2010/08/01
On Top Magazine
ローマカトリックの(同性愛嫌悪が強い)アルゼンチンという国で同性婚法案が認められたことは、近隣の国々に大きな影響を与えています。
チリの上院議員アンドレス・アラマンド氏は、ゲイカップルにシビルユニオンを認める法案を提出するつもりだと語りました。この法案はゲイとストレートの双方のカップルに結婚と同等の権利と恩恵を与えるというものです。 一方、パラグアイではすでに、近いうちに提出されるだろう同性婚法案への反対運動が起こっています。
ローマカトリック教会のサンペド教区司教、アダルベルト・マルチネス氏は、教会は同性婚に反対するキャンペーンを一刻も早く行うべきだと語りました。「キリスト教の価値に関するキャンペーンを教育の場で大々的にやるつもりだ。アルゼンチンから同性婚の波が押し寄せてくるのを回避するために」
ゲイの権利擁護団体「SOMOSGAY (we are gay) 」は、10月に同性婚法を通過させるためのロビーイング(国会議員への働きかけ)を行うと発表しました。
副大統領のフレデリコ・フランコ氏は、すでに同性婚法案に反対する意を表明しています。「私はカトリック教徒だ。神は男と女で家族を作るように創られた」
彼はまた、「子どもがゲイの親に育てられることなど想像したくない」とも言いました。「親がゲイだと知ったら、子どもがなんと思うか」
一方、上院議員、アルフレド・ハエグリ氏はTVに登場し、同性婚を支持すると語りました。
また、ペルーがアルゼンチンに続き、ゲイのパートナーシップを認めることを議論しはじめたそうです。
ペルー第一党のアメリカ人民革命同盟 (APRA) に属する下院議員のホセ・A・バルガス氏は、同性パートナーシップ法案を提出するつもりだと語りました。「この国には人生を共にすることを誓った人たちがいる。我々は彼等を擁護する義務がある。なぜなら、差別に反対するのは民主主義の大原則だからだ」
彼はこの法案を「結婚ではない」と主張します。また、ゲイカップルが養子をとることもできない、とも。「しかし、相続や社会保障など、それ以外の権利が含まれている」
1年以上ともに暮らしているカップルであれば、この法の恩恵を受けられます。
ローマカトリック教会はすでに、この法案に反対する立場を表明しています。
メキシコシティやアルゼンチンに続け!とばかりにラテンアメリカの国々で起こりはじめたムーブメント。カトリック教会の強い反対や圧力を受けることでしょうが、「自由」と「平等」を求める運動はきっと、いつか必ず勝利することと思います。(後藤純一)
Chilean Bill Would Create Civil Unions For Gay Couples(OnTopMagazine)
http://www.ontopmag.com/article.aspx?id=5878&MediaType=1&Category=24
Argentine Neighbors Uruguay, Paraguay To Debate Gay Marriage(OnTopMagazine)
http://www.ontopmag.com/article.aspx?id=6072&Category=24&MediaType=1
Peru Latest Latin American Country To Consider Gay Unions(OnTopMagazine)
http://www.ontopmag.com/article.aspx?id=6114&MediaType=1&Category=24