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バンクーバー・プライドのクラブパーティで市長がDJ!

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 7月27日〜8月3日、カナダのバンクーバーで「バンクーバー・プライド・パレード&フェスティバル」が開かれました。今年で37回目を迎えるこのフェスティバルは、LGBTを支援するNPO「バンクーバー・プライド・ソサエティ」によって運営されており、期間中は様々なイベントが開催されますが、7月27日に開かれた「プライド・パーティ」では、バンクーバーのグレゴール・ロバートソン市長がゲストDJを務めたことで話題になりました。ちなみにこのクラブパーティは、ロバートソン市長を支持する政党「ヴィジョン・バンクーバー」が主催しているというから、スゴイ!
 ロバートソン市長は、おそらく世界一有名なドラァグクイーンのルポールの冠番組として人気を博したTV番組「ルポールのドラァグ・レース」シーズン5の優勝者、ジンクス・モンスーンと共にステージに立ち、会場を盛り上げました。

 カナダは、世界的に見てもかなり早く、2005年には同性婚を承認しています(他国の同性カップルにも結婚証明書を発行する唯一の国です)。そんなカナダでも、LGBTの平等が完全に達成されているというわけではなく、カナダの刑法と(バンクーバーのある)ブリティッシュコロンビア州の人権法ではヘイトクライム法(特定の集団に対する憎悪犯罪を防ぐ法)に性自認が含まれていない=トランスジェンダーが保護されていないそうです。そのため、「バンクーバー・プライド・ソサエティ」は、トランスジェンダーも対象とするよう法律を改正することを求めるキャンペーンを展開し、この法改正を支持すると誓約書にサインしなければプライド・パレードには参加できないと発表しました。ロバートソン市長はこの法改正を支持しており、パーティの参加者にも支援するよう訴えました。一方、この法改正に否定的なブリティッシュコロンビア自由党は、プライド・パレードへの参加を拒否されたそうです。

 そして、「プライド・パーティ」が行われた7月27日、バンクーバーの市庁舎に、レインボーフラッグだけでなく、初めてトランスフラッグ(トランスジェンダーのシンボルであるブルーとピンクのストライプの旗)も掲げられました。ここにもロバートソン市長は姿を見せ、市庁舎の前で地元のLGBT活動家でドラァグ・クイーンのジョアンEさんとともに、LGBT支援をアピールしました。


 ちなみに、バンクーバーといえば、この6月〜7月に女子サッカーW杯が開催されましたが(優勝後、アメリカのアビー・ワンバック選手が妻のサラさんに駆け寄ってとキスしたことも話題になりました)、2010年のバンクーバー五輪の際と同様、今回も「プライドハウス」が設けられたそうです。「プライドハウス」はセクシュアルマイノリティのアスリートやスポーツファンたちが安心して集まり、社会への理解を広める場として支持を集め、バンクーバー五輪以降、ロンドン五輪、2014年FIFAブラジル大会などでも設置されてきました。2020年の東京五輪でも「プライドハウス」ができるといいですね。




バンクーバーのプライド・パレード、市長がDJになってブチアゲ【LGBT】(The Huffington Post)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/05/vancouver-mayor-djs-pride-party_n_7937192.html

バンクーバーに「プライドハウス」 女子W杯開催中に性的少数者への理解広める(バンクーバー経済新聞)
http://vancouver.keizai.biz/headline/2079/

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