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ブレット・ラトナーがゲイを侮辱する発言でアカデミー賞プロデューサーを辞任

2011年11月09日

 第84回アカデミー賞のオスカープロデュサーに決定していた映画監督/プロデューサーのブレット・ラトナー(写真右)が、ゲイを侮辱したことを非難され、辞任に追い込まれました。

 ブレット・ラトナーは映画『ラッシュアワー』『レッド・ドラゴン』を監督し、また、ドラマ『プリズン・ブレイク』の製作総指揮、マドンナの『Beautiful Stranger』やマライア・キャリーの『We Belong Together』『Touch My Body』『Obsessed』などのPVなども手がけてきました。そして『X-MEN ファイナルディシジョン』(あのキュアという治療薬が登場した)を大ヒットさせ、新世代の映像作家として注目や期待を集めてきました。
 今回、栄えあるアカデミー賞授賞式(来年2月26日、コダックシアターにて開催)のステージのプロデュースに携わることになり、最新作『ペントハウス』でタッグを組んだエディ・マーフィを司会に起用することなどをすでに決めていました。

 そんなブレット・ラトナーが、『ペントハウス』試写会後のQ&Aセッションで、映画の撮影の前のリハーサルについて訪ねられ、「リハーサルなんておかまのやることさ(俺はそんなことしないね)」とジョークを言いました。
 後に彼は謝罪しましたが、この発言は大きな波紋を呼び、ゲイコミュニティや映画芸術科学アカデミー(アカデミー賞を主催する団体)にショックを与え、彼はアカデミー賞授賞式のプロデュースから降りることを余儀なくされました。

 映画芸術科学アカデミー会長のトム・シェラックは、書面で「彼は、アカデミーにとっても彼自身にとっても正しい選択をした」と前置きした上で「ブレットは良い人間だが、彼の発言は受け入れ難いものだった」とコメントしています。



アカデミー賞から追い払われた!!ブレット・ラトナーが辞任に追い込まれる!(楽天woman Infoseek)
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=hwchannelw_20111109_1301

Oscars producer apologises for gay slur(PinkNews.co.uk)
http://www.pinknews.co.uk/2011/11/08/oscars-producer-apologises-for-gay-slur/

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