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ジョージ・マイケル、生死の境をさまよいながらも奇跡的に回復


左が現在のパートナー、ファディさん
 昨年末、歌手のジョージ・マイケルが公演のため滞在中だったウィーンで急性肺炎のため入院し、一事は深刻な病状であると報じられましたが、無事に退院できました。

 ジョージ・マイケルは昨年、「シンフォニカ」のコンサートツアーでヨーロッパを回っていましたが、11月21日、ウィーンで倒れ、急性肺炎のため入院することになりました(残りのツアーは延期されました)。ジョージの病状はかなり深刻で、75歳の父親を含む家族や元パートナーのケニー・ゴスさんらがオーストリアに駆けつけ、恋人のファディ・ファワズさんとともに彼に付き添っていたほか、一時は「危篤か」などとも報じられ、心配とともにジョージの一日も早い回復を期待する声が多くのファンやメディアから上がっていました。
 家族の献身的なサポートもあってジョージは奇跡的な回復を見せ、世界中で『ラストクリスマス』が流れる頃にはロンドンの自宅でに戻ることができました。12月23日、ジョージ本人がチャンネル4(イギリスの公共テレビ局)に出演し、「病状は本当に深刻で、正直、死ぬかと思いました。人生最悪のひと月でしたが、病院の人たちのおかげでこうして無事に生還することができ、感動しています。神にも心から感謝します」と語りました。
 本当によかったです。

 しかし、よかったでは終わらないような、ちょっと信じられないようなニュースが伝わってきました。
 ジョージの入院中、アメリカの超保守派キリスト教団体が「ジョージが死んでしまうように」という「死の祈り」(「呪い」)を捧げていたというのです。この団体「Christians for a Moral America(清く正しいアメリカのためのキリスト教徒)」は狂信的(原理主義的)なアンチゲイ集団で、今回のジョージの入院もエイズによるものだと思い込み、それ見たことかとばかりに「ジョージ・マイケルの死のために祈ろう。彼は悪魔的な生き方を選んだのだ。それには相応の終わらせ方が必要だろう。明らかに彼はエイズを患っている、ホモには当然の報いだ」とTwitterに投稿しました。人権侵害等で訴えられてもおかしくない、本当に恐ろしい事件です。(ちなみにその団体のTwitterアカウントはすでに削除されたそうです)
 とても21世紀の出来事とは思えないこの「呪い」に対してジョージは、彼らのことを「クソいまいましいクズども」と罵りながらも、「僕の周囲の熱心なキリスト教徒たちは、みんな寛容で、尊敬すべき人たちです(彼らとは違うよ)」とフォローするように語っています。
 
 ともあれ、ジョージ・マイケルが(神のご加護もあり)奇跡的な回復を遂げたことを祝福しましょう。そして、体調が万全になり、延期されていたツアーも無事に終えたら、ゲイやゲイフレンドリーなアーティスト、プロデューサー陣を起用したニューアルバム(詳しくはこちら)の制作も進められることでしょう。そのゲイゲイしい新作が届けられるのを楽しみに待ちましょう。


入院中のジョージ・マイケル、医師が現状を報告(AFP)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2846832/8221133

George Michael's boyfriend reveals the star is "getting stronger by the hour"(Mirror.co.uk)
http://www.mirror.co.uk/news/top-stories/2011/11/27/george-michael-s-boyfriend-reveals-the-star-is-getting-stronger-by-the-hour-115875-23590746/

ジョージ・マイケル、入院中に'死の祈り'を捧げられていた!?(AOL Music)
http://music.aol.jp/2012/01/06/george-michael-christian-group/

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