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吉野家ゲイカップル暴行事件のその後

 俳優/格闘家の瓜田純士が吉野家でゲイカップルに暴行を加え、それを自身のblogで武勇伝のように語った事件(詳しくはこちら)に関し、blogTwitterなどで様々な意見が交わされました。

 世界的なアーティストである田亀源五郎先生は、Twitter上で「ネタにマジギレするマイノリティはキモイ」という主張の人に対して正面から堂々と意見を述べておられました。(Twitter上の書き込みをトピックごとにまとめたTogetterで一覧できます)

 また、アダルトグッズで有名なTENGAの社員の方が「差別はかっこ悪い!」と語りはじめ、それに対して「TENGAかっこいい!」というレスが多数返され…ということもありました。(そちらに関してもTogetterにまとめられました)

 イチカワユウさんという方のblogあたしが女とセックスする話はシモの話じゃなく人生の話なの」でもこの事件についてまとめたトピックが立てられました。彼女は「この件について、『ホモとか関係なく』とむやみに一般化するのは、ホモフォビアの過小評価であり、それ自体が一種のホモフォビア。また、今回の犯罪自体が実際に起ったかどうかはべつとしても、このヘイトクライムをこのように武勇伝としてブログに書くことが許され、『さすが!』という賞賛するようなコメントすらついてしまっているような状況が存在している事実。これをホモフォビックと呼ばずしてなんと呼ぶのか」と論じています。

 フツーに生きてるGAYの日常」のakaboshiさんは、blogでもコラムを書いて意見を述べているほか、Amebaブログを運営するCyberAgentへの問い合わせ・意見をTwitter上で公開するなど、縦横無尽な活動をしています。

 そうしたこともあり、事態は動きを見せました。

 まず、14日、吉野家がTwitterの公式アカウントで、以下のようなコメントを発表しました。
「店内での暴力事件について、色々とご質問・ご意見を頂戴しておりますが、現在調査中でございます。 尚、ツイッターからではすべてにお答えすることが出来ませんので、 お急ぎの方は、ご面倒ですが公式サイトのフォームよりお願いいたします。 http://bit.ly/aXOvOw」

 続いて15日、瓜田純士のblogから該当の記事が削除されました。
 そして16日、Amebaブロの運営スタッフからblog自体を閉鎖する(Amebaブログを退会させる)ことが発表されました。 
 閉鎖直前には、瓜田純士が関係者への報復を匂わせたり(こちらでキャッシュを見ることができます)、最後に「今晩からでもゲイ狩りでも開始してやるよ」などと書いたりしています(こちらでキャッシュを見ることができます)

 また、全国ブロガー協会代表・稲田兼一郎氏のblog「ブロガー協会代表・INAの『Junk Story』」で、今回の吉野家事件に関して瓜田純士を「カッコいいね」と賛美するコメントが書かれていることも、Twitter上で話題になっています。

 

 blogが閉鎖されたことで「ひと段落」と見る方もいれば、「問題の本質が見えないまま閉鎖された」と見る方もいますが、この問題、当分あちこちで語られ続けると思います。 
 Twitter上では現在もこの事件に関するツイート(書き込み)が展開されています。ハッシュタグ「 #urita 」でまとめて読むことができます。(後藤純一)

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