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ニュージーランドで同性婚ラッシュ

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ニュージーランド・ロトルアの博物館で
結婚式を挙げた2組のカップル
 ニュージーランドは今年4月、国会で同性婚法案を可決し、世界で14番目、アジア太平洋地域で初の同性婚を認める国となりました。そして8月19日、同性婚法が施行され、この日だけで30組以上のゲイやレズビアンのカップルが結婚しました。

 19日の当日は、ラジオ局2局が同国初の同性結婚式を朝の番組で生中継しようとしのぎを削っていましたが、結婚許可証を発行する役所の窓口が業務を開始した午前8時30分すぎ、2組の式がほぼ同時に行われました。
 そのうちの1組、タッシュ・ビタリーさんとメル・レイさんはオークランドの教会で結婚式を挙げました。レイさんは「まさに歴史的瞬間です。他の国でも同じようになればいいのですが。そしてニュージーランドの人たちが、誰を愛するかに関係なく万人に価値と尊厳があるということに気付いてくれればいいのですが」と語りました。

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 また、ニュージーランド航空はオークランド発クイーンズタウン行きの早朝便で、14年近く一緒に暮らしていたレズビアンカップル、リンリー・ベンドールさんとアリー・ワニカウさんの機内結婚式を行いました。二人は6歳から9歳まで3人の子どもを育てていて(「ママたちを結婚させてあげて」という手描きのポスターを掲げ、パレードにも参加していたそうです)、この式にも立ち会いました。
 また、この式には、ドラマ「モダンファミリー」で知られるオープンリー・ゲイの俳優、ジェシー・タイラー・ファーガソンも立ち会いました。ファーガソンは「リンリーとアリーの歴史的で喜ばしい瞬間に立ち会うことができたことを、心からうれしく思います。結婚の平等はパートナーであるジャスティンと私にとっても、非常に大切なことです」と語りました。
 式に続き、サプライズで聖歌隊が登場し、同性婚の法案が通過した際にニュージーランド国会でも歌われた伝統的な愛の歌「ポカレカレ・アナ」を披露しました。
 リンリーさんは、「私たちの交際が公式に認められる機会をずっと待っていました。新婚と呼ばれることに心から喜びを感じます。3万フィートの上空で、子どもたちや友達、家族の前で結婚式を挙げることができたのは、ただでさえ思い出深い1日を、より一層特別なものにしてくれました。しかも、ジェシーが式に参列してくれたなんて、まさに驚きです。私たちは『モダン・ファミリー』の大ファンですから!」と喜びを語りました。
 ニュージーランド航空のチーフ・ピープル・オフィサー、ロレイン・マーフィー氏は「機上での式は、新しい法律の施行を記憶に刻む、印象的な方法だったと思います。機内は本当に陽気でおめでたい雰囲気に包まれ、誓いの言葉の後に沸き起こった拍手には胸を打たれました。ニュージーランドの多様性を象徴する、素晴らしい式でした」とコメントしました。

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 それから、この機上結婚式と同様、旅行会社がオーストラリアのカップルを対象に同性結婚式を企画しており、300件もの応募の中から、ニューサウスウェールズ州在住のポール・マッカーシーさんとトレント・キャンドラーさんが、ニュージーランドで挙式する初のオーストラリア人ゲイカップルに選ばれました。
 二人の結婚は自国では認められませんが、マッカーシーさんは「歴史的にも重要だし、僕たちの個人生活のなかでも重要な一歩となる」と語りました。オーストラリアの同性婚推進団体「Australian Marriage Equality」によると、約1000組のオーストラリアの同性カップルがニュージーランドに行って結婚する意思を示しているそうです。
 ほかにもロシア、アメリカ、香港、イギリス、シンガポール、マレーシア、ガイアナ、ベルギーの同性カップルがニュージーランドでの結婚に関心を示しているそうです。

 

ニュージーランドで同性婚認める改正法が発効、結婚式ラッシュ(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2962485/11214716

同性婚合法化のNZで“機上婚”、3万フィート上空でカップルが挙式。(ナリナリドットコム)
http://www.narinari.com/Nd/20130822676.html

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