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東洋経済オンラインでもLGBT連載が始まりました

 「ダイヤモンド・オンライン」で約3ヶ月にわたて「LGBT――もはや、知らないでは済まされない」という連載が掲載され、大きな反響を呼びましたが、今年7月に『週刊ダイヤモンド』と同時にLGBT特集を組んだ『東洋経済』のオンライン版でも同様の趣旨の連載「変わりゆく世界の性 LGBT最前線」がスタートしました。

 連載第1回では、前置きとして、日本の企業ではまだまだLGBTの認知が進んでいない(存在しないことになっている)として、「LGBTと異性愛者が社会的にどうつながっていけばよいのか」というポジティブなテーマを毎回深く掘り下げ、LGBTへの理解や支援を促すような記事づくりに取り組むと書かれています。
 ちなみにこの連載を書いている編集部の張子渓さんは、TSSAで『週刊ダイヤモンド』と『東洋経済』がメディア賞を受賞した際、ステージ上で「これが私の初めての仕事でした」とスピーチした方です。 
 連載記事によると、彼女がLGBTの現状に関心を持ったのは、卒業以来会っていなかった大学時代の友人に突然呼び出され、「オレ、実はゲイで初めて彼氏ができた」とカミングアウトされたことがキッカケだったとのこと。それまで彼を当然異性愛者だと思って、彼女をつくらないことに対してさんざんからかってきたことを、彼女はとても後悔したといいます。ゲイであるお友達は「気にしていない。むしろ偏見を持たずに受け入れてくれてありがとう」と語ったそうです。

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フィリピンでデザイナーとして
働く、オープンリー・ゲイの
ジョイ・B・ジャクリナさん
 連載第1回では、世界の最高学府・オックスフォード大学で着用が義務づけられている男性/女性の制服が見直され、ジェンダーの自由化が達成されたというエピソードが紹介されていました。
 そして第2回では、フィリピンで広告デザイナーとして働いている(ヤクルトの仕事も手がけている)ゲイの方へのインタビューが掲載されていました。彼は「日系企業だからゲイへの理解がないと感じたことはないし、聞かれれば笑顔で僕はゲイだよ!と答えるだけ。仕事は楽しいし、やりがいを感じている」と語り、その上司も「フィリピンではゲイは全く珍しくないので、会社で隠す必要はない。なので、みんな彼がゲイだっていうことは暗黙の了解で知っている」とコメントしており、日本よりもフィリピンのほうが進んでいるという印象を受けました。興味深い記事でした。
 第3回では、ズバリ、日本でのLGBTの就職事情をテーマに選び、「日本社会ではまだまだLGBTはタブー視されている」がゆえに、日系企業よりも外資系企業を選んだり、海外に行くと語る人たちが紹介され、日本の企業は「優秀な人材を取りこぼしているのかもしれない」として、企業にダイバーシティ教育を促す記事になっています。

 今後もどんな記事が掲載されるのか、楽しみにしましょう。


「オックスフォード大学から始まる『性革命』」
http://toyokeizai.net/articles/-/11740
ヤクルトで大活躍するフィリピン人ゲイ カトリック大国・フィリピンで変革の兆し
http://toyokeizai.net/articles/-/11943
日系企業はウンザリ?高学歴LGBTの就活 知られざる優秀人材の海外流出
http://toyokeizai.net/articles/-/12140

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