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LUSHが同性カップルにも結婚祝い金を支給、「WE BELIEVE IN LOVEキャンペーン ~LGBT支援宣言~」も実施

2015年01月10日

 LGBTフレンドリーなことで知られるイギリスのハンドメイドコスメブランド「LUSH(ラッシュ)」。2013年9月からロシアの反同性愛法に対して抗議の声を挙げ、全世界で署名活動を実施、700万人超の声をロシア大使館に届けました。ラッシュジャパンも同じ趣旨のバレンタイン・キャンペーンを展開し、TSSA2013で企業賞を受賞しています。
 そのラッシュジャパンが、1月23日から「WE BELIEVE IN LOVEキャンペーン ~LGBT支援宣言~」を実施し、LGBTの従業員のための社内人事制度の改定も行うそうです。

「WE BELIEVE IN LOVEキャンペーン -LGBT支援宣言-」は、セクシュアルマイノリティが自分らしく暮らせる社会の実現を目指し、1月23日から2月14日まで展開されるキャンペーンです。
・日本全国約140の「LUSH」の店舗に設置される宣言ボードに手書きのハートを描いてもらい、LGBT支援を宣言(「ハート=賛同」としてカウント)
・ハート形商品など、さまざまな形のハートや愛のカタチをを持って写真を撮り、#LGBT支援宣言をつけてFacebookやTwitterでシェア
・オンラインでLGBT支援への賛同を表明(オンライン署名サイト「Change.org」で同キャンペーンへの賛同者を募り、その賛同の声を、LGBT支援に取り組んでいる地方自治体に届けることで、今後それらの自治体が支援事業をさらに推進しやすくなるような環境づくりを目指します)
 
 さらに、ラッシュジャパンとしても「LGBT支援宣言」を行い、社員に向けてLGBTの理解浸透を目的とした説明会を実施。1月23日からは、男女が結婚した時に与える結婚祝い金や結婚休暇などの福利厚生を同性間のパートナーにも平等に与えるといった人事制度の改定や、採用ポリシーにおける差別禁止規定の制定、採用時のエントリーシートおよびWeb新規会員登録時の性別記載の変更を実施するそうです。

 キャンペーン特設サイトによると、「LGBT支援宣言」とは、誰もが自分らしく生きられる社会を目指し、多様なカタチの愛を応援するための宣言です。「個人として宣言することで、その家族や友人、同僚などのLGBTが不安を和らげ自分らしく生きられる環境に近づける、また、企業として宣言することで働きやすい環境を提供する、行政として宣言することで自分らしく暮らせる社会に近づけるなど、様々な人が様々なレベルで宣言および行動することで、誰もが自分らしく暮らせる社会への実現に近づくと考えます」
 また、特設サイトには、「LGBTって知っていますか?」という特集記事が掲載されているほか、各界の著名人をはじめとする同キャンペーンへの応援メッセージも順次掲載予定だそうです。

 

同性婚にもお祝い金支給 セッケンの「LUSH」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASH185JVNH18ULFA024.html

LGBTを含むセクシュアルマイノリティが自分らしく暮らせる社会の実現を目指し「WE BELIEVE IN LOVEキャンペーン ~LGBT支援宣言~」を実施(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/adv/enterprises/release/detail/00110795.html

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