字だと思います。
 二丁目が総力を挙げて被災者の方たちに「祈り」を届けたことを、僕らは誇りに思いましょう。
 主催者および出演者&スタッフのみなさん、参加されたみなさん、本当におつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
(後藤純一)

☆フォトアルバムはこちら