2010/07/12
レスポンス自動車ニュース
今回用意された5台の特別仕様車は、市の中心部に位置するバスケス・デ・メリャ広場に展示されました。
そのうちの1台、「500C Drag」は、真っ赤なスパンコール加工の生地で車体を覆い、さらに真っ赤な羽根でゴージャスに装飾されるという、素晴らしくDragな仕様です。一方、「500C Leather」はブラックレザーで覆われ、フロントにハーネス(レザーマンが愛用する鋲付きのベルト)、サイドにはチャップス(レザーマンが愛用するSEXYなボトムスウェア)をイメージしたと思われるジッパーがあしらわれています。また、テディベアをイメージした「500 Oso」や、クラブのミラーボールのようにボディ全面を覆った「500 Cool」も展示されました。さらに、それぞれの車の横には、それぞれのイメージに合わせたモデルが立っていたそうです。
どのモデルも発売される予定はなく、いわば「ショー・カー」でした。が、フィアット社は、500シリーズに豊富な色、エンジン、内装、アクセサリーがあることをアピールするのに役立てたのだそうです。 この素晴らしくゲイテイストな特別仕様車は、思わずフィアットが大好きになるような、最高に素敵なアピールとなっていたはずです。
ニュースは「従来ゲイ・カルチャーを避ける傾向にあった保守的な自動車業界だけに、今回のフィアット・スペイン法人のプロモーションはかなり勇気ある試みといえよう」と締めくくられています。
自動車メーカーは保守的という印象が僕らの間にもあるかもしれませんが、レクサス(トヨタが展開する高級車ブランド)はいち早くゲイマーケットに目をつけ、ゲイ雑誌に広告を出稿したり、ゲイイベントに協賛したり、積極的に投資を行ってきました。レクサスのみならず、アメリカではTOYOTAも『Out』誌に広告を載せたりしています。
日本の都市部では自動車を持っていない人・運転しない人も多いでしょうが、全国的に見れば決して自動車に縁がないわけではありません。こうした自動車メーカーもいずれは日本でゲイマーケットに参入してくれたら、と期待します。
(後藤純一)
フィアット500に「ゲイ仕様」(レスポンス自動車ニュース)
http://response.jp/article/2010/07/10/142661.html