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イリノイ州でシビルユニオンが認められました

 12月1日、イリノイ州の上院議会はシビルユニオン(同性パートナーに夫婦とほぼ同等の権利を認める)法案を32対24で可決しました。そして、パット・クイン州知事は法案に署名することを誓い、シビルユニオン法が成立する見通しとなりました。施行されるのは来年7月になります。イリノイ州では未婚の異性カップルもシビルユニオンの資格が与えられるそうです。証明書は郡の役所で7月1日から受け取ることができるようになります。

 アメリカで同性婚が認められているのはマサチューセッツ、コネチカット、アイオワ、バーモント、ニューハンプシャーの5州(およびワシントンD.C.)です。そしてシビルユニオンが認められているのはカリフォルニア、メーン、ニュージャージー、ネバダ、オレゴン、ワシントンの6州で、イリノイ州は、以上の11州(および首都)に続く、同性パートナーの権利を認めた州になります。イリノイ州の中心は、アメリカ中西部最大の都市であり、2006年にゲイゲームズが開催されたシカゴです。
 


グレッグ・ハリス議員
『シカゴ・トリビューン』紙が報じたところによると、オープンリー・ゲイのグレッグ・ハリス議員(民主党、シカゴ)は、「私たちには今、チャンスがあります。我々の先代のリーダー達が行ってきたように、不公平を正し、そして我々を自由へと導いていくのです。これは公平さ、尊敬、そして平等の問題です」と熱く語りました。
 この法案に賛成したほとんどが民主党の議員でしたが、中には、今年で議会を辞めて州の収入役となるダン・ルースフォード議員のように、支持を表明する共和党議員も数人いました。
 
 このシビルユニオン法案の成立のために、ゲイのサポートグループ「イクオリティ・イリノイズ」の公共政策委員長であるリック・ガルシア氏とフィールド・プログラム委員長のキャロリン・ステーク氏が、草の根の活動を展開し、支持を集め、とてつもない努力を行ったといいます。この法案に対しての宗教的反対に対しても、300人もの聖職者を集めて署名活動を行ったりしたそうです。
「私たちはとても感動しています。今日は偉大なイリノイ州にとって偉大な日となりました」とガルシア氏は語りました。

 こうして少しずつではありますが、アメリカ国内で人々のゲイに対する考えが変わってきていることはとても喜ばしく思います。カリフォルニアはまだまだ大きなハードルが立ちはだかっていますが、また一歩、アメリカで同性結婚が認められる日が近づいたように思います。
(Ryoji Okabe)


Illinois OK's Civil Unions(Advocate.com)
http://www.advocate.com/News/Daily_News/2010/12/01/Illinois_OKs_Civil_Unions/

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