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ミュージカル界のレジェンド、ジョエル・グレイがカミングアウト

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 1966年のミュージカル『キャバレー』で演じたMC(ステージを仕切って盛り上げるホスト)役でトニー賞を受賞し、1972年公開のミュージカル映画『キャバレー』ではライザ・ミネリとともにアカデミー賞を受賞した俳優のジョエル・グレイ(82歳)が1月28日、ゲイであることをカミングアウトしました。
 ジョエル・グレイは『キャバレー』の後も、ミュージカル『シカゴ(Chicago)』(「ミスター・セロファン」を歌うエイモス・ハート役)や『ウィキッド(Wicked)』(オズの魔法使い役)にも出演し、ミュージカル界のレジェンドと呼ばれる存在になりました。俳優のほか、歌手やダンサー、フォトグラファーとしても活躍しています。1958年に女優ジョー・ワイルダーと結婚して2人の子どもをもうけましたが、1982年に離婚しています。
 
 ジョエルは芸能誌『People』のインタビューの中で、「レッテルを貼るのは嫌いだけど、もしどうしてもと言うなら、私はゲイだ」と語りました。オハイオ州クリーブランドに生まれ育ったジョエルは、子どもの頃、ゲイが(性的指向を理由に)逮捕されたという話を耳にしていました。「同時に、女の子と同じくらい男の子に惹かれはじめていたんだ」。また、彼がデビューした当時のエンターテインメント業界では、ゲイであることを公にすることは不可能だと感じていたそうです。
 ジョエルがゲイであることは、友人や家族も以前から知っていたそうです。娘のジェニファー・グレイ(1980年代、『フェリスはある朝突然に』『ダーティ・ダンシング』といった)は、父がゲイだと公に宣言することで、父が楽になり、また十分に安全なのであれば、喜ばしいことだと語りました。「今や大勢の人たちが自由に、本当の自分を生きているし、自分自身を受け入れて愛し合えるようになっている。虚実半々だとしても、それは自由よ」

 なお、ジョエル・グレイが82歳でカミングアウトした背景には、ブロードウェイやTVドラマなどで活躍してきた俳優のニール・パトリック・ハリスの存在があったそうです。
「ニールはあらゆる面でスターでありながら、父親でもある。チャーミングで才能あふれる実力派俳優でありながら、自分の生き方を貫いている。ニールは私にとってヒーローの一人だ。すべてにおいて秀でた人間でありながら、自分をまったく偽らないところが素晴らしい」とジョエルは最大級の賛辞を贈っっています。
「私がニールみたいな売れっ子だった頃は、自分のセクシュアリティを語る人は皆無だった。性の問題はひたすら隠すのみとされた。俳優生命に関わるからね。とても恐ろしかったよ。もし人に知られたら、役者人生は終わったも同然だった。しかし今は違う。大切なのは自分を偽らないこと。自分自身を受け入れることだ。自分が何であれ、自分とは素晴らしい存在なのだから」

 


米俳優ジョエル・グレイが同性愛を公表、ミュージカル界の大御所(AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3038070

Broadway Legend Joel Grey Opens Up About His Sexuality(People)
http://www.people.com/article/joel-grey-gay-cabaret

ゲイを告白したミュージカル界の大御所がニール・パトリック・ハリスを称賛(海外ドラマNAVI)
http://dramanavi.net/news/2015/02/post-3429.php

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