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『ミルク』のジェームズ・フランコがドラァグクイーン姿で雑誌の表紙に

 俳優のジェームズ・フランコが、異性装をコンセプトにしたファッション誌『キャンディ』の表紙をドラァグクイーン姿で飾り、話題になっています。

 『キャンディ』誌は、トランスヴェスタイトやクロスドレッシング(異性装)、トランスセクシャル、アンドロギュヌス(両性具有)などを祝福するというコンセプトに基づく初めてのファッション誌です。創刊第2号となる秋冬号は1000部限定で発売されます。
 この号の表紙を飾ったジェームズ・フランコは、濃いアイシャドウと真っ赤な口紅をつけたフルメイク(ドラァグクイーンというよりはナチュラルな女装)で、黒のスーツを着て、黒の手袋をした指にタバコをはさみ、アンニュイな視線を送っています。表紙だけでなく、雑誌の中味にも、ウィッグをかぶった黒のドレス姿、Tシャツとジーパンにフルメイクといった写真が掲載されているそうです。
 写真は著名なフォトグラファー、テリー・リチャードソンによるもので、9月にNYで撮影されました。

 ジェームズは、映画『ミルク』でミルクのパートナー、スコット・スミスを演じ、ほかにもバイセクシャル男性の役なども演じてきたため、ゲイではないか?と噂されてきました。9月には主演映画『ハウル(吠える)』のプロモーションも兼ねて『Advocate』誌に登場しましたが、「僕はゲイではない」と噂を否定しました。が、ゲイやバイセクシャルの役を演じることについては「普通の役柄では面白くない。僕にとっては、これまでにあまり描かれてこなかった関係を演じるほうが興味深いんだ」と語っていました。今回のドラァグクイーンの扮装も、そうした俳優としてのチャレンジの一環だったようです。

 ジェームズ・フランコが主演した映画『ハウル(吠える)』は9月25日にアメリカで公開されました。
 この作品はビートニクの詩人、アレン・ギンズバーグの伝記映画で、詩集『吠える』の内容(露骨な同性愛描写とドラッグ使用)が問題となり、猥褻裁判にかけられたギンズバーグの苦悩と創作活動、そして彼の交友関係などを綴ったものです。
 シネマトゥデイには、この映画の監督であるロバート・エプスタイン&ジェフリー・フリードマン(『セルロイド・クローゼット』『刑法175条』)のインタビューが掲載されています。彼らにジェームズ・フランコを紹介したのは『ミルク』の監督、ガス・ヴァン・サントなんだそうです。ロバート・エプスタイン&ジェフリー・フリードマンは1984年のドキュメンタリー映画『ハーヴェイ・ミルク』の監督でもありますので、ある意味、それはミルクがつないだ縁、と言えそうです。(後藤純一) 

 

ゲイ疑惑を否定したジェームズ・フランコ、今度はドラァグクイーン姿で雑誌の表紙に(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0028054

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