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国際基督教大学のキャンパスでLiving Togetherなイベント&講座が開催されます

 10月10日、国際基督教大学ジェンダー研究センターが主催し、Living Together計画の協力のもと、「HIV/エイズに見る日本・アジア-越境するセクシュアリティ-」という講座が開催されます。

 国際基督教大学にはジェンダー研究センター(CGS)というジェンダー・セクシュアリティについての研究機関であるとともにジェンダー・セクシュアリティ研究に関心がある人たち全てに開かれたコミュニケーションスペースがあります。キリスト教というと「同性愛を認めてないじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、国際基督教大学は、全学生が入学時に世界人権宣言に署名することに象徴されるように、たいへん人権意識の高い大学で、学内にCGSがあり、シンポシオンというセクシュアルマイノリティのサークルもあり、ゲイの学生も理想的なキャンパスライフが送れそうです(現に、ここからゲイコミュニティで活躍する方がたくさん輩出されています)
 CGSでは以前からペーパーを配布したり、セクシュアルマイノリティについてのさまざまな講座やイベントを開催してきました。その一貫として、今回、「HIV/エイズに見る日本・アジア-越境するセクシュアリティ-」と題するワンデー・レクチャー・シリーズが開催されることになったようです。
 以下、公式サイトより転記いたします。

 このレクチャーシリーズは、HIV/エイズと「我々」について考える試みの一環であり、2011年2月に行われた、日本国内におけるHIV/エイズの状況にフォーカスしたセミナー(「HIV/エイズを考える -病の他者化への抵抗-」)に続く、第2弾のイベントとして位置付けられています。先のセミナーでは、「日本社会においてHIV/エイズはどのように扱われているのか」「HIV陽性者にとって日本はどのような社会なのか」などの問いを中心に、HIV/エイズという「病」の日本社会における扱われ方を、当事者の視点を重視しながら再考しました。
 本レクチャーシリーズでは、アジアにおけるHIV/エイズの状況を把握するとともに、医療・支援という切り口から、HIV/エイズの日本社会における扱われ方を再考していきます。また、国境を越えた人の移動の増加や、パターンの多様化を踏まえ、「アジアにおける日本」、そして「日本の中のアジア」に注目します。HIV/エイズ医療を媒介にして見えてくるアジアの在り方、そして日本におけるアジアとは何なのか。今後ますます必要とされる「他者」との関わり方を模索しつつ、HIV/エイズを見つめていきます。
 また、ランチタイム・レセプションでは、「Living Together in ICU」を開催します。多様性を伴った視点から、「全ての人がHIVとともに生きている」というリアリティを共有するためのプロジェクト「Living Together 計画」の手法を用いたイベントです。HIV陽性者やその周囲の方々の書いた手記のリーディングと、ミュージシャンによるライブをお楽しみください。

 二丁目から生まれたLiving Togetherの手記リーディングがキャンパスで行われるという点でも素敵ですし、ゲイコミュニティになじみの深い「JaNP+」(日本HIV陽性者ネットワーク)の方や、市川誠一先生(「akta」や「dista」などのコミュニティセンターが設立されたり、「PluS+」や「NLGR」などのイベントが開催されてきたのは市川先生のおかげです)が登場するという点でも親しみやすそうです。
 学生の方も、そうでない方も、興味がある方は足を運んでみてください。

 
国際基督教大学ワンデー・レクチャーシリーズ
HIV/エイズに見る日本・アジア -越境するセクシュアリティ-
 
日時:2011年10月10日(月祝)
会場:国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 2階 国際会議室(セッション)、中会議室(レセプション)
入場無料 予約不要 同時通訳あり
主催:国際基督教大学 ジェンダー研究センター
協力:Living Together計画

10:00-11:20 セッション1
「HIV/エイズとアジア情勢:当事者の視点から」
 講師:羽鳥潤(日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス国際部門/アジア・太平洋地域HIV陽性者ネットワーク日本代表)
11:30-12:40 セッション2
「HIV陽性者と向き合う:医療・支援の現場から」 
 講師:沢田貴志(特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会 副代表理事)
12:40-13:40 ランチタイム・レセプション
「Living Together in ICU」
 手記朗読:川目漱一郎(ICU学部生/横浜cruiseネットワーク)、磯部仁沙(ICU学部生)
 ライブ:サトウリュースケ
13:50-15:00 セッション3
「日本・アジアにおけるMSMの現状」
 講師:市川誠一(名古屋市立大学看護学部看護学科教授/厚生労働省エイズ対策研究事業「MSMのHIV感染対策の企画、実施、評価の体制整備に関する研究」研究代表者)

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