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『TIME』誌がゲイ&レズビアンカップルのキスを表紙に掲載、「同性婚はすでに勝利した」と宣言

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 アメリカの『TIME』誌が3月28日、最高裁での同性婚審理と同じタイミングで最新号の表紙を発表しました。ゲイカップルとレズビアンカップルがキスする美しい写真を両面表紙で掲載され、「同性婚はすでに勝利した。~最高裁はまだ決断を下していない、しかしアメリカは決めた」というコピーがつけられています。(この表紙はUS版のみだそうです)

 「Behind the Covers」と題された『TIME』オンライン版の記事では、「ゲイのパーソナルライフにおいて、友人や家族へのカミングアウトは最も重要な瞬間だ。全国誌でのカミングアウトはかつて考えられないものだった」と書かれています。
 カリフォルニアとNYからゲイ&レズビアンのカップルが集まり、フォトグラファーのPeter Hapakが、二人の親密な瞬間を切り取りました。その中から、サラ・ケイトとクリスティン・エリス=ヘンダーソン(2011年に結婚)、ラッセル・ハートとエリック・ラボンテ(2010年に婚約)の2組の写真が表紙に選ばれました。
「車で撮影に向かってるときに思ったのは『私は子どもたちが元気に育ってほしいから、そして何かのためになると思えたから、これをやるんだ』ということ」とサラは語りました。彼女はクリスティンとの間に二人の子どもをもうけています。
 ラッセルは、10代で家族にカミングアウトして支援を得られたものの、20代で就職すると、仕事を失うのではないかという恐怖から、しばらくクローゼットにこもっていました。「それはカミングアウトよりも破壊的でトラウマになりそうな経験だったよ。それから、僕が何をしようとセクシュアリティは自分のアイデンティティの一部だって思い知ったんだ」と彼は語りました。ラッセルとエリックはこの撮影で、おつきあい7周年を祝いました。エリックは10代の頃、ふつうと違うと嘲笑されていたそうです。「でも今じゃ僕の高校の後輩のゲイたちが手をつないでショッピングセンターを歩いてる。この気持ち…とても言葉にできないよ」

 同性婚に反対するたくさんの人たちがどう感じるかを重々承知のうえで『TIME』誌がこの表紙を採用したことについて、表紙を担当した編集者のデヴィッド・フォン・デールは、「アメリカ国民の意識が『社会的地殻変動』を起こしている」としたうえで、「最高裁のように慎重に決断した」と述べています。 
 編集者のリック・スタンゲル氏は「これを見てセンセーショナリズムだと感じる人もいれば、これこそが結婚というものの核にある愛を美しく見事に表現していると感じる人もいるでしょう。私は後者に賛成です。みなさんがそう感じてくれることを願います」と書いています。

 この最新号ではまた、「同性婚はどのように勝利したか」というゲイ解放運動の歴史が特集されています。(この記事は、英語ですがアジア版でも読めます)
  

Behind the Covers: Portraits of the Gay Marriage Revolution by Peter Hapak(TIME)
http://lightbox.time.com/2013/03/28/behind-the-covers-portraits-of-the-gay-marriage-revolution-by-peter-hapak/

Gay Marriage and the Shifting Sands of Time Magazine Covers(Huffington Post)
http://www.huffingtonpost.com/faheem-younus/gay-marriage-and-the-shifting-sands-of-time-magazine-covers_b_2979637.html

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