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知ってました? 澤選手「日本代表チームは性的指向による差別を認めない」とスピーチ

 女子FIFAバロンドール(最優秀選手賞)に選ばれるという栄誉に輝き、チューリヒの授賞式会場に着物姿で登場し、「今まで女子サッカーに携わってくれたすべての方々のおかげ」とスピーチしたなでしこジャパンの澤穂希選手。本当に晴れやかで誇らしい気持ちになれるニュースでしたね。澤さん、おめでとうございます!

 そんな澤選手、実は昨年の女子ワールドカップの会場でこのようにスピーチをしていました。
「日本代表チームは、人種、性別、種族的出身、宗教、性的指向、もしくはその他のいかなる理由による差別も認めないことを宣言します。私たちはサッカーの力を使ってスポーツからそして社会の他の人々から人種差別や女性への差別を撲滅することができます。この目標に向かって突き進むことを誓い、そしてみなさまも私たちと共に差別と闘ってくださるようお願いいたします」




 あまり知られていないかもしれませんが、FIFAワールドカップでは、ベスト8以降の試合で差別撤廃を宣言する「say no to racism」のスピーチをキックオフ前に行うことになっています。
 サッカーにおける人種差別現象が過去にさまざまな苦難をもたらしてきたことに鑑み、2006年、FIFA理事会は全64試合を通じて反人種差別のメッセージを世界中に発信することを決定しました。ワールドカップの放送を通じて配信されるテレビスポット、センターサークル全体を覆うバナーなどで反人種差別のメッセージが伝えられ、また「世界よ来たれ、友のもとへ」「差別にノーと言おう」というスローガンも発信されることになりました。さらに、準々決勝の全4試合はそのために捧げられ、キックオフの前に主将が差別撤廃の宣言文を読み上げることになったのです。(詳しくはこちら
 
 こうした経緯で澤選手が上記のようなスピーチを行ったわけですが、それにしても、ちょっと感動的ですよね? 日本のスポーツ界(だけでなくあらゆるところ)でもこのような宣言が行われる日がいつか来ることを…と願うものです。

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