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カリフォルニア州同性婚禁止法案の控訴審が開始

 今年の8月4日、米連邦地方裁判所がカリフォルニア州の同性婚禁止を定めた州法は「アメリカ合衆国の憲法に違反する」という判決を下し、ゲイだけでなく多くのセレブなどもこれを祝福しました。この模様は日本でもTV報道され、世界的な注目を集めました。
 8月12日、連邦地裁のボーン・ウォーカー判事(ゲイの方だそうです)は、この判決の執行停止措置(同性婚の禁止)を18日に解除すると述べました。が、判決を不服とした反対派(宗教団体など)が控訴し、16日に控訴裁判所は「控訴審判決が出るまでは解禁を延期する(結婚を認めない)」旨の決定を行いました。
 
 その控訴の行方が注目されていましたが、12月6日、控訴審が開始され、賛成派と反対派を交えた審理が行われました。
 審理では、同性婚に反対する弁護士は「結婚とは子どもをもうけることができる男女間の関係を社会が認めるためにある」と主張。これに対し、裁判官は「カリフォルニアの州法では、現在、同性のカップルが結婚することはできない。同性婚のカップルにはドメスティックパートナー法があり、姓の変更や税控除についても男女のカップルと同等の権利が与えられている。同性婚を禁止してももはや意味はない」としています。

 同性婚禁止法案「提案8号」は2008年の住民投票で可決されましたが、同性婚を認める今年の連邦地裁の決定に対してシュワルツェネッガー知事とジェリー・ブラウン次期知事(現州政府司法長官)の両氏が共に控訴していないことから、裁判官は事実上、両氏が同性婚を認めたことになると考えているそうです。

 いよいよ、カリフォルニア州で同性婚が認められる日が近づいてきたという希望が持てるニュースでした。続報にも期待しましょう。(編)

同性婚禁止法案の控訴審が開始(LALALA TIMES)
http://www.lalalatimes.com/news/detail.php?cat=L&id=4560

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