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武田鉄矢が自ら進んでゲイバーのママ役に

 米倉涼子扮する東京国税局査察部の敏腕査察官・松平松子が悪質な脱税者と闘う、テレビ朝日系ドラマ『ナサケの女~国税局査察官~』(木曜午後9時)で、武田鉄矢がゲイバーのママ役を演じています。

 武田鉄矢が演じているのは、仕事に疲れた松子が立ち寄るゲイバー「鉄子の部屋」のママ・鉄子。松子が唯一、腹を割って話し合える相手で、彼女の精神的な支えとなる役どころです。武田鉄矢は「作品の主題からは離れた所におりますが、だからこそ、物語全体に深みを出せる、とても面白い役だと思います」と手応えを語ります。

 当初、武田鉄矢が演じるのはゲイという設定ではありませんでしたが、自ら申し出てキャラクターを作り替えたんだそうです。「税金をめぐる白黒はっきりしたストーリーの中で、灰色の人物がいた方が面白いと思ったのが一つ。また、オカマやニューハーフの方々がこれほどテレビ番組に出演する国はないのではないか、同性愛者の許容は実は、日本の文化に深く根差しているのではないか、などと思うところがありまして、この役に名乗りを上げさせていただきました」

 武田鉄矢は言うまでもなく『金八先生』で有名ですが(2001年~2002年、『金八先生』で上戸彩が鶴本直という性同一性障害者の役を演じたことが話題になりました。もちろん金八先生も応援しています)、坂本金八というリベラルなキャラクターは脚本家の小山内美江子が作り上げたもので、本人はどちからというと「男は男らしく」などと言いそうなタイプではなかったかと思います。そういう人が自ら進んで女装してゲイバーのママを演じるところに、時代は変わったという感慨を覚えます。

 ちなみに米倉涼子はTVドラマ『黒革の手帖』に主演してゲイの間で話題になりました。今回は「悪い女」ではなく、全く逆の立場ながら、サバサバした女性の魅力を感じさせてくれそうです。 『ナサケの女~国税局査察官』 、今シーズンの要チェック!ドラマではないでしょうか。(後藤純一)

 

武田鉄矢が米倉涼子と絶妙なやり取り(インターネットTVガイド)
http://www.tvguide.or.jp/TF0802LS.php?groupId=186&newsId=2144

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