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中国政府「エイズ予防と感染抑制が民族の興亡と国家の存亡に関わる」


河南省で行われたエイズ孤児
支援イベント
 中国政府・衛生部は11月29日、2010年10月までの累計で、中国のHIV感染者数は37万人以上に上り、うち13万人以上が発症し、6万8000人以上が死亡したと発表しました。
 上記は医療機関などを通じて報告された件数ですが、それとは別に、中国政府や国連エイズ合同計画(UNAIDS)、世界保健機構(WHO)などが共同でまとめた推定では、中国で生存しているHIV感染者は累計で約74万人。うち、エイズを発症した患者は10万5000人。2009年における新規の発症者は4万8000人で、死亡者は2万6000人と見積もられました。サーチナの記事では「こうした数字の発表で、中国政府自身がHIV感染の実態を把握しきれていないことを認めたことになる」と述べられています。

 衛生部は、HIV感染とエイズ発症の最近の傾向として、感染はなお拡大中であるが、感染拡大の速度は低下していること、主に性行為による感染が広がっており、特に男性同性愛者の感染が急増していること、感染は特定の地域と特定グループの人々に集中している、との見方を示しました。地域別では雲南省、広西省、河南省、四川省、新疆ウィグル自治区、広東省での感染者と発症者の割合が全国の 77.1%を占めるそうです。

 この発表を受けて、温家宝首相は29日、国務院常務会議(閣議)を招集。エイズの予防と感染抑制が「民族の興亡と国家の存亡に関わる」と指摘すると同時に「感染拡大は依然として厳しい情勢を見せている。感染拡大の防止には大きな困難が伴う」と認め、事態を深刻視する姿勢を明らかにしました。 
 同会議は、感染拡大を食い止めるため、宣伝・教育や検査への注力、売春や薬物乱用の取り締まり強化、輸血や製剤のための血液の管理強化を申し合わせました。社会における感染者や家族への差別視の解消や福祉・救済策にも力を入れるそうです。




中国政府「国家存亡にかかわる」…エイズで“記録上”6.8万人死(サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1130&f=national_1130_048.shtml

エイズが男性同性愛者の間で急速に拡大 (エクスプロア上海)
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/15508.html?r=sh

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