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タイのゲイ団体が二大政党に同性婚支持の選挙公約を求めました


今年2月にタイのプーケット
(パトン・ビーチ)で開催されたパレード
 タイのゲイ団体やトランスジェンダーの方たちが、「新政府に同性婚の正式な認可を求めたい」として、民主党(現与党)とタイ貢献党(タクシン派)の二大政党に支援を呼びかけているそうです。

 ゲイ団体のナティー・ティラロジャナッポン代表は「パートナーとは17年間、夫婦同然に暮らしているが、男女の夫婦のように社会的保護を受けることができない。私に緊急手術が必要となっても、法的に関係が認められていないパートナーは手術同意書に署名することすら許されない」と語り、トランスジェンダーの歌手、ジム・サラさんらとともに、5月30日、「新政権を取ったら、同性結婚の法的認可を実現させると公約してほしい。有権者の10%に当たる約400万人がセクシュアルマイノリティ。法的保護、社会保障を受ける権利があるはずだ」と訴えました。「同性婚の法的認可を公約に掲げる政党があれば、セクシュアルマイノリティ団体のすべてがその政党を支持する」

 また、翌31日には、ナティー代表は民主党本部を訪れました。民主党のバンコク選挙事務所のタノン・オンケッポル秘書は「民主党は国民のすべてのグループのニーズに耳を傾けている」と述べ、アビシット首相に要求を伝えることを約束しました。また、彼は「少なくとも1万人の署名があれば、議会に法案を提出できる。あなたがたが下院に法案を提出し、より積極的な役割を果たすことを期待します」と語りました。

 タイでは今年、航空会社がトランスジェンダーの客室乗務員を採用したことがニュースになっています。仏教国タイは、もともとセクシュアルマイノリティに寛容な社会であるため、ゲイやニューハーフのシーンが盛り上がりを見せ、大勢の観光客を誘致してきました。一方で、2009年のチェンマイのパレードが中止に追い込まれたり、同性パートナーの権利保障などはまだ手つかず、というのが現状です。
 そうした中、いよいよタイでも、同性婚を求める運動が本格化してきたようです。このままいくと、ネパールやタイのほうが日本より先に同性婚が実現するかもしれないですね。(編)


ゲイ団体、同性婚認可の選挙公約求める(バンコク週報)
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=12249

Thai gays demand legalised marriage(Bangkok Post)
http://www.bangkokpost.com/news/local/239843/thai-gays-demand-their-legalised-marriage

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