g-lad xx

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【5周年のご挨拶】

「g-lad xx(グラァド)」が正式にオープンしてから、5年が経ちました。
 ここまでやってこれたのは、読者のみなさん、応援してくださった方々のおかげです。ありがとうございます。

 「g-lad xx」は2010年5月27日、ゲイ(をはじめとするセクシュアルマイノリティ)の方たちが少しでも前向きな気持ちになれるよう、肯定的な(「ステキ!」と思えたり、勇気が出るような)情報をお伝えしていこうということで、「マグネット・オム」という会社で立ち上げた総合情報サイトです。本当は、もっとゲイシーンで活躍する人たちをフィーチャーし、写真を撮り下ろしたり、ゲイタウンの情報をお届けしたり、アプリと連動したり、英語版を出したりということも考えていました。が、同年11月、会社が突然無くなり、頓挫しました。しかし、せっかく立ち上げた「g-lad xx」を無くしてしまうのはもったいない、ということで、ゴトウが個人的に譲り受け、ボランティアベースで続けていくこととしました。
 以降、作家さんにも謝礼を出せなくなったため、ほぼゴトウが独力で(本業の合間に)書いています。そんななかでも、作家の樋口めぐむさんや白鳥健治さんが小説を寄稿してくださったり、アメリカ在住のRyoji Okabeさんが英文ニュースを翻訳してくださったり、応援をいただくことができました。ゲイシーンのたくさんのイベントオーガナイザーの方たち(とりわけShangri-Laの吉田さん)、ArcHさんやAiSOTOPE LOUNGEさんなどもいつも快く取材に協力してくださいました。広告を出稿してくださった皆様、情報をお寄せくださった皆様などにも、心より感謝申し上げます。(とりわけ、樋口めぐむさんには深く感謝しています。もうやめてしまおうか…と思いながらも、なんとか続けてこられたのは、樋口さんの連載が終わるまでは頑張らなくては…という気持ちがあったからでした)

 この5年の間、ほぼ個人サイトとして細々とやっているわりには、なかなか充実した記事をお届けできたかと思います。アメリカのゲイクルーズ、台湾のパレード、日本のパレード(札幌から沖縄まで)やレインボー祭り、映画祭、NLGR、たくさんのクラブパーティ(Shangri-Laからちょいエロイベントまで)、TSSAなど、本当に多彩なイベントを取材することができました。議員さんや結婚式を挙げたカップル、支援してくれているストレート(アライ)の方など、いろんな方にインタビューもできました。
 中野区にあるゲイのメッカと言われるジムで「サイト見たよ。中野区に石坂さんみたいな人がいるなんて知らなかった。教えてくれてありがとうね」と声をかけていただき、感激したこともありました(やっててよかったと思えました)
 
 振り返ってみると、5年前に立ち上げた当時は、情報メインのポータルサイトはほとんどない状況でした。が、今はたくさんあります。
 また、渋谷区で同性パートナーシップを認める条例が実現したことに象徴されるように、この5年間で、世間のLGBTに対する視線や態度は驚くほどの変化を遂げました。たくさんの企業が支援してくれるようになり(社内でも職場環境改善に乗り出し)、メディアでLGBTという言葉を見ない日はないくらいになりました。
 正直、「g-lad xx」はもうそろそろ、役割を終えたのかな…と思うこともあります。
 震災以降の政治状況の変化もあり、自分自身の生活や意識の変化もあり、いつまでこれを続けるのか…と自問自答しながら。
 それでも、「g-lad xx」だからこその存在意義(20年間ゲイシーンの濃い部分を見続けてきたゴトウだからこその何か)がきっとあるはずだし、1人でもこのサイトを見て「よかった」と思う方がいてくれる限りは続けていこう、と自分を奮い立たせているところです。
 これからも、本業が忙しいときなどはあまり更新できなくなったりするかもしれませんが、できる範囲でマイペースに記事をお届けしていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

g-lad xx
後藤純一

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