2010/08/23
ロイターほか
リッキー・マーティンは今年3月末、公式サイトを通じて、「僕は、誇りをもって言う。僕は幸せな同性愛男性だ。僕が僕であることが、すばらしく幸福だ」と語り、自身がゲイであることを発表しました。
(その全文の日本語訳をこちらで読むことができます。ともすると、マスメディアやネット上の言説は、ともするとゲイという所だけを書き立てがちですが、全文を読むと、子どもたちのため、本当の幸せのためにカミングアウトしようとする彼の気持ちが伝わってきて、感動します。こういう仕事は本当に大事だと思います)
回顧録『Me』は、駆け出しから成功するまでの道のり、自身が同性愛者で父親であることを明かす内容となっているそうです。
「この本を書くことで今日の自分を築くまでのさまざまな経験を振り返ることができた」とリッキーは心境を明かしました。
リッキー・マーティンは、ハロプロの売り出し法(メンバーが卒業していく)の元となったと言われているボーイズ・ユニット「MENUDO」のいちばんの出世頭で、「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」が世界的な大ヒットを記録しました。(ちなみに同じMENUDOのアンジェロ・ガルシアも、リッキーの少し前にカミングアウトしています)
2008年には代理母から生まれた双子男児の父親として『ピープル』誌の表紙を飾りましたが、母親などに関する情報などは明らかにしていませんでした。
リッキーは2012年に再演されるブロードウェイ・ミュージカル『エビータ』への出演も決定しており、6月のトニー賞授賞式にも進行役の一人として登場しています。(つまり、カミングアウトしてからも活躍は続いているということです)
先日、カリフォルニア州の同性婚をめぐる連邦裁判で「同性婚の禁止は違憲」という判決が出たときにはTwitterで祝福のコメントを書き込み、同性婚応援のスタンスを示しました。
この回顧録『Me』、日本語訳で発売されるかどうかはまだ未定ですが、Amazonではすでに原書(英語)の予約が始まっており、洋書のBiographyランキングで33位に入っています(さすがリッキー。すごい人気ですね)
ぜひ、日本語版でも発売されることを切望します。
(後藤純一)
歌手リッキー・マーティン、回顧録で名声と性を語る(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-16865820100820