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全米初、カリフォルニアで同性愛教育が義務化

 全米で初めて、カリフォルニア州でLGBTについて歴史の時間で教えることを公立学校に義務付ける法律が成立しました。来年1月から施行されるそうです。
 同性愛教育を盛り込んだ学習教材の導入時期については、8年生(中学2年生)までの分が経費節減で2015年まで見送られることが決定し、新しい教科書の内容監査に最低でも4年はかかるため、早くても2019年になる見通しだそうです。

 しかし、授業を担当する教師たちは、どんな内容をいつ教えるべきか困惑しているとも伝えられています。
 サンフランシスコのGLBT歴史博物館の代表、ポール・ボーネンバーグ氏は「小中学校のカリキュラムに同性愛のことをどのように盛り込んだらよいか、私もわからない」と語っています。

 ロサンゼルス統合学校区(LAUSD)では、2003年に学校の職員が同性愛者の学生をいじめていたことが発覚したのを機に、同性愛教育をカリキュラムに盛り込むことになりました。全米で初めて、性的指向や性自認に関する内容を、高校の保健の教科書に採用したのです。同様にサンディエゴ統合学校区でも同性愛教育に取り組んできました。

 ロサンゼルスのダウンタウン・マグネッツ高校では、2005年にスクールバスでレズビアンの生徒が暴行されるという悲劇が起こっています。同校の「ゲイ・ストレート連合クラブ」に所属する生徒たちは、新しい法律によって教育が広まり、同性愛者に対する理解が進めば、いじめもなくなるだろうと期待しています。

 ちなみにカリフォルニア州では2009年、5月22日を「ハーベイ・ミルク・デー」とし、ハーベイ・ミルクをしのび、その活動や貢献への知識を深める日とする法案が制定されました。5月22日はカリフォルニア州の学校で子どもたちが同性愛者の市民権について学ぶことになったわけです(いわば同性愛教育です)。これは映画『ミルク』でアカデミー主演男優賞を受賞したショーン・ペンが強力にプッシュしたことで知られ、初めは反対していたシュワルツェネッガー州知事も(保守派の反対を知りながらも)最終的には法案に署名したということで話題になりました。


カリフォルニアで同性愛教育が義務化~公立校教師は右往左往(U.S.Flontline)
http://www.usfl.com/Daily/News/11/10/1021_032.asp?id=91578

California schools scrambling to add lessons on LGBT Americans(Los Angels Times)
http://articles.latimes.com/2011/oct/16/local/la-me-gay-schools-20111016

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