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レポート:第1回虹色どまんなかパレード

10月27日、名古屋で初めて「虹色どまんなかパレード」が開催され、約400人が名古屋市中心部の大通りを晴れやかに行進しました。これまで全国で行われたほぼすべてのパレードを制覇している(拍手!)VENさんに、レポートをお願いしました。

レポート:第1回虹色どまんなかパレード

10月27日(土)、台湾の台北、日本の名古屋と、アジアの二大都市でプライドパレードが開かれました。日本の名古屋では「第1回虹色どまんなかパレード」が開かれ、約400人の方が歩きました。「ここにもいるよ」「ひとりじゃないよ」「もっと知ってほしい」という3つを柱に、パレード開催に至りました。他の都市と比べて地元出身率が高く、カミングアウトしづらいと言われている名古屋。 私の耳にも賛否両論、様々な声が聞こえてきました。そんな中、名古屋でパレードをと言う人たちが集まり、約1年、準備を進めてきました。 パレード当日を迎えるまでには、山あり谷ありだったことと思います。そんな名古屋のパレードをレポートさせていただきます。(VEN)


 10月27日土曜日11時過ぎ、集合場所である名古屋・栄の池田公園には、フロートに飾り付けをするスタッフの方、踊りの練習をする方など、すでにたくさんの方が集まっていました。この池田公園は、毎年6月に行われているNLGRのメイン会場にもなっている公園です。ゲイバーなどが集まる繁華街の中心にあります。

 12時から受付が始まりました。フロートを選び、リストバンドをもらって、受付完了。各地のパレードでお見かけするセクシーボーイズ&ポケモンのコスプレの方々、オレンジベースのハロウィンチックな衣装の方、カジュアルな服装の方、ガテン系の兄貴、豪華なドラァグクイーンの方など、会場にはさらにたくさんの参加者が集まってきました。お友達同士やサークルの仲間などといっしょに、パレードのスタートをワクワクしながら待っているような雰囲気でした。
 13時20分から少し遅れて始まったオープニングセレモニー。進行はタレントとして活躍されている柏本圭二郎さん。楽しいトークで会場は一気に明るい雰囲気になりました。
 そして、今は同性婚もしている駐大阪神戸アメリカ総領事のパトリック・リネハンさんとパートナーのエマーソン・カネグスケさん、元宝塚歌劇団団員でオープンリー・レズビアンとしてLGBT支援活動も行っている東小雪さんが、あたたかく力強いスピーチをされ、パフォーマンス集団・DXハンターのみなさんが、これからパレードを歩く参加者に元気を与えてくれるようなパワフルなステージを披露してくれました。
 その後は、関西レインボーパレード、東京レインボープライドパレード、NSM48、虹組ファイツの方々からのインフォメーション。
 13時50分を過ぎて、フロート整列が始まりました。フロートは「虹色ダンスミックスフロート」「どまんなかアイドルフロート」の2つ。どちらを歩くか迷った人も多かったのではないでしょうか?
 池田公園からパレード出発場所の松坂屋北館前に移動します。みなさんワクワクドキドキな表情をされていました。

 開始予定の14時を少し過ぎて、いよいよ、パレード出発。パレードコースは名古屋の中心街。松坂屋前から待ち合わせ場所でよく使う三越ライオン前、LACHIC、パルコと、年齢層も様々な買い物客で賑わう栄・矢場町を一周する形でした。
 虹色ダンスミックスフロートは、LADY GAGA、Rihanna、「GLEE」の楽曲など、洋楽を中心としたフロートです。ノリノリのドラァグクイーンの方々が盛り上げてくれました。
 どまんなかアイドルフロートは、AKB48、ハロプロ、ピンクレディーなど、新旧アイドルの曲を中心としたJ-POPフロート。NSM48や虹組ファイツのみなさんもこのフロートを歩かれていました。
 様々なメッセージを書いたプラカードやカラフルな風船を持った参加者のみなさんの笑顔がとても印象的でした。
 沿道の反応は様々で、驚いている人、手を振ってくれる若パパさんや美容院の店員さん、曲に合わせて踊ってくれる若い人…。
 プラカードを熱心に一枚一枚読む人もいました。
 比較的あたたかい反応だった気がします。
 沿道から応援してくれるセクシュアルマイノリティの方もお見かけしました。
 パレードは50分ほどで終わりました。

 パレードが無事終わり、池田公園でエンディング&バルーンリリースのセレモニーが行われました。
 エンディングの司会は、おなじみのカナコさん。
 実行委員長の安間優希さんからの挨拶。参加者は、警察発表で約400名。沿道の方を入れて約800人とのことでした。
 カナコさんから、ベストプラカード賞、ベストドレッサー賞が発表され、最後はバルーンリリース。みんなのそれぞれの思いを乗せて、いろんな色の風船は空高く上がっていきました。様々なイベントで行われるバルーンリリース。何度経験しても感動します。

 パレードの後は、「The Absolute Halloween」と題したアフターパーティが、なんと7会場で開催されました。会場ごとに曲のジャンルや内容を変えて、全会場出入り自由というシステムでした。
 その中の1会場となった「Ragglian cafe」をのぞいてみました。
 おなじみのカナコさんのMCで始まったダンスタイム前のトーク&ライブイベント。まずは、パレード総括座談会(ビアン編)。パレードに参加した4人のレズビアンの方が、感想などをざっくばらんに話してくれました。次に、どまんなかアイドルミックスフロートを盛り上げてくれた、今や全国各地のイベントで引っ張りだこな虹組ファイツと、名古屋を中心に活躍中のNSM48の2組によるハーフタイムショーが行われ、どちらも元気なステージを観せてくれました。
 最後に「ゲイバーミセコ格付番付」というアトラクションが行われ、チーママさんやスタッフの方15人が格付しあい、盛り上げました。
 その後は、ダンスタイムに突入。各会場、ショータイムや仮装コンテストなどで盛り上がりました。

 また、来年も名古屋でお会いしましょう!


☆虹色どまんなかパレードの模様を収めたフォトアルバムはこちら