g-lad xx

NEWS

石原都知事再び…「同性愛の人間はかわいそう」「孤独になって死ぬのは気の毒」「オカマとナマコは大嫌い」などと発言

『週刊ポスト』1月13・20日号(小学館)とWeb版の「NEWSポストセブン」に石原都知事へのインタビューが掲載され、相変わらずのゲイ差別発言が飛び出しました。

 石原都知事は一昨年12月、「テレビに同性愛者が出ている」ことをあげつらい、「日本は野放図になり過ぎている」と語り、(その取り締まりに)「使命感を持って取り組む」と語りました。その後、「(同性愛者は)どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と、そしてさらに「同性愛の男性が女装して婦人用化粧品のコマーシャルに出ることはありえない」などと発言していました。それ以前にも「オカマとナマコは嫌い」という発言をしたことが知られていました。

 今回の発言は、ライターの吉田豪氏のインタビューに答えたものです。氏が『スパルタ教育』という著書を挙げて教育論を聞こうとすると、石原都知事は「ただひとつだけ間違ったのはね、性教育の話が書いてある本があったでしょ」と無理やり『真実の性教育』という著書に話題をもっていき、「やっぱり同性愛の人間っていうのはかわいそうなんだよ」と言いはじめます。それから美輪さんや三島さんに触れて「大体男が、あの歳であんな格好で出てきやがってと思ってたけど、美輪も同時に気の毒になってきた」と言ったかと思うと、「ただ、ライオンにしろゾウにしろ、発情期になって雄が雄を追いかけたりすると、『なんだこいつは?』って群れからキックアウトされちゃって、孤独になって死ぬんです。そういう点では人間の場合も気の毒なんだなと反省したんだ」(要は、同性愛の人間は(ライオンやゾウと同様)群れから追い出されて孤独に死ぬ。気の毒」と言っているわけです)と発言。そしてインタビューの締め(「オチ」)は、昔、おすぎさん&ピーコさんに「『おまえらオカマか! 俺はオカマとナマコは大嫌いなんだよ!』って(笑)」と言ったという話でした。この(悪い意味で)伝説となっている差別発言が、2012年の今、世界的な(仮にもオリンピックを招致しようとしている)都市の首長によって改めて繰り返されたことの罪は重いと言えるでしょう。
 また、リードでは「石原流教育論を聞いた」と謳っていながら、大半はゲイをバカにした発言しかないこの記事を無批判に(というより明らかに嘲笑のネタとして)載せた『週刊ポスト』の見識を疑わざるをえません。

 年初早々、たいへん気分が悪くなる…残念なニュースでした。

 
石原慎太郎 おすぎとピーコに「オカマとナマコは大嫌い」発言(週刊ポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20120111_78820.html

INDEX

SCHEDULE