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【訃報】ディスコの時代から活躍してきた大御所中の大御所、DJ A-ichiさんが急逝

 

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 ディスコの時代から活躍し、日本の現役ゲイDJとして最も長いキャリアを誇る大御所、DJ A-ICHI(エイイチ)さんが5月17日、くも膜下出血により、急逝されました。享年55歳でした。
 
 A-ICHIさんは、まだクラブがなく、ディスコだった時代の1979年に大阪のゲイディスコ「パイプライン」でDJデビューし、今となっては貴重な(おそらくA-ICHIさんしかできない)しゃべりながら音楽をかけるDJスタイルも修得し、「クロス」「ソウルファクトリー」など、さまざまなディスコでプレイするようになりました。80年代半ば、大阪に「GENESIS」というクラブが誕生し、A-ICHIさんは80年代終わり頃には「GENESIS」のメインDJとなり(いわば、クラブ創成期のスターDJでした)、「GENESIS」で開催された関西初のゲイナイトにも立ち会いました。その後も堂山「EXPLOSION」でのゲイナイト「REWIND」のレジデントDJをつとめるなど、さまざまな活躍を見せます(「東のNAO NAKAMURA、西のA-ICHIとも言われるようになりました)。2000年代には拠点を東京に移し(その頃、『バディ』誌にロングインタビューが掲載されました)、「30代でないと」のレジデントをはじめ、多くのパーティに出演するようになりました。
 20歳のときから35年間もプレイし続けてきたベテラン中のベテラン、超大御所DJであり、時代の生き証人とも言える方でした。
こちらのインタビュー記事が、A-ICHIさんの経歴や音楽観、人となりをよく伝えるものになっています。ぜひご覧ください)

 そんなスゴイ方であるにもかかわらず、A-ICHIさんには少しも尊大なところがなく、若々しく、いろんなパーティに顔を出し、誰に対しても気さくに振る舞い、多くの方に親しみをこめて「えーちゃん」と呼ばれ、愛されていました。Twitter上で、追悼とともに感謝の言葉があふれているのを見るにつけ、あらためて本当に素晴らしい方だったんだなと感じさせられます。
 また、長年連れ添ったパートナーの方と昨年8月、結婚式(交際15周年記念パーティ)を行っていました。
 5月19日、高島平霊園にてお通夜が行われ、クラブ関係者だけでなく、たくさんの方たちが詰めかけ、A-ICHIさんと最後のお別れをしました(お棺の中で安らかに眠る姿を見て「えーちゃん…」と思わず嗚咽を洩らす方も…)。このお通夜もそうですが、20日のお葬式では、パートナーの方が喪主をつとめていました(ご親族との信頼関係なしにはできないこと。感動しました)。お葬式の際は、パートナーの方がスピーチし、A-ICHIさんに出会ってどれだけ幸せだったかということを語ったそうです。そして、お別れの際には、お棺の中のA-ICHIさんにキスし、涙を誘ったそうです。
 
 ディスコ(DANCE CLASSIC)やオネハ(歌モノHOUSE)で本当にたくさんの人たちにハッピーな時間をプレゼントしてきたA-ICHIさん(最後の出演となったのは、5月5日に二丁目の「XANADU」で開催されたオネハイベントだったそうです)。音楽を愛し、フロアを愛し、人を愛し、愛され、リスペクトされ…ある意味、ゲイの幸せの象徴のような方でした。天国で安らかにお眠りください。


【追悼イベント】
DJ A-ICHIを偲ぶ会
6月1日(日)19時〜23時
@WORDUPBAR
※通常営業
※当日は平服でお越しください
19:00 - 19:20KEMBOW
19:20 - 19:40DJ SHINZY
19:40 - 20:00tecchin
20:00 - 20:20DB1000
20:20 - 20:40Katsuyuki
20:40 - 21:00POPPO
21:00 - 21:20DJ sAtoshi
21:20 - 21:40YUME
21:40 - 22:00DJ JOJO
22:00 - 22:20ちあきなおみSHOW(エスムラルダ&メイリームー)
22:20 - 22:40M☆NARUSE
22:40 - 23:00DAI
23:00 - 23:20DJ SAWA

 

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