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リオデジャネイロに「第3のトイレ」が開設

 ブラジルのリオデジャネイロに男性用/女性用とは別にセクシュアルマイノリティ専用の「第3のトイレ」が設置されることになったそうです。「興味本位の目にさらされず、自由に化粧したり、用が足せるようにしてほしい」との要望を受けたものです。

 地元メディアによると、専用トイレが設置されるのは、昨年のリオのカーニバルで優勝したサンバチーム「ウニドス・ダ・チジュカ」が拠点とする施設内。カーニバルを3月に控え、チームの参加者や関係者から要望が出ていたそうです。トランスジェンダーの方、トランスヴェスタイト(異性装者)の方も利用できます。

 リオデジャネイロでは、約40万人が観光に訪れるゲイパレードが開催されており、女装した方などもたくさん参加しています(こちらに動画が掲載されています)。ちなみに、同じブラジルのサンパウロのパレードは300万人規模で、世界最大だそうです。

 一方、同性愛者の人権活動家は、同性愛者らを隔離するものだと批判し、「同性愛者が社会に受け入れられるために闘ってきたのに、差別を助長するだけだ」と述べているそうです。

 2年前、タイ東北部の農村地帯にある公立中・高校でも同様のトイレができたというニュースがありました。この時も同様に、「第三の性」の固定化が差別につながるという懸念もありながら、当事者には喜ばれたと報じられていました。(詳しくはこちら

 日本でも、性同一性障害の方たちの間でトイレのことが問題になっているようです。たとえば、「TSとTGを支える人々の会」は、公的施設に対し、「性同一性障害の当事者が、それぞれの心身の状況に合わせて、社会的に支障のない範囲で、女子トイレ、男子トイレ、障害者用トイレを利用することをご理解ください」「障害者用トイレに、『ユニセックス』または『性別を問わずお使いいただけます』等の表示も加えてください」という要望書を提出しています。(編)
   


南米リオに「第3のトイレ」 同性愛者や女装男性向け(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0108/TKY201101080105.html

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