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シンディ・ローパーが東京公演を敢行!

2011年03月16日
 東日本大震災の影響でイベントや公演の中止が相次ぐ中、シンディ・ローパーが今日からの東京公演を予定通り開催することを発表しました。

 コンサートを主催するキョードー東京は、一時は公演中止も考えたものの、会場の安全確認が取れたことに加え、シンディが「私にできることは音楽」と強い意志を示したことから、開催を決めたそうです。 

 シンディ・ローパーは大地震が発生した11日に来日していました。当初は午後3時半に成田空港に到着する予定でしたが、空港封鎖を受け、いったん横田基地に着陸し、午後10時頃、羽田空港に着きました。渋滞のため、都内のホテルに着いたのは午前4時半だったそうです。「最初は何が起きているかわからなかった。空港やホテルで毛布を被った人たちがたくさん目の当たりにした」
 余震など震災の恐怖を肌で感じ、「部屋でテレビをつけたら、本当にすさまじい状況だった。どんどん被害が拡大し、心が痛んだ」とショックを受け、ライブを行うかどうか悩みましたが、「今、私は日本にいる。何ができるかと考えたら、それは歌うことしかないと思った。少しでも勇気を、少しでも元気を与えることができるなら」と、開催を決めたそうです。 

 東京公演は16日〜18日に渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われ、21日・22日には大阪公演も行われます。そのすべての会場に、シンディ自身の提案により、被災者への募金箱が設置されます。ステージでは、傷ついた人々を励ます代表曲『トゥルー・カラーズ』などが披露されるそうです。
「日本はRISING SUNの国。自分たちを信じて立ち上がりましょう。ガンバッテ!」とメッセージを寄せたシンディ。そのあたたかい歌声は、きっと被災者の心にも届くはずです。

 シンディ・ローパーは阪神淡路大震災の際も、アルバムの収益金を寄付したり、多大な支援してくれたそうです。
 また、2006年にゲイゲームズの閉会式で歌い、翌年には多数のアーティストたちとゲイの権利擁護のためのチャリティ・ツアー「True Colors 2007 Tour」を行い、2008年にはシドニーのマルディグラ・パーティに出演するなど、ゲイ支援のシンボル的存在(アイコン)ともなっています。

 シンディ・ローパーのジャパン・ツアーに関する情報についてはこちらをご覧ください。(編)


シンディ、東京公演決行!(テレ朝News)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/geinou/geinou_news/contents/hot_20110316_080.html

C・ローパー公演決行「少しでも勇気を」 (SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/geino/news/110316/gnj1103160504011-n1.htm

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