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ベトナムで同性婚禁止法が撤廃されました

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2014年のハノイプライドに参加した
ゲイとレズビアンのカップル
 2013年10月、「ベトナムで同性カップルが事実上の結婚生活を送れるようになります」という記事をお送りしました。
 その後、2014年6月には、国会で婚姻家族法の改正案が可決され、代理出産が限定的に認められるとともに、同性婚の禁止規定が撤廃されました。
 その改正法が、この1月1日に施行されました。
 ベトナムではこれから、同性結婚式ブームが起こりそうです。
 
  ただ、2013年10月の時点では、財産の共有など、男女の夫婦に近い制度保障が謳われていましたが、同性愛者に対する偏見がまだ根強く、同性婚に反対す る声も依然として多いため、2014年6月の法改正では、社会保障の部分が削除され、パートナーとしての権利は認められませんでした。結果、日本と同様、結婚式は堂々と行うことができる(罰せられることがなくなった)ものの、法的保護は何もない…という状態になりました。
 
 しかし、東南アジアで同性婚に向かってアクションが起こったのは初めてのことです(同じ東南アジアでも、シンガポールでは昨年、 最高裁がソドミー法を存続する裁定を下し、インドネシアでは同性愛が罰せられる地域があり、ブルネイでは死刑となる法律が通っています)。「ベトナムが同性婚禁止を撤廃した」というニュースは海外でも大きく報じられ、ベトナムのイメージは寛容で受容的なものに変わりました(LGBTの旅行者を呼び込もうとするプロモーションとも受けとめられています)

 シンガポール国立大の研究者、Jamie Gillenは、「今回のことは、ベトナムを東南アジアのリーダーへと押し上げた。シンガポールは同性間の性行為を禁じる法を追認したが、ベトナムは寛容で安全な国へ向かって飛躍しつつある」と語ります。

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テッド・オシウス大使(右)とその
パートナー(左)、二人の赤ちゃん
  マイノリティの権利団体である「社会経済環境研究所」の法学アドバイザー、Luong The Huy氏は、「ベトナムの社会はいつかゲイ&レズビアンを受け容れなくてはいけないと言われています。今回の法改正はこの国を『同性婚が社会にとって害悪ではない』と示すものです」と語ります。
 彼はまた、先頃ベトナムに赴任し、アジア初のオープンリーゲイのアメリカ大使となったテッド・オシウス 氏がポジティブな影響を与えていると語ります。「テッド・オシウスはとても成功したゲイの人物として、とてもいいイメージで迎えられています。アメリカ大 使がゲイだということで、我々は市民社会からさらなるサポートを得られるでしょう」
 

Vietnam abolishes ban on same-sex marriage(Pinknews.co.uk)
http://www.pinknews.co.uk/2015/01/08/vietnam-abolishes-ban-on-same-sex-marriage/

「人道的目的」の代理出産を容認、同性婚禁止規定も廃止(VIETJO)
http://www.viet-jo.com/news/law/140620052613.html

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