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レディ・ガガ、今度は新曲の収益でゲイの子どもを救う

2011年04月08日
 150万ドル(1.2億円)に達したチャリティ・ブレスレットの売上げを寄付したり、応援のビデオレターを日本に届けたり、日本の被災者に対して絶大な支援をしてくれていたレディ・ガガ。

 そんなガガが、先月末にiTunesでリリースした新曲のカントリー・バージョン『Born This Way(Country Road Version)』の収益を「Gay, Lesbian and Straight Education Network(GLSEN)」に寄付すると発表しました。この団体は、LGBTの生徒が安全に学べる環境づくりを目的としており、LGBTの子どもに対するいじめや差別をなくすための活動を続けているそうです。
  
 アメリカ南部に根ざしたポピュラー・ミュージックであるカントリーは、圧倒的に白人のファンが多く、保守的なイメージがあります。『Born This Way(Country Road Version)』は、ある意味、ガガのコアなファンとは対極にいるような層の人たちにも受け容れられるような、支持の幅を広げるようなものでした。その売上げを、ゲイ差別をなくす、学校でバッシングを受けるゲイの子どもたちを救うために使うというのは、さすがはガガ、とうならせるものがあります。
 なお、このカントリーバージョンには新しい歌詞が付け加えられています。「If I wanna make it country, baby, it's OK/ 'Cause I was born, I was born, I was born this way/ From London, Paris, Japan back to USA/ I was born on the road, I was born to be brave.」というのがそうで、「Japan」が盛り込まれているところにガガの応援の気持ちを感じさせます。

 ちなみに『Born This Way(Country Road Version)』に続いてリリースされるアルバムからのセカンド・シングルは『Judas(ユダ)』だそうです。
 4月6日、ガガは公式サイト上に動画「Gagavision no. 41」(メイクやリハーサル、そして、ゲイの味方をするガガを「変態」と侮辱するキリスト教原理主義者と口論するシーンなどを収録)をアップし、セカンド・シングル『Judas』を4月19日にリリースすることを発表しました。
 『Judas』のPVは、振付師兼クリエイティブ・ディレクターのローリーアン・ギブソンとガガ自身の共同監督で制作されるそうです。今度はどんな映像を届けてくれるのか、楽しみです。(編)



レディー・ガガ、新曲のカントリー・ヴァージョンの収益でいじめ撲滅を図る!(@niftyニュース)
http://news.nifty.com/cs/entame/musicdetail/nmn-20110407-110407055989/1.htm

レディー・ガガ、今度は新曲のカントリーバージョンの売り上げを同性愛研究教育ネットワークに寄付!(MOVIE WALKER)
http://news.walkerplus.com/2011/0406/11/

レディ・ガガ、ボーン・ディス・ウェイからのセカンド・シングルは4月19日リリース!(SNAP!)
http://www.music-snap.com/news_FTsUe0P0V.html

Lady Gaga To Donate 'Born This Way' Country Remix Proceeds To Charity(MTV.com)
http://www.mtv.com/news/articles/1661315/lady-gaga-born-this-way-country-road-version.jhtml

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