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フランスのゲイカップルが初の同性結婚式を挙げました

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 5月29日、フランスのモンペリエでバンサン・オータンさん(40)とブリュノ・ボアローさん(30)が、同国で同性婚が認められて以降初となる同性結婚式を挙げました。

 オータンさんは観光事務所職員で同性愛者団体の代表も務めていた方。ボワローさんは国家公務員。二人は6年前、オンライン上で知り合い、音楽などの趣味を通じておつきあいを始めたそうです。
 モンペリエ市庁舎でエレーヌ・マンドロー市長が式を執り行い、二人は、約600人のゲストと報道関係者が見守る中、誓いの言葉を述べ、キスを交わしました。
 自身も感動した様子のマンドロー市長が「あなた方が法により結婚で結ばれたことを、ここに宣言します」「夢が現実になった。歴史的な一日だ」と述べると、会場からは拍手喝采が起こり、フランク・シナトラの「恋と結婚(Love and Marriage)」が流れました。ナジャット・バロベルカセム女性権利相兼政府報道官も出席しました。また、オープンリーゲイで元文化相のジャック・ラング氏からも祝辞が贈られました。
 オータンさんは式の後の短いスピーチで、「愛は憎しみを超える。自分を愛そう。私たち自身を愛そう。これは重要なことだから」「合法化のために闘ってきた人たちに感謝したい」と述べ、何度も涙を流しながら支持者や家族に感謝の気持ちを伝えました。
 その後、二人がバルコニーに出て、市庁舎の前に集まっていた方たちに手を振り、キスをすると、拍手と「エガリテ(平等)」といった歓声が起こりました。
 オータンさんはCNNのインタビューに応え、「フランス共和国は本日、同性愛者が剥奪されていた権利を返してくれた。組織的な差別に終止符を打つものだ」と語りました。また、ボワローさんさんは「子どもが欲しい。我々にとって重要な価値観を引き継ぎたい。孫やひまごも欲しい」と語りました。

 この日、同性婚反対派の抗議が過激化してきたこともあり(26日には数万人もの反対派がパリでデモを行い、一部が暴徒化)、警察は100名以上の警官を配備して厳重な警備にあたっていました。市庁舎の前には、結婚を祝福する多くの同性婚支持者が集まり、また、少数ながら集まった反対派とみられる人たちが発煙筒をたくなどしましたが、暴力行為は報告されなかったそうです。
 式に駆けつけたゲイの方は「合法化はうれしいが、同性愛者への憎しみが表面化している。社会はこの危機を乗り越えないといけない」と語っていたそうです。

 


フランス初の同性婚カップル誕生、男性2人が愛誓う(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2946907/10821440

仏で同性婚1号 根強い反対 厳戒態勢(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013053102000117.html

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