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デンマークで同性婚が認められそうです

 デンマークのヘレ・トーニング=シュミット首相は、今年6月15日に同性婚を合法化させると発表しました。

 デンマークは、1989年、世界で初めて同性カップルのパートナーシップを認める登録パートナーシップ法を成立させた国で、同姓愛に対して寛容な社会であるにもかかわらず、国会に提出された同性婚法案は何度も否決されてきました。昨年も、デンマークの前政権(中道保守のヴェンスタ政権)は、同性婚法案を否決しました。
 しかし、昨年10月、社会民主党を中心とする中道左派連合が選挙で勝利し、トーニング=シュミット政権が誕生。そしてこのたび、トーニング=シュミット首相は、同性結婚式を挙げてくれる司祭がいるのであれば、同性カップルが市役所や教会で結婚することを許可する旨の法案を提出するつもりだと語りました。中には同性婚に反対する聖職者もいるものの、以前の調査では、70%もの司祭が同性結婚式を執り行う用意があると回答していました。
 トーニング=シュミット首相は、「結婚式を執り行うかどうかは、司祭の方々に委ねます。しかし、政府としては、すべての人々にパートナーと結婚する権利を与えたいと思います」と語りました。
 デンマークで同性婚が認められれば、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、アイスランド、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、南アフリカ、スペイン、スウェーデンに続く、世界で11番目の国となります。
 


世界初の同性結婚式を挙げた
Axel & Eigil Axgil
 2000年12月にオランダのベアトリクス女王が世界で最初の同性婚法案に署名し、同法が2001年4月に施行されました。そして昨年、LGBTコミュニティは、世界で最初の同性結婚が行われてから10周年を迎えました。
 オランダの同性婚は完全に異性婚と同じ(平等な)ものでしたが、それ以前の登録パートナーシップ法やシビルユニオンも含めると、世界で最初に同性結婚したのはデンマークのゲイカップルです。Axel Lundahl-MadsenさんとEigil Eskildsenさんは、1948年に「F-48」というデンマーク初のゲイ団体を立ち上げ、また『Vennen(The Friend)』というゲイ雑誌を創刊した活動家のカップルで、二人は、デンマークの登録パートナーシップ法成立を受けて、1989年10月1日にコペンハーゲン市役所で、世界中のメディアに囲まれながら、結婚式を挙げました。結婚してAxel & Eigil Axgilと名乗るようになった二人は、その後も40年間連れ添いましたが、お二人ともすでに亡くなっています。きっとお二人は天国で、今回の首相の声明を心から喜んでいることでしょう。


Denmark to Legalize Same-Sex Marriage(towleroad)
http://www.towleroad.com/2012/03/denmark-to-legalize-same-sex-marriage.html

Denmark to legalize same-sex marriage this year(channel6 news)
http://channel6newsonline.com/2012/03/denmark-to-legalize-same-sex-marriage-this-year/

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