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エルトン・ジョンが、エイズで亡くなった友人たちのことを綴った回想録を発表…フレディ・マーキュリーのことも

 エルトン・ジョンが「エイズ・ウイルスが猛威を振るっていた頃、罪の無い友人たちが次々と病魔に倒れては去っていった哀しみを綴った、非常にパーソナルな」回想録を発表することになりました。

 この著書『LOVE IS THE CURE: Ending the Global AIDS Epidemic(原題)』では、1991年にエイズによる合併症で亡くなったフレディ・マーキュリーについても触れられるそうです。
 数年前、テレビ番組でのインタビューでエルトンは、フレディとの最後の日々をこう振り返っていました。「フレディが病気に苦しみ、死期が近づいていた頃、僕は彼の元を訪れていた数少ない人間の1人だった。でも、苦しんでいる彼を見ているのはあまりにつらく、悲しくて耐えられなかったから、いつも1時間くらいしか一緒にいられなかった。彼は本当に勇敢な人物だったし、死の間際まで気前よくオークションやら何やらにお金を使い続けていたんだ。そんな彼を見てすごいと思っていたし、僕も最期の時は彼のように振る舞いたいって感じたよ。そして、彼が亡くなった直後のクリスマス、なんと彼からクリスマスプレゼントが届いたんだ...」
 エルトンはフレディの死後、エイズ患者支援やHIV予防啓発の充実などを目的とするエルトン・ジョン・エイズ財団(Elton John AIDS Foundation)を設立し、コンサートで使用した衣装をオークションにかけて売上げをチャリティにしたり、セレブを集めたイベントを開催したり、精力的に活動を続けてきました(寄付金の合計は2億2500万ドル以上に上るそうです)。今回の著書の収益も財団のチャリティになるそうです。 
 エルトンは「(エイズは)奇跡のワクチンで治療する病気ではありません。この病気は、気持ちの持ち方を変えることで治療しなくてはならないのです」と語ります。「どうして我々はもっと多くのことをしないのでしょう。僕はずっとそう考えてきました。この本を書くことでその質問に答えたい。そして変化をもたらしたいと願っています」

 著書の出版はワシントンD.C.で行われる国際エイズ会議の開催に合わせ、今年の7月に予定されています。同時にオーディオブックも発売になるそうで、ナレーションはエルトン本人が行います。(日本語訳も出るのでしょうか? ぜひ読みたいですね)


 また、以前お伝えしたエルトン・ジョンの自伝映画ですが、タイトルが『Rocketman(原題)』に決まり、エルトンを演じる俳優としてジャスティン・ティンバーレイクが第一候補に挙がっているそうです。
 エルトンは『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタビューでこう語っていました。
「出てほしい人のリストがあるんだ。その筆頭はジャスティン・ティンバーレイク。彼は以前ラシャペルが作った『ロケットマン』のPVに出演してくれて、とても素晴らしかったからね」
「監督の候補者はもう挙がっているし、あとは脚本が僕たちの思い通りに仕上がるかどうかだ」
「僕の人生をシュールな視点で見る形になるし、ただ事実を描くんじゃなく、ムーラン・ルージュ的なやり方で描きたいんだ。普通の伝記映画じゃダメだ。僕の人生はそんなに普通じゃないからね」
 ありきたりの伝記映画ではない、ド派手なシーンを盛り込んだミュージカル調の作品になりそうで、しかも主演がジャスティンとなれば、間違いなくヒットしそう。もちろん、エルトンのゲイとしての部分も描かれることでしょう。この映画の完成と公開も待ち遠しいですね。


E・ジョンがエイズに関する本執筆へ、F・マーキュリーに言及も(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/idJPTYE80902Q20120110

エルトン・ジョン、エイズにまつわる回想録を出版、フレディのエピソードも登場(AOL Music)
http://music.aol.jp/2012/01/12/elton-john-aids-book-freddie-mercury/

エルトン・ジョン、伝記映画の主演にジャスティン・ティンバーレイクを希望(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0038223

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