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カーリー・レイ・ジェプセンがゲイを排除するアメリカ・ボーイスカウト連盟に抗議し、イベント出演をキャンセル

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 昨年、「Call Me Maybe」の世界的大ヒットで一躍メインストリームに躍り出た歌姫カーリー・レイ・ジェプセン(写真右)が、ゲイを差別するボーイスカウトに抗議し、「ナショナル・スカウト・ジャンボリー」への出演をキャンセルしました。

 アメリカのボーイスカウト連盟は100年以上の歴史を持つ組織ですが、これまでずっと同性愛者の入会を禁止する規定を堅持してきており、軍隊でも同性愛者を認めるようになった昨今、批判が高まってきていました。
 そして昨年、オハイオ州に住むジェニファー・タイレルさんが、息子のクルーズくんとともにボーイスカウトのボランティアに1年以上参加し、経理担当にまで選ばれたにもかかわらず、レズビアンであることを理由に辞めさせられ、クルーズくんもボーイスカウトから追い出されるという出来事がありました。ジェニファーさんはボーイスカウトのポリシーの見直しをインターネット上で訴え、署名を集めました。彼女のパートナーで一緒に4人の子どもを育てているアリシアさんも「家族全員が傷つき、怒りが静まらないが、変革をもたらす機会になれば、それがわずかな希望になる」とコメントしていました。これに対し、俳優のジョージ・タケイやジュリアン・ムーア、リッキー・マーティンら、多くのセレブがジェニファーさん親子を支援すると声を上げました。
 そしてオバマ大統領も先月、ボーイスカウトが若者の成長に果たす役割を強調した上で、「ゲイもレズビアンも他の人と同様に全ての組織に参加する機会を持つべきだ」と述べ、ボーイスカウト連盟に同性愛者へ門戸を開くよう促しました。

 そんななか、今年7月に開かれるボーイスカウトの全国大会「ナショナル・スカウト・ジャンボリー」に出演を予定していたカーリー・レイ・ジェプセンが、同性愛者のメンバーを追放するボーイスカウトには参加できないとして出演をキャンセルしたのです。
 ジェプセンは3月5日、「私は全ての人々が平等であることを信じるアーティストとして、今夏の“ボーイ・スカウト・オブ・アメリカン・ジャボリー”への出演をやめました。私はこれまでも、そしてこれからもLGBTのコミュニティを世界規模でサポートし続けます。この国や世界中でゲイの権利のために闘いが続くなか、絶えず変わる状況について常に注目しています」とTweetしました。
 また、同じイベントに出演を予定していたロックバンド・トレインも、同じ理由で出演をキャンセルしました。「Hey, Soul Sister」のヒットで知られるトレインは、「このイベントをブッキングしたとき、ボーイスカウトがおおっぴらに同性愛者の入団を禁止する方針を掲げていることは知りませんでした。トレインはアメリカ市民の平等に疑いを入れるこのような方針に断固として反対です。私たちはボーイスカウト連盟を偉大で気高い組織だと思ってきました。今夏のジャンボリー前に正しい判断を下してくれれば、喜んで参加します」と公式サイトで発表しています。
 人権団体GLAADは、「今回のカーリー・レイ・ジェプセンとトレインの決断はボーイスカウト・オブ・アメリカに正しいメッセージを送るだけでなく、LGBTの若者に彼らは認められた存在なんだというメッセージを伝え、勇気づけることとなるでしょう」とコメントし、彼らの行動を讃えました。



ジェプセン、“ゲイ追放”のボーイスカウト・イベントをキャンセル(Billboard Japan)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/10596

カーリー・レイ・ジェプセン、同性愛者差別をするボーイスカウトのイベント出席をキャンセル(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0050874

歌姫カーリー・レイ・ジェプセンが同性愛擁護のためコンサートをキャンセル(TVGroove.com)
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/10497.html

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