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IT企業のガイアックスがLGBT支援宣言を発表 

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 ソーシャルメディアの構築・運用代行を行う株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区 売上高:約43億円 従業員数:128人)は8月27日、(ラッシュジャパンと同様の)LGBT支援宣言を発表しました。2016年度には結婚祝い金や休暇などの福利厚生を同性パートナーがいる社員にも平等に提供するよう人事制度の改定を行う予定だそうです。また、採用ポリシーにLGBTを差別しないことを規定し、採用エントリーシートと履歴書の性別欄を不問または自由記入とするほか、継続的にLGBTフレンドリーで多様性のある職場環境を維持するため、人事・採用責任者や執行役を含めた計6名で構成されるLGBT委員会を設置するそうです(同委員会は同社のLGBT社員への相談窓口ともなるそうです)

 同社は、この6月にLGBTについての全社員向け研修を実施しており、今回のLGBT支援宣言につながったほか、今後の動きとして、同社と同じ規模感のIT企業と連携して、IT業界全体でLGBTフレンドリーになることを目指すと述べています。具体的には同社らが展開しているIT企業での合同新人研修「シェア研修」のように拡げていきたいといいます。

 先にお伝えした『日経ビジネス』のLGBT特集のなかの「『7.6%』の実像」というインタビュー記事にも、ガイアックスでLGBT向けコミュニティサービスの開発を手がける榎本悠里香さんが登場しています。
 榎本さんは2012年に新卒でガイアックスに入社し、選考段階で人事の人にレズビアンであることをカミングアウトし、入社後も周囲の人にはオープンにしていました。初めは「みんなポジティブに受け入れてくれるので、正直、LGBTを支援する必要があるとは思っていなかった。『結婚したくなったら海外に行けばいい』ぐらいに思っていた」という彼女も、徐々に気持ちが変わり、「今、思春期を迎えていたり、これから生まれるLGBTの子どもたちが、同じように堂々と生きていける環境を作る使命があるのでは」と思い始めたそうです。そうしたなかで、今年1月にガイアックスがLGBT関連事業を手がけるLetibee(レティビー)に出資することになり、志願して出向しました。それとともに、ガイアックスもLGBTフレンドリー企業になることを目指し、今回のような制度変更を提案したそうです。
 彼女は今はLGBT向けのコミュニティのアプリケーション開発を担当しているそうです。「今までLGBTの人たちは横のつながりがなく、気兼ねなくいろいろな話を聞いたり、相談できるコミュニティがありませんでした。自分も思春期の時、LGBTの人がどのような仕事をして、暮らしているのかが見えませんでした。次の世代のためにも、コミュニティを作ることが大切だと考えています。もちろん、LGBTの消費行動データを活用するなど、ビジネスとして成り立たせて持続させることが前提です。世の中を変えるには、経済的な魅力で企業を動かすのが早道なのですから」

     
 
ガイアックス、「LGBT支援宣言」!採用は性別不問エントリーシートに(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/adv/economy/release/detail/00141232.html

ガイアックス、"LGBT支援宣言"で同性パートナーにも結婚祝いなどの福利厚生(マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/news/2015/08/28/394/

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