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今年のテディ賞が発表されました

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ベルリンのドラァグクイーン
カッコいいですね!
 2月18日、第62回ベルリン国際映画祭の各賞が発表されました。タヴィアーニ兄弟が金熊賞を、日本の和田淳監督が短編銀熊賞を受賞というニュースをご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
 ベルリン国際映画祭にはその他にも長い歴史を誇る「テディ賞」(セクシュアルマイノリティを描いた映画の中で最も優れた作品に贈られる賞)があり、今年もDJやドラァグクイーンらが出演し、華やかでゲイテイストな授賞式となりました。

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『Keep The Lights On』
 テディ賞の最優秀作品賞に輝いたのは『Keep The Lights On』(米/監督:Ira Sachs)。90年代後半のニューヨークを舞台に、二人の男性の10年の恋愛の行方を描いた作品です。バックルーム付きのバーで知り合った映画作家のエリックと弁護士のポール。つきあいはじめた二人は、何かに取り憑かれたように、セックスやクスリにハマっていく。約10年の歳月が流れ、二人の関係にはひびが入りはじめる…というストーリー。俳優トーレ・リンドハルトの魅力とざらついた映像、ニューヨークらしい音楽に彩られた「痛ましく、ロマンティックで、直感的で、知的な、愛についての宣言」だそうです。
 
 最優秀ドキュメンタリー賞に輝いたのは『Call Me Kuchu』(米・監督:Malika Zouhali-Worrall, Katherine Fairfax Wright)。同性愛者を死刑にできる法律が通されようとしているウガンダの過酷な現実を伝える作品です。
 
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『Parada』
 ジーゲスゾイレ読者賞(ドイツのゲイ雑誌の読者が選ぶ賞)は『Parada』(セルビア・クロアチア・マケドニア・スロヴェニア/監督:Srdjan Dragojevic)。パレードで歩くゲイの仲間を守るために、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボなど旧ユーゴ諸国から究竟な男たちが続々集まってくるという、コメディタッチでありながら、ものすごく感動させてくれそうな作品です。

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女装の俳優、マリオ・モンテス
(ウォーホール作品などに出演)
は特別テディ賞を受賞
 審査員特別賞を授賞した『Jaurès』(仏/監督:Vincent Dieutre)は、映像のすべてがアパートの窓から撮られたもの。Vincent Dieutre監督と女優のエヴァ・トリュフォーの語りが映像に重ねられます。橋の下で暮らしているシモンは監督の恋人で、アフガニスタン難民です。深く、美しい作品です。

 どれもぜひ観てみたい作品。今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭などで上映されたら…と期待します。


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