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今年は台北だけでなく高雄でもパレードが開催されます

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 毎日新聞夕刊の「憂楽帳というコラムに台北のゲイパレードのことが書かれていました。

 台北は知る人ぞ知る「同志」(ゲイ)に開かれた街で、偏見は残ってはいるけれど、比較的オープンに同性愛が語られています。
 大谷さんという記者の方の知人の女性は、身近な友人に「同志」が5人いるそうで、「日本人の感覚からすると多い。実際の比率は統計がないのでわからないが、カミングアウトの割合は間違いなく日本より高そうだ」と書かれています。
 台湾では90年代に民主化が進む中で、人権擁護の観点から同性愛者の権利が急速に拡大したそうです。台北市政府は「同志公民運動」の予算を持っており、学校でも偏見を打ち破るような教育が進んでいる(素晴らしい!)こともあり、カミングアウトしやすい環境が整いつつあるのかもしれない、といいます。
 また、記事は台北で毎秋開催されるアジア最大規模のゲイパレードにも触れていて、昨年は外国人を含む約2万5000人が参加したと報じています。

 

 今年の「台湾同志遊行(Taiwan LGBT Pride)」は10月30日(土)に開催されます。年々参加者が増え続けており、アジア最大規模のパレードであることはまちがいありません。以前は9月末に開催されていましたが、一昨年、台風に直撃され、しんどい思いをした方が多かったこともあり(それでもパレードは、台風の被害者への寄付も行っています)、昨年から10月末に変更され、ルートも変わりました。台湾大統領の官邸である総統府前から出発し、ゲイサウナなどが点在するエリアを通り、オープンカフェがたくさん集まる西門町を経由し、台北駅前の大通りを経由して総統府前に戻るというコースです。
 記事にもあるように、市政府からの後援(助成)も受けているパレードは、「投同志政策一票(Out & Vote)」というスローガンを掲げ、政治的なデモとしての性格が強いように見えますが、実際に歩いてみると、大きなクラブがDJフロートを出していたり、競パン姿の男の子たちのフロートがあったり、実に様々な人たちで盛り上がり、活気にあふれています。日本からもたくさん参加者がいて、素敵な日台交流の場になっています。
 東京プライドパレードにたくさん台湾から来てくれたことの恩返しの意味も込めて、みなさんもぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか?

台湾同志遊行(Taiwan LGBT Pride 2010)
日時:10月30日(土)12:00集合
集合場所:総統府前(凱達格蘭大道)
ルート:凱達格蘭大道→公園路→襄陽路→重慶南路→衡陽路→西門町(漢中街)→台北車站前忠孝東路→凱達格蘭大道

 

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 そして、何と言っても今年のニュースは、台湾でもう1つ、高雄市でパレードが開催されるということです。
 台湾第2の都市高雄(カオシュン)は、人口150万人の港湾都市ですが、数軒のゲイバーやサウナがあり、ローカルなゲイシーンを形成しているようです。
 高雄市初のプライドイベント「高雄2010 COMING OUT!!」は、シンポジウムとゲイパレードがセットになったイベントです。
 パレード前夜の17日(金)には、市内の「人權學堂(Human Rights Learning Studio)」というセンターでシンポジウムが行われます(高雄市政府民政局が主催しているところがスゴいです)
 そして18日(土)にはパレードが行われます。「勇敢站出來、同志好自在」(勇気を持って立ち上がれば、同性愛者はもっと自由になれる、という意味のようです)というキャッチコピーの下、「文化中心」(市立カルチャーセンター。その名の通り、文化の中心地なのでしょう)の前の広場を出発し、地下鉄で2~3駅ほどの距離を歩き、中央公園にゴールします。
 初開催にして市のバックアップを得ているというところがさすが台湾、という感じです。どのくらい人が集まるのか、どんなイベントになるのか、全く未知数ですが、もし興味がある方はお出かけください。(台北から新幹線で1時間半です)

高雄2010 COMING OUT!!  
同志大遊行
日時:918日(土) 14:30集合 15:00出発
集合場所:文化中心門(台灣高雄市苓雅區五福一路67號)
ゴール地点:中央公園一号駅出口
後援:高雄市政府民政局

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