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レディ・ガガが同性愛規制をやめると語ったロシアの首相に謝意を表明

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 2013年にニュー・アルバム「ARTPOP」(2枚組になるそうです)を発売予定のレディ・ガガ。現在はワールド・ツアー中で、年明けには北米ツアーをスタートします。この間にも「世界で最も愛すべき奇人」に選ばれるリンジー・ローハン(オープンリー・バイセクシュアルのタレント)にエールを贈るニューヨークでのハリケーンの被害に対して100万ドルを寄付若者支援のためにユニセフとコラボすることを発表、など、さまざまな話題を提供してくれていましたが、またまたゲイのためになることをしてくれました。

 12月8日、同性愛規制をやめて支援に回ることを表明したロシアのメドヴェージェフ首相に対してレディ・ガガが感謝の意を表した、ということがニュースになっています。
 ガガは9日にサンクトペテルブルク※で、12日にモスクワで公演を行う予定でしたが、マドンナのときと同様、公演中にゲイを支援するメッセージを発することで訴えられる可能性がありました。

※サンクトペテルブルクでは、今年3月、公の場で同性愛者だと表明することすら罰する同性愛プロパガンダ禁止条例が制定されていました(詳しくはこちら)。これをマドンナが批判し、8月の同市の公演で告訴も覚悟のうえでゲイ支援を訴えました(詳しくはこちら)。同市では本当にマドンナを訴える人たちが現れましたが、幸い、告訴は取り下げられました。一方、統一ロシア(プーチン大統領も所属し、メドベージェフ首相が党首をつとめる与党)は、この同性愛プロパガンダ禁止条例をロシア全土に拡大しようとする動きを見せていました。

 7日、メドヴェージェフ首相は、ロシアのTV局5社からのインタビューを受けました。そのなかで、「ドーシチ」局の視聴者の一人が、統一ロシア党広報部の職員であり、オープンリー・ゲイであることを明らかにしたうえで、首相に対し、「何のために同性愛プロパガンダ禁止法が必要なのですか?」と質問しました。これに対しメドヴェージェフ首相は、道徳や人々の交際のありようなどは「必ずしも法で規制する必要はないというのが私の立場であり、統一ロシアの立場だ」とコメント、ロシアの同性愛規制の動きに異を唱え、反対にレディ・ガガの「ショーと全ロシアの彼女のファン」を支持すると語ったのです。
 それに対してガガは、Twitter上で「メドベージェフ首相、ありがとう」「首相は同性愛規制ではなく、私のコンサートとファンを支持してくた」と感謝の意を表しました。

 もしマドンナやレディ・ガガがいなかったら、ロシアはそのまま同性愛者だと公に表明することすら禁じる国になっていたかもしれません。絶大な影響力を持つ(そして偉大なゲイ・アイコンである)彼女たちが、訴えられることも覚悟のうえで堂々とゲイを支援してくれたことが、メドヴェージェフ首相のスタンスを変えさせることに少なからず貢献したのではないでしょうか。
 モスクワでは毎年、パレードが暴力的に弾圧されています(流血の惨事になっています)。今後、パレードや人権擁護活動などが認められるようになったり、サンクトペテルブルクの条例が一日も早く撤廃されたりするよう、願うものです。
 

 
ゲイ支持に感謝、レディ・ガガがメドヴェージェフ首相に謝意(TheVoiceofRussia)
http://japanese.ruvr.ru/2012_12_08/geishiji-ni-kansha-medoveejefushushou-redigaga-shai/

ロシア首相に「ありがとう」=同性愛者擁護でガガさん(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120900115

ガガさん「サンキュー」 ロ首相へ謝意 同性愛宣伝規制反対に(SankeiBiz 共同)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121210/mcb1212100735003-n1.htm

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