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バーニー・フランク議員が結婚式を挙げました

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 今年1月に「米国会の重鎮、バーニー・フランク氏が同性婚」というニュースをお伝えしましたが、今月7日夜、バーニー・フランク下院議員とパートナーのジム・レディ氏の結婚式が行われました。現職米議員の同性婚は初めてだそうです。

 会場は、フランク氏の地元・マサチューセッツ州ニュートンにあるホテル、ボストン・マリオット。チャールズ・リバーに面した中庭で、飾らない雰囲気のなかで行われました。二人の新郎は揃いのタキシードを着て式に臨み、デバル・パトリック州知事が司宰を務めました。誓いの言葉は二人で書いたそうです。二人は5分に以上にわたるスピーチのなかで「歴史的な式の重要性を認識している」と語りました。
 式には約300人のゲストが参列し、ナンシー・ペロシ下院議長(米国初の女性下院議長)やステニー・ホイヤー下院院内総務(党首的な役割の人)、ジョン・ケリー上院議員ら民主党幹部も多数出席しました。ナンシー・ペロシ下院議長は、「この同性結婚式が7月4日=独立記念日の頃に行われたのはとても意味がある。それは自由の拡大にまつわること。この日が来るのが待ち遠しかった」と祝辞を述べました。 
 
 ニューヨーク・タイムズは、この歴史的な結婚式を祝し、二人の「なれそめ」についての記事を掲載しました。
 バーニー・フランク氏とジム・レディ氏は、ともに労働者階級の出身で、苦労して今の地位を築きました。
 レディ氏は、元パートナーのロバート・パーマー氏の助言によって、バーニー・フランク氏の選挙キャンペーンの資金集め係に抜擢されました。そのとき、ロバート・パーマー氏は不治の病に冒されていました。レディ氏は献身的に看護していましたが、ある夜、「私はもうすぐ死ぬ。私が死んだあと、きっとフランク氏ならお前のことを頼めるだろう」と、フランクとつきあうように言ったそうです。(ロバート・パーマー氏は2007年に亡くなりました)
 フランク氏は「私はこんなにも男性二人が親密にしているのを見たことがなかった」と回想しています。「この偉大な男といっしょなら、私にもパートナーシップというものが可能かもしれない」
 二人のディナーはやがてデートとなります。「心から彼に惹かれていった」とレディ氏は語ります。「精神的なつきあいだったが、それで終わらせたくはなかった」
 しかし、国会の金融委員で重要な役割を務めるフランク氏とのデートは、他のデートとはわけが違います。レディ氏は、週末を首都ワシントンD.C.で過ごしたり、国会の議場の外で食事をとったりという日々でした。
 それでもレディ氏は、多忙なフランク氏をサポートし、時には「もっと自分を大事にしなきゃ」と小言を言ったりもしました。フランク氏は「彼は生まれついてのケア体質なんだ」と語ります。そして多忙すぎてパートナーといっしょにいられなかった時は「とてもさびしかった」と振り返ります。別々に寝なければいけない時は、電話をつないだまま同じシットコム(コメディドラマ)を観ながらしゃべったりしていたそうです。
 二人は結婚について長い間、議論していたそうです。フランク氏は議員でいる間に結婚するべきだと主張していました(彼は今期限りでの引退を表明しています)。一方、レディ氏は、公の目を気にしていました。が、彼は高校時代にフランク氏がカミングアウトした時のことを思い出しました。「僕らの姿を見る子どもたちはきっと、カムアウトできる十分な強さをもち、自分らしくいられるだろう。そのことで、自分は正しいことをしているんだって励まされると思う」



フランク米下院議員、同性パートナーと結婚(ウォール・ストリート・ジャーナル)
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_474562

Barney Frank Weds Jim Ready(The New York Times)
http://www.nytimes.com/2012/07/08/fashion/weddings/barney-frank-wedding-jim-ready.html

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