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バロウズの『Queer』が映画化されます

 ビート・ジェネレーションを代表する(また、カート・コバーンをはじめ多くのアーティストたちから崇拝された)バイセクシュアルの作家、ウィリアム・S・バロウズ。1991年にその小説『裸のランチ』が映画化されて話題になりましたが、このたび、初期の傑作『Queer』が映画化されることになりました。

 『Queer』は破天荒な人生を送ったバロウズの自伝的長編で、処女作『ジャンキー』(1952)に登場した主人公リーを再び描いたもの。ドラッグ断ちを試みる同性愛者リーが、自己を見失いながらも年下の青年に溺れていく様子を綴っています。カットアップと呼ばれる実験的な手法で書かれた『裸のランチ』と異なり、ふつうに読める恋愛小説です。そして、おそらく世界でも最も早く、同性愛についての罪悪感や屈折なしにありのままのゲイを描いた作品でもあります。『ジャンキー』と同時期に執筆されましたが、出版されたのは1984年になってからでした。 

 この『Queer』を映画化するのは、個性派俳優スティーブ・ブシェミ。出演はガイ・ピアース、ベン・フォスター、ケリー・マクドナルドほか。 
 ブシェミはこれまでにドラマ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』などの数話を監督。現在主演しているHBOのエミー賞受賞ドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』の次シーズンの撮影が終了し次第、『Queer』に着手すると言われています。
 完成&公開はまだまだ先になりそうですが、気長に待ちましょう。


ウィリアム・S・バロウズ「おかま」を映画化 スティーブ・ブシェミが監督(映画.com)
http://eiga.com/news/20111104/5/

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